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Googleのペナルティを避けるための基本的な6つのポイント

SEO古い情報箱
2014年09月21日_googke-penalty-6

久々なので、基本的な?事について触れていきたいと思います。どうしたらGoogleのペナルティを避ける事ができるか、という内容です。

この考え方自体は「誰のためのサイト運営なんだ」という考え方をするとナンセンスな部類に入ります。
しかし、世間はまだまだ昔からの理屈で動いております。加えてGoogleも万能ではありません。

ここ最近いろいろブラックなところからの脱出であったり、あわよくば回復のようなこともやってきたのですが、基本的な所で転んでいるケースが多いなと思う次第です。

元記事はこちら。WeBlogBetterからの記事です。

How to Avoid a Google Penalty or Manual Action :
https://weblogbetter.com/how-to-avoid-a-google-penalty/

この記事では、6つの項目に分けて、ペナルティを避けるためのポイントがまとめられています。恐らく日本できっちSEOを情報収集しながらやっている方にとっては、既知のものかなと思います。しかしあちらのSEOはかなりえげつないので、こういったコンテンツもいるかなと。

記事からは項目だけピックアップし、内容については当ブログの方で書いていきます。

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1.リンクを買ったりスワッピング(交換)してはならない

160_F_25789200_kEfqmcDW0b4OqjIWcrHLMKUYNtvCz3AZGoogleはSEO目的でのリンク売買を認めていません。

海外には「このリンクを張ってくれたら、次の人があなたのリンクを含めたリンクを張ってくれるよ」といったサービスや、もっとシンプルにバルクリンク(大量のリンク)を販売しているサイトは山のようにあります。そういったものを排除するためにGoogleは戦っています。

海外系でよくあるのは

  • ○○というツールで10万件のサイトからリンクを集めるよ、証跡が欲しい人は別料金ですよ
  • Wiki系のリンクを 1万件貼りますよ
  • 2ティア型のピラミッド型になっているリンクサイト群から、10本、PageRank4からのリンクを張りますよ
  • プロフィール系のサイトに一括登録してそこのURL欄からリンクを張りますよ

といったものです。しかも安いです、単発系は高くたって10ドル程度です。

なぜ安いの?

なぜ安いのかというと、ツールがあるからです。

名前を出すと良くないと思うので出しませんが、王道的なものがいくつかあり、それらはいわゆるコメントスパムフォーラムスパムなんかを中心とした機能を持っています。皆さんのフォームに来るスパムポストは基本的にそういうものから来ていると思ったほうがいいです。

こういったリンクは百害あって一利なしです。提供元が自ら「ペンギン・アップデートに引っかかるかもしれないから直接大事なサイトには使わない方がいリンクですよ」とおしえてくれる親切(?)なケースも有ります。

うちはどうなんだろう?と不安になった方は、ウェブマスターツールからバックリンクのリストがてにはいりますので、ダウンロードして、怪しげなサイトがないかチェックしてみてください。

不自然な相互リンクもおすすめできない

相互リンクなんかも一時効果的とされましたが、ちゃんとサイトテーマが一致していないと、せいぜいクローラを呼びこむくらいの効果しか無いな…というのが最近の感想です。

無料で出来て自分で頑張れる手段として、相互リンク獲得に勤しんでいた方も少なくないかと思いますが、今からでも遅くないので、リンク外し or 最悪、リンク集ページを消して404にしてインデックスから排除するなどを行ったほうが良いかもしれません。

また、相互リンク募集!みたいなものはやめたほうがよいです。ナチュラルに集まったリンク以外は評価されない、と考えたほうがいいです。中長期的には。

2.検索エンジンのためにコンテンツを作るな

160_F_38207603_9gF7M2wySTVieROQEdzk1KkGPORVQO0Qこれは解釈の仕方が難しいなと思うところですが、集客のためにコンテンツを作ること自体は問題ないでしょう。自社のサービスや商品へファーストタッチしてくれる潜在客を増やすために、買い手が興味をもつコンテンツをフックとして作るのは自然です。

良質なコンテンツを作っていれば自然とお客さんは集まる、という事を聞くことがありますが、そこまでシンプルな世の中ではありません。「おいしいパンを作って、素直にチラシを書いて配れば自然とお客さんが来ます」とパン屋がコンサルに言われたら「えー、そんなに簡単じゃないよ」と思うのと同じです。伝えるための努力は必要です。

検索エンジン経由で意思疎通をするテクニック

買い手に価値を伝えるために、検索エンジン経由でメッセージを、上手く伝わるように発信していく、そのためのテクニックは必要です。それが下記のような個別具体論・テクニック論です。

  • 検索者が入れるキーワードがタイトルとデスクリプション両方に入っているか?(デスクリプションにも入れるのは書き換え対策のため)
  • FetchAsGoogleして正常にレンダリングされるか?
  • サイト内部の関連ページからリンクを張ったり構造化データを使ったりして、検索エンジンに、何についてのページか伝わりやすいようにしているか?
  • などなど…

検索エンジンのためにコンテンツを作るなというのは、

「なんのために何を伝えたくてコンテンツを作るのか、が明確ではないまま、ひとまず特定のユーザー層のインプレッションやクリックを集めるために、SEOのことだけ考えて作るのはやめよう」

という意味だと解釈しています。

実際そういった作り方をすると上位表示してもCTRが低かったり、ランディングした後の直帰率がえらい高止まりしてしまい、事業に貢献しないなんていうことが起きてしまいます

3.スパミーなサイトや記事にはリンクするな

GoogleのPageRankアルゴリズムを考えると、リンク=投票です。なので、スパミーなサイトや記事にリンクすることはそういったサイトに投票していることになると言えます。

リンクすることでサイトの品質を低く見られたり、何らかのフラグが立つことは、おそらく無いでしょうが、つながりを作ってしまうのは気持ちのいいものではありません。お客さんが見た時に「節操が無いな」と思われるのもマイナスです。

相互リンクには要注意

従いまして、相互リンク依頼などは注意して対応することをおすすめします(迷うくらいなら断ったほうが良いかと)

SNSで知らない人と友だちになってはいけないのと同じように、知らない人と相互リンクを張るのはやめた方が。

4.他人に自分のサイトでコンテンツを書かせるなら要注意

ゲストポストについては、海外でもAnn Smarty氏のMyBlogGuestがペナルティを受けたことでいろいろと話題になりました。

▼Ann Smarty of MyBlogGuest Responds To Google Penalty – Search Engine Journal : https://www.searchenginejournal.com/ann-smarty-myblogguest-responds-google-penalty/95325/

日本はおとなしいですが(丸パクリとかいろいろありましたけれど)海外は、ゲストブログスパムみたいなものもある、殺伐とした世界です。

ゲストブログは、ゲストブログ行為が問題なのではなく

  • 品質の低い量産型記事
  • オリジナルコンテンツではないコピーないしワードサラダなどのどうしようもないコンテンツ

などををゲストブロギングしてバックリンクを集めているケースが多かったため、問題視されています。

ちゃんと運用管理されているならいいんです。

運用は大変…なので狙われた

とは言え運用管理は結構大変です。このコンテンツはどっかのコンテンツのコピーやリライトじゃないだろうか、オリジナルのものだろうか、怪しいリンクは混入されていないだろうか…などをチェックするのは、専門の担当者をつけても良いレベルです。

しかし現実そこまで頑張ってやるサイトは多くはなく、スパマーの良い標的になりました。

日本ではあまりないとは思いますがUGC系の場合は常に気をつけ無くてはならない観点ですね。

5.人のコンテンツをコピーしたりスクラップしてはいけない

これは著作権の観点でも当然ではあるのですが、絶対にしてはいけません。

結構カジュアルに、悪気なく「この文章分かりやすい、うちでも使おう」とコピーする人がいるのですが絶対ダメです。リライトは程度問題ではありますが、トータルで考えるとやめたほうがよいです。

また、他のサイトのコンテンツをコピーして引用として掲載して、ちょこっとだけコメントをつけるようなケースも問題です。引用はきちんとBlockquoteなどで囲まなければなりません。引用が適切な分量でなければ低品質なコンテンツと思われても仕方ありません

ちなみに世の中にはコピーコンテンツを探すツールや、自分のサイトから文章がコピーされたら、相手のUserAgent、IP、参照元を添えてメールしてくれるプラグインもあります。自分の文章ってコピーされてないかなという方は、使ってみてはいかがでしょうか。

後者は、どこを保存したいと思ったかというマーケティング目的でも使えますしね。

6.キーワードの詰め込みや隠しテキストはやめよう

160_F_12824500_WkUAiO68ykKEpmVTCF5v0DVq6rR3KtPgこれは、もはや当然…ではあるのですが、改めて原文では強調されています。前者の詰め込みに関しては無意識にやってしまうケースもあるので、ご注意下さい。

また、何%が適切かなどを追い求めるのは意味がないです。なぜならキーワードの出現頻度はそのコンテンツやワードによって自然な値は違うからです。○%がいい、などと一括で決められるものではないです。最低一個は欲しいですけどね。

まとめ

まずはこの6つをご紹介しました。ここまで読んで、いやいやもっとたくさんあるよやってはいけないこと…と思った方も少なく無いと思います。もちろん、それはそうです。

その第一歩としてこのあたりをまず再確認してみてはいかがでしょうか。

お客さんの目線に立って

  1. 受け手の求めるコンテンツやシチュエーションを把握し
  2. 彼らがその時に検索するキーワードを考え、選定し
  3. そのキーワードで上位表示できるように内部要因・外部要因をおさえ
  4. オリジナルかつ「価値のある(曖昧ですが)」コンテンツを作り
  5. 買い手に対してコンテンツを読んでもらい、自社の存在やメッセージを伝える

という流れが必要ではと思います。そして、その流れの中で「チート」出来る部分はどんどん減っています。

SEOは資産形成だと思って、コツコツと積み上げていく、そんなイメージがお勧めです。

実際、うちの昔のお客さんで

  • リンクをAhrefsで見ても、大した外部リンクはついてない(スパム的なものはもちろんない)
  • 作ったのは6年くらい前、ページは10ページくらい
  • 内部要因は当時きちんと整備した、コンテンツもオリジナルで描き下ろしてそこそこの分量を書いた

というサイトが、なんでか「ある地域名(23区レベル)+業種」で、バックリンクなどの外部要因データだけ見たら負けているはずの競合の中でに5位をキープしています。

いろいろありますね。

何はともあれ、今からSEOを始めるという方は内部要因とサイトコンテンツの拡張を前提とした仕組みの上で作ることを強くお勧め致します。自分でページ追加できないと、なかなか話しにならないと思う今日このごろです。

photo by uair01

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