みなさんこんにちは、ラウンドナップの中山です。
何だかんだ2016年MacbookProのキータッチに慣れずに、2011年のMacbookAir 11’に戻ってきている今日このごろです。頭の体操と思って、USキーボードモデルにしたのですが、頭が追いついていないようです(^_^;)
書籍の予約受付開始しました!(Amazon、全国書店)
さて、まず告知、メルマガでは初めてでしょうか。
書籍の発売が決定し、予約注文が開始されました。
予約を全国の書店か、Amazonで受け付けています。
それほど初版が多くないので、大きな書店がないという場合は、お取り寄せかAmazonがいいかもしれません。
予約初日は、サイバーマンデーセール開始日とちょうど重なってしまい「これはちょっとタイミングが悪かったかな」と思ったのですが、蓋を開けてみれば
- Web構築・管理カテゴリベストセラー1位
- その上位カテゴリのWeb作成・開発カテゴリベストセラー1位
- Amazon全体のランキング500番台
まで行きました。
予約開始日ということもあるかと思いますが、たくさんの方に興味を持ってもらえました。読んでいる方も是非、予約して手にして頂けると嬉しいです。
12月27日が正式な発売日。年末年始のお供になれば幸いです。
校了した後は、1日燃え尽きました…。
どんな本なんだろう、Amazonの予約ページはという方は以下からぜひ。きっと価格以上の価値はお返しできると思います。
勘違いをなくせば、あなたのホームページはうまくいく
~成果を上げるWeb制作・ネット集客・販促戦略の心構え
著者:中山 陽平 出版:技術評論社 四六判288ページ 1,680円(税抜)
固定リンク:http://amzn.asia/3xyyuLd
と、宣伝スタートですみません。
売れるといいな、と祈っています。
自社のアセットを見直す
話は変わりますが、新聞が低迷している中、今後どうすればよいかなんて言う話を、この間お客様とブレスト的にしていました。
媒体としての新聞はつらいですよね。電通の広告費のデータを見ても新聞はだだ下がりです。
そうなると、新聞を作る能力をうまくアセットとして使っていく方向にシフトしていくのがよいのかなと。編集経験があるないというのは、大きいです。新聞社というブランドもプラスでしょう。
とは言え、流れとしては、メディア系は、運営に見合った売上をメディア単体で作り上げるのは、どんどん厳しくなるでしょう。メディアは簡単に立ち上げられますし、コストをかけた記事より往々にして、適当なニュースやまとめなどの方が、時間つぶしとしては使われる物です。
自分たちが作り上げたメディアの後ろにある「資産(アセット)」を見直して、そのアセットで生み出せる物が他にないか、サービスとして立ち上げられないかという観点を持つなど、次の展開を考えないと怖いなと思います。
人間が新しい情報に対して割ける時間は一定です。飽和しています。取り合いなのです。競争が激しくなればコストはどんどん上がります。
特定のジャンルに特化して、そこからのサービス展開を模索する、取材陣の力でB2Bサービスを立ち上げる、といった次の手を考え、全体としての収益性を良くしていかないと、なかなか厳しいと思いますね。
これは、メディアに限らず全業種が持っていた方が良い発想です。
自分がやっている商売そのものを突き詰めるのも大事ですが、その中で自分が持っている能力そのものが他の人に役立つこともあります。
例えば、ゼロから勉強してウェブを使えるようになり、整体院を建て直した人がいたら。整体院を盛り上げることも重要ですが、ゼロからどうやって隙間時間で立て直したのか、そのマインドセットやプロセスは、非常なニーズがあるでしょう。その人の属人的なスキルではありますが、それ故に希少性も有り、はまるところにははまります。
先日Podcastでご紹介した、阿部梨園のクラウドファンディングはまさにそれです。
阿部梨園の100件を超える小さい改善ノウハウを公開するオンライン知恵袋を作りたい
なので凄く面白いと思って、私はゴールドサポーターになりました。
特殊な例ではあるんですけれどね、担当者のレベルと経営者との相性が良かった。
でも、この事例から得られる物はとても大きいです。需要もあります。
そうでなければ200人、250万円以上のパトロンは集まりません。
年末発売の私の書籍の中でも、事例に対する適切な取り組み方について紙幅を割いています。
事例って怖いんです。生存バイアスもかかっていますし、かならず公開する意図があるからです。そのまま真似して上手くいくケースって凄い稀です。でも、できそうな気がしてしまうんですよね。
なぜそうなるかというと、これは書籍で書いていませんが、1つは「ストーリーがあるから」です。物語ですね。いわゆるノウハウはストーリーありません。取扱説明書みたいな物です。
でも事例は、人が見えるように作られています。だからなんか追体験したつもりになってしまうんですね。でも実際は、出てる情報はホントに一部ですから、そのまま真似しようとすると、躓きます。考えながら取り入れるようなことをしていかなければなりません。
こういう内容は一気に頭に入れて頂いた方がいいので、書籍で是非読んで頂けると嬉しいなと思います。
健康系のアップデートがGoogleでありました
最近、健康・医療系のGoogleアルゴリズムアップデートがあって、クラウドなどに適当に発注したコンテンツを再構成したようなサイトが、軒並みランクダウンし、議論を呼んでいます。
GoogleはYMYL(Your Money Your Life)に関わる情報は、権威と信頼感と正確性のある物以外は出すべきではないと考えています。(Amazonも医薬品系はレビューできないですよね、いつからでしょう)
実際今までが緩すぎたというのは、実感としてあります。見たことも聞いたこともない、公式サイトは法律的に微妙なラインをついた宣伝文句…みたいな商品が、どこのサイトでもおすすめ商品として出ていたり。
それこそ似たような情報のリライト記事が、ずらっと並んでいたり。素人のうちの両親でも、薬とかサプリは、調べても変な情報しか無いといっていました。それが一気に消えた、巻き添えもあったようですが、消えました。これは水平展開の可能性も含めて、大きなトピックスです。
YMYL(Your Money Your Life)に関わる情報を扱っている方は、この流れには注意することをお勧めします。
検索結果は結果として、良い感じの物もあれば微妙な物もあるようです。なぜなら、医療関係の公式サイトやメーカー公式サイトは、もともと情報が充実していたわけではないからです。
その結果がこの結果とも言えるのですが。Googleとしては公式サイトがきちんと情報を薬機法にそって作る労力をさけということでしょう。大きなアドバンテージをSEO的に得ているわけですからね。
人間の人生を預かる製品を出す会社は、きちんと正しい情報も発信し続ける義務があるということです。
さて、今回のメルマガは以上です。
いやはや書籍執筆の追い込みで後回しにしていたタスクに押しつぶされそうです。年末年始をあてにして、ひたすらこなしていこうと思います。
書籍、目次は以下の様になっています。ぜひ。
購入者特典は、DVDプレゼントとセミナーを予定しております。
- はじめに
- 第1章 ホームページのビジネス活用に関する勘違い
- 第2章 社内体制・ウェブ担当者に関する勘違い
- 第3章 パートナー会社選びの勘違い
- 第4章 ホームページ制作に関する勘違い
- 第5章 コンテンツ作成に関する勘違い
- 第6章 集客に関する勘違い
- 第7章 SEOに関する勘違い
- 第8章 広告に関する勘違い
- 第9章 アクセス解析に関する勘違い
- 第10章 オフラインとの関係に関する勘違い
勘違いをなくせば、あなたのホームページはうまくいく
~成果を上げるWeb制作・ネット集客・販促戦略の心構え
著者:中山 陽平 出版:技術評論社 四六判288ページ 1,680円(税抜)
固定リンク:http://amzn.asia/3xyyuLd
ではでは、またメールしますね。
中山
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Podcast132回が最新版です。
132回を配信しました。
今回は、2017年末発売の書籍で伝えたいことと、医療や健康サイトへのGoogleアルゴリズムアップデートについて。
また、マーケティングオートメーションを入れるかいなか。否の場合はまずどこから手をつけていくべきかの具体的な部分をお伝えしています。
詳しくはPodastで。
毎月1万DL・最大iTunes全体総合9位・ビジネストップPodcast入りなど人気ラジオです。スキルアップをしたい方は、お聞き下さい。無料です。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892
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