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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 動画や音声が広がっても、文章読解力は情報を吸収し判断する土台として依然重要である。
- 読解力が弱いと、煽り文句や論理の飛躍を見抜けず、表面的な情報に引っ張られやすくなる。
- 技術職でも、技術だけでは人や組織は動かせず、情報を読み解き伝える力が必要になる。
- 小さな会社が自走するには、インプットとアウトプット、そしてフィードバックの循環を回せることが欠かせない。
前編で先に押さえたい読書の意味
この回は、おすすめの本を並べる前に、なぜ読書が普遍的に大事なのかを整理するところから始まります。ここで言う読書は、単に本好きかどうかという話ではありません。情報を受け取り、分けて、解釈し、自分の中に取り込むための基礎体力としての読書です。
文章を読めることは趣味ではなく土台
今は動画や音声が豊かになり、「もう文章をそんなに読まなくてもいいのでは」と感じやすい時代です。しかし私は、むしろ逆だと話します。テキストを読み解く力がないと、情報量の多い動画や音声もきちんと吸収できません。読む力は、他の媒体を理解する力の土台でもあります。
読解力は情報を咀嚼する力
ここで重視されているのは、長文を我慢して読む根性ではなく、情報を塊に分けて理解し、自分の中で咀嚼する力です。だから「本を読まないできた」と笑って済ませる話ではありません。ビジネスをするうえでは、そのまま大きな不利になりやすい領域です。
読めないと何が起きるのか
読解力の重要性は、抽象論だけではありません。実際の現場では、判断ミスの形でかなりはっきり表れます。
強い言葉に引っ張られやすくなる
文章をきちんと読み解けないと、表面的なキャッチコピーや先導的な言い回し、論理が破綻しているお伝えしたいことでも見抜きにくくなります。結果として、解釈を間違えたり、誤った判断をしやすくなったりします。これは、情報が多い時代ほど致命的です。
映像の強さを受け流せなくなる
動画や映像には、もともと人を一定方向に引っ張る力があります。だからこそ、それを受け取る側には、内容を分解して考える力が必要です。読解力が弱いままだと、映像の分かりやすさや勢いそのものに流されやすくなります。動画の時代だからこそ、逆にテキストを読む力が問われる、という指摘は重いところです。
技術だけでは前に進まない
この話が単なる教養論で終わらないのは、私自身の仕事の変化が背景にあるからです。
DTPとWebの先で見えた限界
もともとはDTPのデザイナーから始まり、Webデザイナーとして技術を磨いてきた中で、「切れる刃だけでは生きていけない」と感じるようになった。人を動かすにはマネジメントがいる。お客さまの先のお客さままで動かすにはマーケティングがいる。技術だけでは、結局そこまで届きません。
必要なのは人を動かす理解
自分がどう動かされるのか、相手がどう動くのかを理解するには、表面だけの情報では足りません。文章を読み、考え、他の知識と結びつける作業が必要になります。だから、技術職だから文章は苦手でもいい、という話にはならないわけです。
自走できる会社に必要な循環
この回では、読書の話がやがて「自分たちで回れる会社をどう作るか」というテーマにつながっていきます。
依存させない支援を目指す
私が目指しているのは、ずっと横に張り付いて支えることではなく、最終的には自分がいなくても回る状態です。そのためには、外から答えをもらい続けるのではなく、社内で情報を受け取り、解釈し、次の行動に変えられるようにならなければいけません。
インプットとアウトプットはセット
まず情報を集め、正しく解釈する。そして次に、それを誰かが動ける形にして伝える。この両方がそろって、はじめて会社は速く回り始めます。読み取る力だけあっても、相手に伝えられなければ止まりますし、逆に伝える力だけあっても、外から常に燃料を入れ続けなければ動けません。
最重要なのは顧客から返ってくる情報
さらに大事なのが、行動した後に何が返ってきたかを見続けることです。この話が、ここまでの読解力の話ときれいにつながります。
フィードバックが次の判断材料になる
何か施策を打てば、必ず反応が出ます。それをきちんと観察し、次のインプットとして回収しなければ、改善の循環は生まれません。外のノウハウを追いかけるより、自分たちが動いた結果として返ってきた反応の方が、ずっと価値の高い情報になります。
読解力はこの循環の起点になる
社内の声、お客さまの声、外から入ってくる知識。これらを適切に読み解けなければ、次の打ち手もぶれます。読書の重要性がここまで強く語られているのは、結局それがアクションとフィードバックの循環を支える基礎だからです。
まとめ:読書は情報社会の基礎体力
この前編で伝えられているのは、読書を趣味や教養の話として片づけない方がいい、ということです。文章を読み解く力は、動画や音声を含めたあらゆる情報を正しく受け取り、判断し、誰かに伝え、結果を見直すための基礎体力です。小さな会社が外部に依存しすぎず、自分たちで考えて回っていくためにも、この力は避けて通れません。まずは読む力を鍛えることが、実はもっとも普遍的な実際の現場の土台になります。
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