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【経営者のウェブ戦略】「動画を活用する」はただの手段の話、まず押さえるべきは五感から考える特性

みなさんこんにちは、ラウンドナップ・ ウェブコンサルティングの中山です。天気の悪い日が続きますね。気圧が上下するせいか頭がいたいです。

そしてこの台風…なんとも無力さを感じるところです。どんなにふんばっても、うまくいかないこと、打ちのめされることがある。それは避けられないこと。私たちにできるのは、何度でも立ち上がることしかないのかもしれません。

テレビでは連日台風の映像が流れているので、うちの子は「怖い」と言ってYouTubeを見ています。映像のインパクトは大きいです。

とは言え、映像は決して全てにまさるものではなく、得意分野・不得意分野があることは、ウェブに関わっている方は、大なり小なり感じる部分ではないでしょうか。

今回は、その辺りの大枠の考え方をお伝えできればと思います。

■目次

  1. コンテンツを、手段で分けるのはナンセンス
  2. 優劣はない、狙いに対してマッチするコンテンツを使う
  3. 中庸だけではない、音声の持つ特性
  4. 今年は厳しい夏だからこそ、得られる物があるはず
  5. ニュースレター8月号お送りしました
  6. Podcastなどのお知らせと、対面相談会、書籍紹介
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コンテンツを、手段で分けるのはナンセンス

コンサルの中でもお伝えすることが多いのですが、ウェブ上のコンテンツは大きく3つに分けて考えることをお勧めします。

よくコンテンツ形態は10や20あるようなことが言われますし、私も昔そんな記事を書いています。ただそれはより細分化した話なので、後の話。

この3つのどれを使うか、を、それぞれの特性を押さえた上で判断できるようになると、コンテンツから得られる結果は変わります。

では、具体的にどう分けるかというと、人間の五感のどこまでを使うかで分けるのです。

それは

  1. 視覚のみ → 文章、図形、画像、スライドショー
  2. 聴覚のみ → 音声セミナー(Podcast、オーディオブックなど含む)
  3. 視覚と聴覚 → イメージ動画、プレゼン動画、Webセミナー

どれが偉い・優れているという事ではありません。

優劣はない、狙いに対してマッチするコンテンツを使う

表現できる絶対的な情報量という観点で言えば、下に行くほど、つまりは動画が最も優れているでしょう。百聞は一見にしかず也。

ただその反面、情報を元に頭の中で想像してもらったり、自分に当てはめて考えたり、ということを狙うなら、情報は多すぎず、自分でインプット速度をコントロールできる文字や画像が向いています。

これを考えると、今から作ろうと思っているコンテンツの目的によって、向いている物が違う、と言うことが想像できます。

例えば、商品紹介のような物であれば、いかに具体的に正確な情報を得られるかが関心事ですから、動画は向いています。手段という制約があるため、文字などのサポートが必要ですが、何の制約条件がなければ、目の前に商品があるのが一番いい。情報量の多さは重要です。

対して、人によって活用するシチュエーションや目的が異なるもの、例えばサービスや、ソリューション系。あるいは、雰囲気自体を感じてもらうことが重要な空間系、場系の物を売るなら、少し情報を絞った方が良いでしょう。

あまりに具体的な情報を与えすぎると、想像する余地がなくなってしまいます。白昼夢は強いです。なぜなら、買い手の中で良いように補完してくれるからですね。

中庸だけではない、音声の持つ特性

音声は、ほどよく想像をかき立ててくれつつ、情報量が多い手法。この音声って凄く面白いです、よね。

人間の本当のパーソナリティって、声に出ると思うんね。プレゼンテーションになると、テクニックで何とかなる部分が多いです。なので、壇上に上がっているときの雰囲気と、普段の雰囲気が全然違う方、結構多いです。

 

対して「声」って騙し効かない部分が多い。面接官も声に注目するそうです。

なので、お店なら問い合わせの電話対応のトレーニング、とっても成約率や商談率に響きます。B2Cなら購買率にも響きます。セミナー商売なら、印象に大きく影響します。

話していて素朴に信頼感を感じる人を、少なくとも私は信頼致します。

判断基準として「声」に注目するのはお勧めです。目をつぶってセミナーを聞くと本当の力が見えてきます。ちなみに目をつぶってもジョブズは凄かった…。

今年は厳しい夏だからこそ、得られる物がある

さておき、今年の夏は路面店出されている方は悩ましい、読めない夏でした。短期的な部分はリアルの世界に属するものの方がパワーがあります。どんなに良いキャンペーンでも雨降ったらがっかりですよね。

対してウェブはフォローやブランディング、集客が得意。来て欲しい人を選りすぐって効率的に集める、次回も来てもらう、単発の繰り返しになりがちなキャンペーンを、HPやメルマガ、LINEなどを使って定期的に接触できるリストにしていく…。

きちんとオンラインとオフラインを一貫性を持って一緒に運用していくことが、とても大事。今年を乗り切れれば、普通の夏はすごく楽だと思います。まだまだ不安定な日々ですが、その中から得られる物を1つでもすくい取りたい、そう思います。

 

そういうこともあるため、今はオンラインとオフライン、両方サポートできないと、結果出すのがなかなか難しいです。内のお客さんも、伸びる人はダイレクトマーケティングとか自学自習してます。

私も改めてダイレクトマーケティングの勉強などをしております。積ん読になっている本を減らしたいということもありますが…。

読まないでお客さまにあげちゃう本なども結構あり(相談会や定例面談をして、本棚にあるこの本が役に立つと思ったら、そのまま差し上げてしまうため)まとめて買い直したりしています。

本って価格に対する価値が恐ろしく高いですよね。よく差し上げる物はまとめ買いしてます。人の一生の経験を1000-2000円で買えるなんて…。

私の本も、結構いろいろつめこんでいるのでよろしければ。

では、今回は以上です。

 

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