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第562回:ADKARモデルでスモールスタートを成功させる、中小企業のウェブ活用

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Podcastの概要

周囲を巻き込みにくい、動いてくれない――そんな悩みを抱える中小企業・ウェブ担当者へ。600社以上を支援した中山が、ナッジ理論とADKARモデルで社内行動を変える具体策と、生成AIを手軽に試すコツを共有。聞き終わる頃には、最初の一歩を踏み出す準備が整います。

Web活用の「最初の一歩」に関するよくあるご質問

ナッジ理論とは何ですか?
小さな後押しで行動を変える行動経済学の考え方です。強制や報酬ではなく「やってもいいかも」と感じる仕組みを設計します。
ADKARモデルの5要素は何ですか?
認識( Awareness )、欲求( Desire )、知識( Knowledge )、能力( Ability )、定着( Reinforcement )の5段階で行動変容を整理するフレームです。
社内を「お客さま視点」で見るメリットは?
動いてくれない理由をニーズや不安として捉え直し、解決策をマーケティング発想で設計できるため、抵抗が減ります。
生成AIは最初に何から始めるべき?
まずはスマホアプリで日常的な簡単質問を試し、正解よりも「気づき」を得る使い方から始めると定着しやすくなります。
スモールスタートが重要な理由は?
大きな施策は失敗コストが高くモチベーション維持も難しいためです。小さな成功を積み重ねる方が長期的に成果を生みます。

はじめに

本記事はポッドキャスト「会社と経営者を強くする実践ウェブ活用ポッドキャスト」の書き起こしを再構成したものです。
中小企業の経営者やウェブ担当者が抱えやすい「社内が動かない」「新しい施策が定着しない」という課題を、行動経済学と生成AI活用の視点から解決します。

社内を動かす三つの視点

1. 社内を“お客さま”として捉える

動いてくれない社員や部署をマーケティングの対象と考え、ニーズや不安を洗い出します。これにより対話がスムーズになり、行動を促す施策が見えやすくなります。

2. ナッジ理論で小さな後押しを設計する

  • プリンターのデフォルトを両面印刷に設定する
  • アイデア共有のホワイトボードを動線上に置く
  • 階段利用で消費カロリーを提示する

強制や報酬よりも“ちょっとやってみよう”と感じる設計がキモです。

3. ADKARモデルでボトルネックを特定する

  1. Awareness – 課題を認識しているか
  2. Desire – 解決を望んでいるか
  3. Knowledge – 方法を知っているか
  4. Ability – 実行できる状況か
  5. Reinforcement – 習慣化できるか

多くの現場で抜けがちな「Knowledge」と「Ability」を意識すると、定着率が大きく向上します。

生成AIをスモールスタートで試す

生成AIは“正解を得る”よりも“気づきを得る”ツールとして位置付けるとハードルが下がります。まずはスマホアプリで簡単な質問から始め、使いながら学ぶスタイルがお勧めです。

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まとめ

ナッジ理論とADKARモデルを組み合わせ、小さな行動を積み重ねることで社内の抵抗を減らし、生成AIを活用したDXを進められます。まずは“簡単に始められる一歩”を設計し、成功体験を共有するところから始めてみてください。

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