Webサイトのサービスや商品の選択肢は多いほうがいい?悪い?

選択肢は多ければよいとは限りません。お客さんが短い時間で納得して選べるように、商品ラインナップや選び方の流れを設計してください。

Webサイトや商品選びで選択肢を増やしすぎると、かえって迷って選ばれにくくなることをジャムの例で説明する図解(中小企業の経営者・Web担当者向け)
Webサイトや商品選びで選択肢を増やしすぎると、かえって迷って選ばれにくくなることをジャムの例で説明する図解(中小企業の経営者・Web担当者向け) (タップ/クリックで拡大)

Webサイトや商品ページで、お客さんに親切にしようと思って選択肢をたくさん用意しています。選択肢は多いほど選ばれやすく、満足度も上がると考えてよいのでしょうか?

お客さんに合わせて選択肢をたくさん用意することが親切だと考えがちです。いろいろな人に合わせたパターンを増やせば、選びやすくなり、満足度も上がるだろうという考え方です。

ただ、Webマーケティングということを視野に入れると異なってきます。

実際の販売の現場では、これは逆に働くことがあるのです。

よく知られているジャムの例では、ある店ではジャムを6種類、別の店では24種類並べました。24種類の方は多くの人を引きつけましたが、実際に売れたのは6種類の方だった、という話です。

ここで押さえておきたいのは、選択肢が多いと人を集めることはあっても、選んでもらいやすくなるとは限らないという点。むしろ、選択肢が多すぎると迷ってしまい、買うところまで進みにくくなることがあります。

選ぶという行為は、必ずしも楽しいものではありません。お客さんにとって大事なのは、自分も周りも納得できるものを、できるだけ短い時間で、リスクなく選べることです。いろいろなものを楽しく比べて選んでくれる、という前提は幻想に近いと考えた方がよいでしょう。

そのため、商品ラインナップや選び方の流れを考えるときは、「選ぶのは楽しいことではない」という前提で設計することが大切です。お客さんが迷わず、自分に合うものを早く選べるようにすることで、売れやすさは変わってくると思います。

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