ブログ記事の入り口として検索エンジンは重要です。 あくまで読んでくれるのは人間ですが、その入口として大きな存在の1つが検索エンジン。
ライティングだけ考えるのではなく、SEOというものも考えないと、今の時代せっかくのコンテンツが埋もれて無駄になってしまうかもしれません。
そんな時にチェックするべき項目をProBloggerのゲストブロガーである、CopyDetectiveのBelinda氏が25の項目としてまとめていました。
もし当てはまるものがあれば、ぜひ改善していただくことをお勧めいたします。
元記事はこちら。 ▼25 Reasons Why Google Hates Your Blog : @ProBlogger
※各項目は元記事から、その下の注釈は私がつけたものです。
25のチェックポイント
25の中で重要なものは見出しを太字にしています。
- 今の読者がどんなキーワードで来てくれているか、知らない。 GoogleAnalyticsなどの解析ツールを入れれば今はすぐにわかります。検索キーワードには読者のニーズが詰まっているので、これからのコンテンツの方向性やプライオリティ、あるいは書きなおすべき記事を見つけるためにもぜひチェックしてみてください。
- どんなキーワードを狙って記事を書くべきか、その探し方を知らない Adwordsのキーワードツールを使うことをお勧めします。あるいはYahoo!リスティング内のキーワードツールでもいいですが、ログインが必要だったりレスポンスが悪かったりもするので、楽なAdwordsをひとまずお勧めいたします。 Yahoo!もOverture時代の、事実上役に立たないアバウドな検索数から、具体的な検索数を出すように変わったので、十分使えます。 ただ、リスティングのアカウントが必要です。
- キーワードの出現頻度を気にしたことがない 出現頻度自体は昔は5%がいいですとか、いや8%にしたら順位が上がったですとかいろいろありますが、今では「やりすぎ」と「やらなさすぎ」だけ気にすればいいと思います。 とは言え、ちゃんとキーワードは入れていかなければ検索エンジンにヒットしないんだというSEOの基礎知識はもっておかないと、なかなか前に獎めないかなと思います。
- キーワードを詰め込んで上位表示しようとしている まだありますかね(^_^;)
- 見出しにブログのメインキーワードが入っていない 一番ラクなのは、ブログ名自体にキーワードが入っていることです。自然と他のサイトからのアンカーテキストにもキーワードが入るので、おすすめです。とは言え不自然になってしまうなら、そこは要考慮です。 なんでもかんでも「キーフレーズ+相談室」「キーフレーズ+ドットコム」などでは、逆に信頼性に問題が出ると思いますので。
- ALTタグをちゃんと設定していない 昔はLynxなどのテキストブラウザや読み上げブラウザのためという文脈が多かったですが、今はSEOの文脈ですね。 入れるに越したことはありません。
- 自分が書いた昔の記事にリンクしない これは結構重要です。サイト内の内部リンク施策において、類似した内容の記事からの内部リンクは、結構重要な指標だとGoogleには思われているようです。 なので、積極的に似たような記事は文中からテキストリンクを貼ってみてください。 海外の有名サイトはほとんどやっています。キーワードにリンクを貼って、それに関する別の記事にリンクをさせるやりかたを。
- 他のブログの記事にリンクしない 読者を逃さない位置で、という前提はありますが、他のブログとのリレーション構築の意味も込めて適度に他のブログの記事は紹介すべきです。また、Googleもそのブログのテーマを判断する時に、外部リンク先もどうやら見ているようです。 なので、類似した内容のサイトにリンクを貼ることは、意味があると考えていいのではないかと思います。
- スニペットを全く気にしたことがない 検索エンジンで最初にユーザが目につくのはスニペット(タイトルとディスクリプション)です。 ここがお客さんとのファーストタッチなわけですので、極めて重要です。この2つは絶対に念入りに考えるべきです。 タイトルは全角30文字までなので、結構悩みます(^_^;)
- URIが検索エンジンにフレンドリーでない これはあまり気にしなくていいと思います。英語圏だと意味があると思うのですが、日本語圏だとそこまで気にしなくてもいいかと。ただもし設定でURLを変えられるなら、英語でいいのでわかりやすい名前をつけるに越したことはありません。
- リンク切れが多い リンク切れはSEO的によくありません。まず、一時的なリンク切れ(404)であったとしても、それだけでインデックス削除の対象になることが多いです。また、リンク切れの多いサイトは全体として「室の低いサイト」とみなされます。これは恐らく検索結果に少なからず影響します。 また、最も大切なのはアクセス者をがっかりさせることでしょう。リンク切れチェックツールの仕様をお勧めします。
- サイトマップがない XMLサイトマップは今や必須です。Googleサイトマップに送信する為です。これによって基本的にすべてのコンテンツをGoogleに登録することができます(ペナルティを受けていなければ) サイトマップは、作ってくれるサイトがたくさんありますし、MTやWordPressなら自動的に作ってくれます(WPはプラグイン必要かもしれません)
- 他のブログからのコピーコンテンツである これは…問題外ですね。 パンダアップデートが施行されている米国などでは、類似コンテンツでもNGです。
- 更新頻度が低い これも大事です。更新頻度の多寡というより、定期的に更新されているかが恐らくGoogleの評価基準の1つになっています。 具体的には、最終更新日ではなく、定期的にコンテンツの追加があるかどうかです。
- 箇条書きを使わない Googleは見出しも含めて構造的なHTMLが大好きです。読む人も楽ですよね。
- どのSNSでも存在感がない 今やソーシャルでの言及度は重要とされています。特に記事のローンチ時に一気にブックマークや言及があると、しばらく検索結果の上位に祭り上げられるようです。(Googleがフレッシュな記事を歓迎するため)
- ブログの記事をソーシャルメディアに投稿しない
- ブログの読者に「コメントを残してね」とアピールしない 日本だと、なかなかコメントは付けて頂けないようです。ただ、今ぜひトライしていただきたいのはFacebookのコメント機能をつけることです。このブログでもやっていますが、ここにコメントが書かれればFacebookに流れます。 これは大事です。
- 最大の流入元を知らない テコ入れをどこにするか、ですね。ちなみにうちのブログはITmediaか、SNSです。検索エンジン経由はそこまで多くないです。
- 賞味期限の短い記事と長い記事の両方を書く 時事ネタは、その場の反応はいいですが時間が経つとただの古い役立たずになってしまいます。 時事ネタだけで攻めるのではなく、5年10年 続くコンテンツを書くことも押す据えいたします。
- 人々が興味のあることを書いていない 書く事自体が目的になるとこうなりがちです。その先のゴールを見つめて、そのゴールを実現するためにコンテンツを書くんですよね。
- ブログに関係のない広告がたくさんある
- SNSへのシェアボタンがない
- ゲストブロガーが完全にコピーの内容を投稿してくる
- 内容がはば広すぎてGoogleがメイントピックを判別できない これは大きいです、なのでコンテンツマーケティングだけ私も別ブログにしたんです。
Googleの使命は、検索者が入力したクエリに対して、最も適切な結果を返すこと。
それを実現するために何をすればいいのか?という観点で先ほどの25項目をチェックしていただくと、いいのではないかと思います。