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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- ホームページで問い合わせを増やす前に、受ける側の体制と意識を整えておかないと、せっかくの集客投資が取りこぼしになりやすい。
- Web経由の問い合わせは、来店客や既存のつながりから来る相談よりも関係性が薄く、まだ気持ちが固まっていない人が多い。
- 聞かれたことに答えるだけでは足りず、相手の温度感を見ながら会話を前に進める型が必要になる。
- トークの整理、営業知見の共有、録音と振り返り、必要に応じた研修や外注まで含めて、問い合わせ対応は改善対象として扱うべきである。
問い合わせが増えれば成功、ではない
ホームページを作るとき、多くの人がまず思い浮かべるのは「問い合わせが何件増えるか」です。もちろんそれは大事です。ただ、実際には電話やメールが来た時点では、まだ契約も継続的な関係も決まっていません。そこでの受け方ひとつで、その後の成約や、長くお付き合いしてもらえるかどうかまで変わってきます。
Web経由は薄い関係から始まる
従来の問い合わせは、来店してくれた人や、以前から店を知っている人、何度もチラシを見て思い出してくれた人など、ある程度気持ちが熟した状態で来ることが多かったはずです。ところがWeb経由は違います。とりあえず聞いてみよう、見積もりだけ取ろう、話だけ聞こうという段階でも連絡が来ます。顔も見えず、名前もよく分からず、相手が怒っているのか迷っているのかも読み取りづらい。ここを今までと同じ感覚で処理すると、対応がずれやすくなります。
対応ひとつで集客投資が消える
検索対策や広告、コンテンツ作成にお金と時間をかけて、やっと一本電話が鳴ったとしても、問い合わせ対応が整っていなければ成果は簡単に吹き飛びます。相手が欲しいのは、ただ答えを返してもらうことだけではありません。自分の状況を分かってもらい、安心して次の行動に進めることです。
「とりあえず来てください」で終わらせない
気軽に受けて、聞かれたことだけに答えて終わる。あるいは相手が黙ったらこちらも待ってしまう。こうした対応では、関係性の薄い見込み客はそのまま離れていきます。聞かれたことに答えつつ、自社の強みをどう伝えるか、相手が話しやすくなる質問をどう返すか、次につながる会話をどう作るかまで考える必要があります。問い合わせ対応は、集客の外側にある仕事ではなく、集客の一部そのものです。
現場任せにしない準備
問い合わせ対応が難しいのは、担当者の性格や経験に結果が引っ張られやすいからです。だからこそ、始める前から会社として最低限の型を用意しておく意味があります。特にWeb集客を始めた直後は、少しカオスになる前提で考えておいた方が安全です。
トークの型と営業の引き出しの共有
よくある質問への返し方だけでなく、どこで何を聞くと相手が本音を話しやすいか、どんな言い回しなら自社の良さが伝わりやすいかも、社内で共有しておきたいところです。外回りの営業が強い会社なら、すでに現場に良い引き出しがあります。ただ、その知見は放っておくと個人の技術のまま残りがちです。上から意図して横展開しないと、電話口やメール対応にはなかなか移りません。
研修と外注の使い分け
これまで本格的な電話対応をしてこなかったなら、ビジネス電話の研修を入れるだけでも土台が変わります。もし通販や受注系の電話が一気に増えるような状況なら、最初は受電を外に任せるのも一つの手です。全てを内製で抱え込むより、重要な相談だけすぐ折り返せる形にした方が、取りこぼしも現場の負担も抑えやすくなります。
録音と振り返りで対応を育てる
問い合わせ対応は、一度決めた型で終わりではありません。実際に受けた内容を踏まえて、少しずつ改善していく必要があります。相手の言葉をどう受け止めたか、なぜ会話が止まったのか、どこで安心してもらえたのかを振り返ることが大切です。
吊るし上げではなく、学習の場
録音して聞き返すのは、誰でも嫌なものです。自分の声を聞くこと自体に抵抗がある人も多いでしょう。それでも、責めるためではなく学ぶために使うなら価値があります。ここで詰まった、ここで相手が話し始めた、ここはもっと短く伝えられた、という振り返りをチームで積み重ねれば、会社としての対応力が上がっていきます。これはWebに限らず、会社全体の強さにもつながります。
まとめ:問い合わせ対応は集客の後工程ではない
ホームページで集客を始めるなら、問い合わせを増やすことだけを目標にしない方が安全です。Web経由の見込み客は、まだ関係が浅く、迷いも多い状態で連絡してきます。その前提に立って、受ける側の意識、会話の型、知見の共有、振り返りの仕組みを整えておく。そこまで含めてはじめて、集客の成果がきちんと積み上がっていきます。
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