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テレワークで意欲が低下するかしないかの境目は?

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今週のトピックス

こんにちは、ラウンドナップ中山です。

今週の日経MJを見返していますが、当然ですが暗い話題ばかりです。特に飲食の話題が多いですね。サイゼリア社長の「大手が潰れたらやばい」という発言は、そのとおりだと思います。

食べに行っている側としては、極論「選択肢が減ったな」位の感覚かもしれません。

しかし飲食業界で働くひと、関連業界で働く人の立場に立ってみると、あの大手が…という大きな傷跡が心に刻まれます。乗り切ったとしても今後、採用はじめ、さまざまな後遺症が残るでしょう。

今、ネット上では買い手側の言葉がどうしても多くなり、こういった売り手側・働く側の声が埋もれるので、怖いなと思っています。

さて今回は、いろいろ話題は散るのですが、まとめると「物語性がないと人の脳は働かない」という内容です。

2021年、とにかくHPで大事なのは「物語性」

それとは別のようで、根っこはつながっているなという観点で気になったのは、1月18日のMJの記事で「テレワーク、働く意欲低下」というタイトルのもの。Webだとこちらですね。

(※中小企業の方は普通の日経より日経MJおすすめです。商売に絞れば、日経本誌よりMJの方が良いと思います。)

コロナ下でテレワーク実施の社員、働く意欲低下: 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68209000V10C21A1H99A00

このニュースを見て改めて感じたのは、物語性の重要さです。

まずデータ見てみます。記事の見出しは少々ミスリーディングで、グラフも意味が分かりづらいですが

端的には、

  • テレワーク実施前は仕事に対するモチベーションが「非常に低い」「低い」と答えた人の割合が15%くらい(詳細数値が記載されていないので、グラフから見た感覚では)
  • テレワーク実施後は、それが22-23%くらいに増えた

です。

そして大事なのは

「もともと仕事に対して働く意欲が「非常に高い」「やや高い」の人はテレワーク前後でもモチベーションに変化がない」

こと。

言い換えると、低い人がより低くなっているんですね。

「自習できる人」「みんなと一緒じゃないと進まない人」の違いがコロナの間に大きな差を生んだことと、同じです。

経営者の方ですと、京セラ稲盛和夫氏の自燃性、他燃性、不燃性の話といったほうが分かりやすいかもしれません。周りと一緒だからなどの「外的要因で作り出してきた人」は、しんどくなっていく。

Webで物語を出せないと商品/サービスの良さは伝わらない、採用もできない

今回のリモートの流れは、コロナが収束しても残るでしょう。そして仕事の内容や構造も大きく変わっていく。

大手が自分の持っている信頼残高によって、新しいマーケットにどんどん出ていく。

良いと思われるから買われるのです、良いから買われるわけではないのです。それが成立するくらい、平均的な品質は良いのです。

なので、どうやって伝えるかが大事です。特にWebは五感のうちの使えてせいぜい2つ、視覚と聴覚。

オフライン以上に、どうやったら伝わるかが試行錯誤の中重要になります。

きれいなビジュアルがあれば伝わるわけではないです。口がうまければ、文章が上手ければ全てが解決されるわけではありません。

みなさん、決断の時に何を指針にしていますか?意識化してみてください。

採用も同じです。人を引きつけるのも、人にものを売るのも、人を動かしているのですから同じですよね。

人材を採るなら、欲しい人のモチベーションに火をつけられるような、ストーリー作りをしていかないと、特にただでさえ厳しい中小企業は、厳しいかなと思うところです。

働く側も、自燃性が求められる

ただ、働く側については、自分自身で燃える術を持たないと、生きづらい世の中になります。自分でモチベーションを上げられないと辛いと思います。仕事の成果にも直結するでしょう。

「自分でモチベーションを上げられるように成る」か「モチベーションが上がる仕事につく」のか。選択肢はいくつかあると思いますが、職業選択の基準はそこにシフトさせていかないと、辛い。

与えられるのを待つより、自分から作り出したほうが早いです。

ワークアズライフを目指すと、悪いことはないと思います。もちろん、働きすぎはNGですよ。私はワークアズライフかつ働きすぎて昔、倒れましたから…。

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やることが多い中、スキマ時間の活用がポイントです。耳から入れるのはとても良いです。

今回は少し長い内容になってしまったので3回に分けてSEOの海外記事の解説をしました。PodcastでもYouTubeでも配信していますが、音声でも十分かもしれません(YouTube はバックグラウンド再生でも)

回は以下です。

  1. 第272回:[前編]海外SEO記事を読みながらの2021年のウェブ集客雑感
  2. 第273回:[中編]海外SEO記事を読みながらの2021年のウェブ集客雑感
  3. 第274回:[後編]海外SEO記事を読みながらの2021年のウェブ集客雑感

視聴は以下のスタンドをご利用ください。全部無料です。できればiTunesでどうぞ。

iTunes公式ディレクトリPodcast音声配信
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892

GooglePodcast
http://bit.ly/google-podcast-jp

Spotify
https://open.spotify.com/show/0yBHyUelJHFtby5uD06UxU?si=fL7RT_T9RPivEu7cAjhqFA

Stitcher
https://www.stitcher.com/show/webpodcast

ほか「中山陽平 podcast」などで検索ください。

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さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。

フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

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終わりに

こんなことを書いている間にも、GODIVAが北米完全撤退・128店舗閉鎖・売却というニュースです。もともと厳しかったようですが…。

でも、凹んでいる場合ではないですね。ここにきてコンサルのChatworkが加速している方が増えています。それでこそ中小企業と思います。私も負けずに、踏ん張っていきます。

前回のメールでご紹介したように2021年、補助金などもかなり用意されています。うまく使って、レジリエンスの高い会社になってまいりましょう。

では、またメールしますね。

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