配信日:2012年11月9日
みなさん、おはようございます。
WEB戦略ラウンドナップの中山です。
普段、オフィスでコンサルべったりですが一昨日の7日にはGoogleの六本木オフィスに行きました。顧問先のセミナーですね。
ご商売を知っていればいるほど、ピンポイントのアドバイスができますので、できるだけおうかがいしています。
帰り道なんとなく周りを見るともう年賀状やクリスマスはもちろん、おせち料理の旗ばかり。
きっとこうやって早めに出していくことで、少しづつ私たちに「危機感」や「アンテナ」が育っていって、どこかのちょうどいいタイミングで、購買に至るんですよね。
■マーケティングは楽しい
そういう視点で見ると、こんなに興味深いことはないです。
世の中では自分以外のたくさんの誰かが、
日々「マーケティングのトライアンドエラー」をしています。
自分1人で行えるPDCAの数はたかがしれています。
しかし、自然と行われている世の中のPDCAを拾っていけば、それはきっと素晴らしいノウハウになるのではないでしょうか。
書籍だけではなく、文字にならない物をどれだけくみ取れるかが、マーケターとしては強みに繋がる部分だと思っています。
- 売り物によって先取りする期間はどう違うのか?
- なぜ全く子供が階層にない商品に、子供の写真が載っていることがあるのか?
- なぜ、Appleは「Apple」とサイト上に載せないのか?Microsoftのように。
- ショッピングモールで荷物が多くなったときに「大きな袋におまとめいたしましょうか?」と、わざわざ大きな袋をくれて、詰め直してくれるのはなぜか?
なんとなく分かっている物もあれば、分からない物もあります。
でも、こういったことを考え続けることがきっと、頭1つ抜けることではないかと、日々思ってみなさんのお手伝いをしています。
ちょっと手一杯になりつつありますが…(^_^;
理論を積み上げれば、限りなく正解に近い答えが導き出せる?
さて、本題ですが、今回はシンプルな話です。
マーケティングに携わっていると、一度ははまってしまう考え方があります。
それが「論理的に計算していけば、理論を積み上げれば、限りなく正解に近い答えが導き出せる」
ということです。
さまざまなことが計測できるようになった今なので、余計そう感じられるかもしれません。
しかし、これは私もそう思いますし、色々なマーケターの方の話を聞いていて確信しておりますが、そんなことはきっとないです。
選択肢を減らすことはできても、1つに絞れることはありません
逆に言えば、そのくらいの心持ちで
- 分かることと分からないことを明確にし
- 分からないことがあることを許容し
- 分からないことをできるだけ減らすためにどう計測するかを考え
- その結果をまた、同じようにまっさらな目で見る
これを繰り返すのがいいと思っています。
一番よくないのは、
「ただ1つの答えを探そうとして延々と時間を使ってしまう」
こと。
アクセス解析とにらめっこして、24時間考えて結局何も分からなかった。頭が飽和してしまって、その場しのぎの案を1つ出すことしかできなかった。
私も過去たくさん経験があります。視野が狭まってしまっている状態です。
そうではなく、繰り返しになりますが
「分からないことはたくさんある」事を認め、
それをできるだけ減らすように次の手を打つ、という考え方。
これが必要です。
できるだけデータをかき集めて次の手を考えるよりは、仮説を立ててから、それを検証するデータを集める方が、効率も結果もいいというのと同じですね。
「理論で詰めれば答えは絶対出るはず、出ないのは努力と能力不足」
という考え方をもしお持ちの方がいれば、是非今すぐ窓から投げ捨ててみてはいかがでしょうか。
そして、
- とにかく一歩でも前に進むこと
- それをできるだけ繰り返すこと
この2つだけを心がてみてはいかがでしょうか。
後はいつも気持ちを健全に保つこと
人間、適度な緊張感の時に最大のパフォーマンスを発揮します。いつも気持ちを健全に保つことは、とても大切ですね。
自分が力を発揮できたことがあれば、それをメモしておいて、たまに見返してみて下さい。
力が入りすぎているな…あるいは力を抜きすぎているな…そういったことが見えてくると思いますよ。(そんなことまでコンサルしていたりします)
それでは、本日は以上です!
風邪を引いたら脳力は50%ダウンです。身体にだけは気をつけて下さいね!
またメールしますね。
もしお悩みならご検討頂くといいかもしれません
もしお悩みならご相談下さい(^_^)
可能な限りノウハウの全てをお伝え致します。担当者育成としても、良い声を頂いております。
いやあしかし、寒いですね…朝晩は。