配信日:平成24年10月30日(火)
みなさんおはようございます。
WEB戦略ラウンドナップの中山です。
いよいよ、寒いですね。夜の犬の散歩がだんだん辛くなってきました。うちの周りはちょっとふきっさらしなので。とは言え、一緒に走るから結局暑いんですけどね。
さて、先日は日帰りで京都に行ってきました。仕事です。
依頼を頂きまして、取材とミーティング、懇親なども兼ねてあっという間の1日でした。
こうやって、声をかけて頂けるのはありがたいことです。そして、これを読んでいる皆さんにも、ありがとうございます。改めて気を引き締めていこうと、思う今日この頃です。
「おもてなし」という言葉がこれからのキーポイント?
京都に行ったからではありませんが、おもてなし、この言葉は凄く便利な言葉だなと、最近思っています。
なぜなら、これからのマーケティング手法のメインとなる
- コンテンツマーケティング
- インバウンドマーケティング
- パーミションマーケティング( by Mr.Seth Godin )
といった流れにのるために、とても分かりやすい考え方だと思うからです。
ここであえて「流れにのる」と書いたのは理由があります。
押さえるべきは「手法の変化」ではなく「お客さんの変化」
今、先ほどのようなマーケティングが話題になりつつあります。
ただ、なかなか「いったいそれが何でどう今までと違うのか」が分かりづらいのではないでしょうか。また、書いてあるようにやってみたけれども、どうも上手くいっている気がしない、ということもないでしょうか。
その原因のうち大きな物の1つが恐らく
「手法だけを見て、肝心のお客さんの変化を本当の意味で見ていない」
ことにあります。
インバウンドマーケティングにしてもコンテンツマーケティングにしても、なぜこの手法が注目されはじめたかというと、それは
「今のお客さんの考え方にマッチしている、
だからお客さんの心に響きやすい、お客さんを動かしやすい」
からです。
あくまで「人が変わったから、手法も変わった」んですね。
もちろん、画期的な手法の変化が人を変えることもあります。活版印刷や蒸気機関…そういった技術は人を大きく変えてきました。インターネットもそうですね。
でも今回は、そういった革命は起きていません。技術的には別に大した変化は無いです。
では、お客さんはどう変わったのか?
では、お客さんはどう変わったのでしょうか。
その変化を押さえれば
- 自然と「次何をするべきか分かります」
- 手法から入るのではなく、やるべき事をやっていたら気がついたらインバウンドマーケやコンテンツマーケをしていた…といった状況になります
- お客さんの反応は良くなるはずです
といった効果があります。
…
では、どう変わったかというと、一言でいえば「鎖国」しています。
その理由は色々とありますが、ちょっとここでは省略させて下さい。
とにかく今の買い手は
- 自分から情報は取り入れるが、他の人から情報を押しつけられるのを嫌がる
- 信頼できる人からの声しか、中に入れない
- 無理矢理攻め込んでもダメ、ゆっくりと仲良くなるしかない
- リスクはなるべく取りたくない、自分にできるだけ利のあるものが欲しい
といった心性を持っています。
昔は、情報源があなたしかなかったため、情報はきちんと聞いてくれましたし、信頼できる人も限られてましたから、多少あれでも話を聞いてくれましたし、リスク云々を言う選択肢がそもそもあまりありませんでした。
しかし、今は違います。先ほどの4項目全てこだわることができる状況なんです。
では、どうすればいいのか?
ここで出てくるのが「おもてなしの精神」です。
この言葉の何が便利かというと、詳細にインバウンドマーケティングやコンテンツマーケティングをはじめとする今のマーケティングの流れを知らなくとも
「イメージだけで、なんとなく良い方向に行く」言葉だからです。
「おもてなしマーケティング」と言っても良いかもしれません。和風ですね。
と、実はこの「おもてなしマーケティング」というのは、そこそこ使われている言葉だったりします。
ぜひGoogleで検索してみて下さいね(^_^)面白いですね。
ぜひ、これからのマーケティングは相手をもてなすことが大切だと思って下さい。
- 相手の心を知り、相手の希望を推測する
- それに合わせて、先回りしてさまざまな準備をする
- 相手が喜んでくれるような事を第一にする
- 自分から売り込むのでは無く、気に入ってもらって自然と「買う」と言ってもらえるようにする
- その後も、相手の気持ちを察して、できるだけ相手に合わせた対応をできるようにする
こういったいわゆる「もてなし」の心をそのままWEBに反映させると、上手くいきます。
何か悩んだときは
「このお客さまをもてなして、
気持ちよく過ごしてもらうにはどうしたら良いだろう」
と考えると、自然と判断ができるのではないでしょうか。
おもてなしの心をもとにまずは今のWEBマーケを見直す
これからは「おもてなしマーケティング」が必要だと考えてみて下さい。
おもてなしの心をもとにまずは今のWEBマーケを見直してみて下さい。恐らくそれを行っていれば、今の潮流には自然と乗れます。
きちんとインバウンドマーケティングやコンテンツマーケティングを押さえるのは、なかなか大変ですし、恐らくどんどん定義や守備範囲が変わってくると思います。
手法を定義したって意味がありません。それによって何をするかが問題ですよね。
手法について詳しくはまずこちらをご覧下さい、
▼1枚のインフォグラフィックで、インバウンドマーケティングを把握する :http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/2012/10/inbound-marketing-anatomy_24187/
実は最近、時々海外からインバウンドマーケやコンテンツマーケに関する問合せを頂きます。質問や情報交換なども含めて色々です。どうやって、日本語の私のブログを読んでいるのか分かりませんが、びっくりです。ありがたいですね。
一応そういう意味では、評価されているのかもしれません。
実際、今はSEOの案件でも普通の戦略立案系の案件でも、長期的資産とマーケティングロジック作成のために、コンテンツマーケティングは欠かせない物になっています。
何かありましたら、このメールの返信か、「メール無料相談質問箱」からご相談下さいね(^_^)
さて、とにかくこれからのマーケティング、悩んだら「おもてなすとしたら、どうしたらいいか?」という観点でぜひ考えてみて下さいね。
それでは本日は以上です。
またメールしますね(^_^)
ラウンドナップコンサルティング残り10社様くらいです
「もう数年間、足踏みしたまま、目をそらしたままになっていませんでしょうか。
会社の継続的な発展という面から見ると、それはとても危険です。」
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私もやりがいがあるので、頑張っています〜。