このサイトで聞く
Podcast: Embed
Webで購読する Apple Podcasts | Spotify | Amazon Music | Pandora | RSS | More
Podcastの概要
周囲を巻き込みにくい、動いてくれない――そんな悩みを抱える中小企業・ウェブ担当者へ。600社以上を支援した中山が、ナッジ理論とADKARモデルで社内行動を変える具体策と、生成AIを手軽に試すコツを共有。聞き終わる頃には、最初の一歩を踏み出す準備が整います。
Web活用の「最初の一歩」に関するよくあるご質問
- ナッジ理論とは何ですか?
- 小さな後押しで行動を変える行動経済学の考え方です。強制や報酬ではなく「やってもいいかも」と感じる仕組みを設計します。
- ADKARモデルの5要素は何ですか?
- 認識( Awareness )、欲求( Desire )、知識( Knowledge )、能力( Ability )、定着( Reinforcement )の5段階で行動変容を整理するフレームです。
- 社内を「お客さま視点」で見るメリットは?
- 動いてくれない理由をニーズや不安として捉え直し、解決策をマーケティング発想で設計できるため、抵抗が減ります。
- 生成AIは最初に何から始めるべき?
- まずはスマホアプリで日常的な簡単質問を試し、正解よりも「気づき」を得る使い方から始めると定着しやすくなります。
- スモールスタートが重要な理由は?
- 大きな施策は失敗コストが高くモチベーション維持も難しいためです。小さな成功を積み重ねる方が長期的に成果を生みます。
はじめに
本記事はポッドキャスト「会社と経営者を強くする実践ウェブ活用ポッドキャスト」の書き起こしを再構成したものです。
中小企業の経営者やウェブ担当者が抱えやすい「社内が動かない」「新しい施策が定着しない」という課題を、行動経済学と生成AI活用の視点から解決します。
社内を動かす三つの視点
1. 社内を“お客さま”として捉える
動いてくれない社員や部署をマーケティングの対象と考え、ニーズや不安を洗い出します。これにより対話がスムーズになり、行動を促す施策が見えやすくなります。
2. ナッジ理論で小さな後押しを設計する
- プリンターのデフォルトを両面印刷に設定する
- アイデア共有のホワイトボードを動線上に置く
- 階段利用で消費カロリーを提示する
強制や報酬よりも“ちょっとやってみよう”と感じる設計がキモです。
3. ADKARモデルでボトルネックを特定する
- Awareness – 課題を認識しているか
- Desire – 解決を望んでいるか
- Knowledge – 方法を知っているか
- Ability – 実行できる状況か
- Reinforcement – 習慣化できるか
多くの現場で抜けがちな「Knowledge」と「Ability」を意識すると、定着率が大きく向上します。
生成AIをスモールスタートで試す
生成AIは“正解を得る”よりも“気づきを得る”ツールとして位置付けるとハードルが下がります。まずはスマホアプリで簡単な質問から始め、使いながら学ぶスタイルがお勧めです。
おすすめ資料
- 雑誌『日経トップリーダー 2025年8月号』AI活用特集
- 書籍『ナッジ 行動経済学による意思決定の科学』
まとめ
ナッジ理論とADKARモデルを組み合わせ、小さな行動を積み重ねることで社内の抵抗を減らし、生成AIを活用したDXを進められます。まずは“簡単に始められる一歩”を設計し、成功体験を共有するところから始めてみてください。
関連エピソード
詳細はPodcastをお聞き下さい。
配信スタンド
- Apple iTunes 公式ストア Podcast(おすすめ) https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892
- YoutubePodcast(旧:GooglePodcast) https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN
- Spotify https://open.spotify.com/show/0yBHyUelJHFtby5uD06UxU?si=fL7RT_T9RPivEu7cAjhqFA
- Amazon Music https://amzn.to/3uV8vT7
■Podcast /Webinar への質問は
こちらのフォームへどうぞ。 https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7
運営・進行
株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)
代表取締役・コンサルタント 中山陽平
Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/