おはようございます、ラウンドナップコンサルティングの中山です。ここ最近急にiPhoneのバッテリーが減るようになりました。買い換えろという合図でしょうか。
どちらにしても、何かともっさり感を感じていたので、コンパクトで速そうなiPhoneXを狙っています。iPhone6plusはちょっと大きすぎるので。
今回のiPhoneに関しては、いろいろな意見がありますが、何はともあれ仕事工具は、もっさり感じたら替え時だと私は考えています。なぜなら、よく使うものが、自分のテンポに合わないというのは、かなりのストレスだからです。
新しいiPhoneは8にしてもXにしても、ベンチマークの数字がiPhone7より相当高い様子。今私が使っている6+よりはるかに上です。
GeekbenchがiPhone 8、8 Plus、Xのベンチマークスコアを公開。
「X」の結果は意外なことに | ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/2017/09/geekbench-iphone-benchmarks.html
何を買っても6Plusの倍以上は確定。身につける物はフィットしたものにしたいですね。
目次
- トピックス:テンポの合った相手を選ぶコトが大事
- トイザらスの破産から感じるべきもの、ケイパビリティ
- 新規参入の脅威は日に日に高まっている
トピックス:テンポの合った相手を選ぶコトが大事
テンポ感に関してはfacebookでもかきましたが、ツールやデバイスに関わらず生産性に大きな影響を与えます。
表示されない方は →https://www.facebook.com/nakayama.yohei/posts/1729782967062682
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企業間のやり取りも自分たちのテンポより遅くても速くても、ストレスが溜まります。
従いまして、今のテンポで自分たちは十分だと思われている場合は、そのテンポ感をだせる会社と付き合う。もっとテンポアップして経営のスピードを上げたいなら、テンポが速い会社を選ぶのがよいですね。
私の場合は、速いところには速く、ゆったりなところにはゆったりやるようにしています。
とにかくあげればいいというものでもありません。徐々にテンポアップしていけるようには考えております。
みなさんも、自分たちのテンポ感・スピード感についてぜひ1度見つめてみてください。それだけでスピードが上がったりしますよ。
トイザらスの破産から感じるべきもの
昨日見たニュースで一番インパクトがあったのは、トイザらスの破産申請です。
日本ではなく米国本社が申請しました。しばらく160店舗ある国内店舗や、オンラインショップは営業するそうですが、整理統合は行われるでしょう。私の地元にもあり、よく使っていたのでショックです。
原因はAmazonや他のストアの安売り攻勢の模様。今月のニュースレターでも取り扱ったばかりですが、特にAmazonですが、ビジネスモデルをそのままで、正面から戦うのは苦しいのだと改めて感じました。
トイザらスも、結構安くしていましたし、店舗で体験イベントをするなどアクションを起こしていなかったわけではありません。認知度もブランドも十分です。よくレゴブロックを買いに行きましたが、Amazonより安いこともありました。
しかしそれでも負けた。この事実は重く受け止めなければなりません。固定費が大きい、店舗も多く大きな戦略変更がスムーズにできなかったというのが大きいでしょう。
現状、特にAmazonがいる限り、オールアラウンド系のモール、ゼネラリスト系モールは非常に厳しいと考えざるを得ません。トイザらスも、ベビザラスなどもあり、おもちゃだけではなく、子ども用品全般を扱っていました。
ほ乳瓶や離乳食、おむつ、チャイルドシート、自転車、TVゲーム、などが、いわゆるおもちゃと一緒に並んでいました。おもちゃに絞り込んでいたと言うよりは、恐らく、一緒に売れそうな物をどんどんと追加していったのだと思います。私の地元のトイザらスも、実際におもちゃがあるゾーンは全体の半分以下でした。
トイザらスが、一緒に売れそうな商品を陳列する安めのショップ、という所から離れていれば、違う形で戦えていたかも知れません。例えば軸をそれまでの「品揃え」「そこそこの価格競争力」にするのではなく
- 専門性に軸足を置いた「おもちゃスペシャリストがいる、相談しながら買えるおもちゃ超専門店舗」
- 失敗可能性を極力減らすことを強みとした「全ての商品を遊んで試せるおもちゃ屋」
- 遊べる施設とカフェを併設して「親はゆっくりコーヒーを飲みつつ」「子どもはプレイエリアで遊び」「気に入ったおもちゃは買える、また、帰りに今の品揃えのエリアを通すことで、ついで買いや子どもの本当に好きな物が買える、生活の中に食い込めるエンターテイメント性のある店舗
などにすると、違ったかも知れません。Amazonの脅威はかなり前から分かっていたのですから、何か実験を繰り返していれば…と思う所です。
戦う軸を、自分たちのケイパビリティ(組織としての強さ・資産)に沿った範囲で、上手くずらせるかどうか。新規参入が強すぎて勝てないときは、そこがとても大事です。
新規参入の脅威は日に日に高まっている
今、業界間の障壁がどんどんと低くなっています。新規参入や代替品のバリエーションも増えやすい。いつどんな新たな敵が入ってきてもおかしくありません。
ではどうすればいいか?先ほどの最後の分の言い換えになりますが…。
この3つをぜひおさえてください。
- 規制を作って新規をいれないなんていう時代ではありませんから、新たな脅威にいかに速く気づき、いかに速く対応していけるか
- 常日頃から根っこの強みを生かして、今の売り物以外にいざとなったら何ができるかを考えること。
- 柔軟性のある強みやケイパビリティを育てておくこと
言い方を変えると、目の前だけを見るのではなく、3年5年先を見て、悲観的なプランも立てること。
ポーターの5Forceが通用した時代は、業界ごとの参入障壁が高かったためあまり強く新規参入や代替品について考える必要は無く、3Cについてはそもそも直接競合が前提になっています。
しかし今は、業界の枠はあってないような物。もともとAmazonは本屋。今やなんと言っていいか分からない複合的ビジネスです。強みを生かせるならM&Aも当然のように行われ、気づけば一気に攻め込まれて行くということが起きる時代。
気を抜けない時代で、経営者としてはスリリングですがなかなかしんどい世界ですね。
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紙のニュースレターを配送手配しました。黒猫DMで透明封筒で着くと思います。9月に入ってしまいまして申し訳ございません。今回もぜひ読んで頂きたいです。
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