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テキストコンテンツのLVアップにおすすめなのは、フレームワークなどではなく「○読」

配信日:2023/02/17
発行元:ラウンドナップ・Webコンサルティング
代表取締役 中山陽平
URL:https://roundup-inc.co.jp/

みなさんこんにちは、中山です。暖かくなったり寒くなったり忙しいですね。純粋に年度末だから忙しい方も多いかもしれませんね。

個人的には疲れたら甘酒がおすすめです、飲む点滴と言われますよね。甘いのが苦手な方には甘みを抑えたものもあります。花粉症にも効けばよいのですが…

さて、SNS中心にAI関係の話題が続いております。本日驚いたのは「マリオのステージをChatGPTで作った人がいる」ですね…。どうしたら思いつくんでしょうね!世界の人口は80億人弱といいますが、とはいえ…とはいえ…。

だんだん、AIそのもの発展よりも、それをあらゆることにつなぎ込んでいく人間の想像力と実行力に改めて驚きというか感動を覚えている次第です。やっぱりAIを従えて人間は拡張されていくべきと思うところです。

さておき、今回は文章の話です。

ChatBot式検索をGoogleも入れようとしています。ただそれは「コンテンツ作成」が不要になるわけではありません。

誰でも作れるコタツ記事は価値を失うでしょうが、むしろ「あなたの中のコア・企業の中のコアを、きちんと表現すること」の重要性は上がります。Googleはコンテンツが供給されるエコノミーの中で生きています。この世の変化が止まらない限り。

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大前提として、論理的文章を書けるスキルは誰しも必要

今回お伝えしたいのは、すべての下敷きになる文章スキルの話です。

具体的な話をします。

どうしたら、わかってもらえやすい文章を書けるようになるでしょうか。

ぱっと浮かぶのはフレームワークかもしれません。PREP法、SDS法、○○式フレームワークなどの独自系…

たしかにこれは有用ですが、最初からこれに沿って書いても意外と読みやすくなりません。なぜなら、個々の小さい文節の時点で読みづらいケースが多いからです。

また、先程のようなフレームワークは、全体の構成を論理的につなげることができる前提で作られています。実は中級者向けです。

それより私がおすすめするのは「音読」です。

できればペアで相手の文章を音読し合うのが良いです。

言葉にするとわかる、違和感

音読をする際は、何かしらシチュエーションを作ってください。「○○をお客さんにすすめる」ですとか「○○と質問されたときにどう答えるか」などです。

その上で音読して違和感がある箇所は、文章にすると問題のある箇所です。

具体的には

  • 前の文と論理がつながっていない(話がつながってない)
  • 筋が通っていない(さっきと違うことを言っている)
  • 強引な展開になっている(論理の飛躍)

などが、声に出すと何故か感じられます。

話しながら「あれ、これちょっと無理ある展開だな…」「次話すのってこの内容じゃなくて、こっちでは…?」など浮かんでくるんです。

なかなか感じられないという方はペアで相手に読んでもらうと良いかもしれません。ペアが作れないという方は、音声読み上げソフトでも代替可能です。

ただ、なるべく人間ぽいものをおすすめします。Googleの読み上げなどはちょっと微妙ですね。

私は「VOICEPEAK」というソフトを使っています。かなりリアル。昔読み上げコンテンツでも使っていました。

違和感を感じたら、すぐにそれを言葉に出す

音読は最後まで読むことにこだわる必要はありません。むしろ違和感を感じたらすぐにそれを言葉に出して、メモするなりして文章を直したほうが良いです。

なぜなら、すぐに忘れてしまうからです。

それを繰り返していくと、2つのどちらかのゴールに辿り着きます。

  • 1つは「読み通して違和感のない文章ができる」
  • もう1つは「違和感を消していくと、別の結論にどうしてもたどり着く」

です。あるいは「そもそも書き直したほうがいいな」とスタートに戻るケースもありますが後者に含みましょうかね。

前者は万々歳です、後者はよくあるんですよね、私もあります(そんな人がこのメルマガを書いていて申し訳ないです)

後者はどういうことかというと「そもそも想定していたゴール、つまり結論にたどり着かないところから話を始めてしまっていた」んです。

その出発点から話を始めても、その結論には至らないよというケース。これはなんとなく頭に話が入ってこない、あるいは唐突な飛躍を感じるWebページやランディングページは、分解するとこれが起きています。

クエリによると思いますが、ある程度はチャットボット検索使われると思いますので、ここの対策は必要でしょう。ただ現状まだ分かりませんね、どれがでるか。恐らくGoogleならアンサーボックスとほぼ同じではないでしょうか(推測)

アンサーボックスに出る条件は明確ではありませんが、端的には「必要な情報とそれと繋がるトピックスに関する情報が分かりやすく網羅され、冗長ではなくまとまっている」でしょうか。

どれくらいのクリック率が出るかは分かりませんし、そもそも引用元や出典が出ない可能性も高いですので、この辺は様子見ではあります

なので最初にゴールを決めて、章立てから考える方が良い

これを避ける方法としては「ゴールを決めて、そこに向かう骨組みをまず作る」ことです。いきなり書き始めてちゃんとしたものができるのは、それは上級者。

ゴールとは具体的には

  • これを読んで貰う人に、次どんなアクションを取ってほしいのか
  • 読んだあとに、どういう気持になってほしいのか

です。それを決める。

そして、そうなってもらうために何をどんな順番で話したらいいか、考えて見出しだけ書く。ここで、フレームワークとか、感情のブレとか周辺のテクニックは考えないほうが良いです。

まずはストレートに。実際ほとんどの場合で、ストレートな文章で十分です。作家ではないんですから。歌の練習でいきなりビブラートの練習するようなものです。

行き詰まったら、良いなと思うページを分析する

繰り返していると息詰まるケースもあると思います。その時は「これ読みやすいなー」「すっと頭に入るなー」というページの内容を分解するのも手です。

すっと入ってくるものは、前後関係がきちんとしていて、無駄な情報がなくすべてが結論に収束するようになっています。

文章がうまくなりたいなら多読だ!というのは真実です。ただ、わかりやすい本を選んで多読したほうが良いですね。

文章がうまくなるとトークもうまくなる

こうやってわかりやすく書けるようになると、トークもわかりやすくなることが多いです。話しながら次に何を話したらいいか考えたり、事前にどういう組み立てで話したらいいか、思いつけるようになるからです。

色々付加価値がありますので、ぜひみなさん今後のWebに必要な能力の一つとして、アウトプットの一つに加えてはいかがでしょうか。

では、今回は以上です。

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