おはようございます、ラウンドナップの中山です。
下の子が手足口病にかかり、そして同じタイミングで上の子が諸処いろいろな予定が入っており、予定を調整しながらの今週となっております。申し訳ございません。
スケジュールはギチギチだったのですが、もともと定例含めビデオ会議が基本だったため、一部の方にリスケをお願いすることにはなりましたが、90%は在宅で乗り切れそうな所です。
とは言え安易に在宅・テレワークを推奨するつもりはありません。独立する前からリモートワークを行っておりましたので、使用者側としても労働者側としても経験しておりますが、ケースバイケースです。
業務にもよりますし、人の性格にもよります、企業文化にもよります。集合勤務は古い、リモートが新しいというわけではありません。それが成立するのは、ホログラムのようにまるで集合勤務しているように自然に体感できるようになった時ですね。ARが2歩3歩先に行った時でしょうか。
オキュラスのVR Chatの現状を見るとAR Officeもそう遠くはないでしょう。
1年ほど前に「Spatial」という企業が、その姿を見せてくれました。これの発展系がイメージに近いです。動画面白いのでぜひご覧下さい。
※英語です、音が出ます。
こういう世界が来れば、距離のディスアドバンテージ・アドバンテージはなくなります。建設など資材の輸送という物理的なものが関わらない業界においては、「近くの会社だから」という理由で選ばれることも、選ぶこともなくなります。
ロボットが発展すれば遠隔操作できますので、介護など人的な部分も遠隔で可能になります。
そうなったとき、純粋に試されるのは、人の能力です。そしてそれを育てる会社の文化と風土、それに合った人を集めてくることができるビジョンとミッションの発信です。
今売れているから良いと考えるのではなく、なぜ今売れているのか、商売ができているのかを把握し、その上で将来に向けて何を育てていけばよいのか、考えなくてはなりません。
次、ウェブの戦略やホームページを見直す際は、自分たちの現し身を作るつもりで、そういった現在過去未来の情報を入れて考えてもらうと、一粒で2度3度おいしいリニューアルになると思いますよ。
ホームページが持つことができる圧倒的な情報量と構成可能性は、他の手段には無いものです。自分を客観視するという観点で、真剣にホームページは作らなければなりません。もちろん、成果を出すためにも。私はそこをとても大事にしています。
LINE@で配信している日刊情報から一部をピックアップします。最近ちょっと不作です。こういう物に興味があるなどありましたら、おしえてもらえるとうれしいです。
2019/07/22:あの聖地「タワレコ」に、女子も吸い寄せられる | | 東洋経済オンライン
CDが売れないという時代において、タワーレコードの一部の店舗が売上維持をしているという事例。結論としては「聖地化」つまりは、特定のアーティストにフォーカスした周辺商品を取り扱ったり、写真撮影ポイントを設けるなど、訪れる価値を提供しています。
CD売れない時代の中で、周辺の欲望を上手く刺激しているのだという印象。もともと音楽は音楽そのものだけではなく、それ以上に「楽しんでいる人同士の場の共有」「自らの生活に組み込いれることで、世界観を替える」などの部分が魅力であったように思います。
そう考えると、そこを刺激することでまだフロンティアはあるというのが、今回の趣旨かなと。とは言え、聖地が成立する、ファンの母集団が大きいアーティストの数や、スタッフの確保、止められないサブスクリの波を考えると、延命しつつ今のうちに次の策を考えているということなのかなと思います。
2019年7月23日:フードデリバリー「Uber Eats」幹部が語る“ドローン配達”の狙い
https://japan.cnet.com/article/35140257/
「ドローン=不安定」なイメージが払拭されるところまで技術進化が進めば一気に活用の幅が広がることは確実ですね。
ドローンが物を運んでくるようになったら飲食店は二極化するでしょう。1つは場所込みで価値を提供する方向性。いわゆる高級路線やエンタメ路線。そしてそれ以外は実店舗を持たずに配送のみ。
配送のみだと外で食べる時どうするのかと思いがちですが、ピンポイント配送が現実になったら、配達受け取り用のフードコートみたいなのが、店舗に変わって出てくるのではと思います。
企業がスポンサリングするか、シナジー狙ってお店に併設するか。場所だけ用意すれば良いので。そういう場所を集めたマップアプリが出てきて、解決するのではと。
未来を考えると、立地だけでやれているお店が一番潜在リスクが大きいでしょう。
2019/07/24:アップルが「ポッドキャスト」に巨額投資、独占契約も視野に
ポッドキャストについては定期的に「これから来る!」がやってくるので、今回もそうかなと思いつつ、Appleミュージックの付加価値として非音楽のオーディオコンテンツと考えたとき、扱い慣れておりすでにiTunesなりiPhoneなりのプラットフォーム上にあるポッドキャストが実験対象として良かったのではと思います。
独占契約云々は、大手の話と考えて良いかと。日本でもし行われるとすれば,有名所外国語系、ビジネスでは日経系列、他は芸能人やラジオ系、文化人、ビジネス系かなと思います。TEDなども。
中堅〜小規模配信者には課金システムが提供される可能性はあるかもしれませんが、オファーが来ることはないでしょう
Appleが動いたらポッドキャストが自由に聴けなくなる、出せなくなると言うこともないでしょう。ポッドキャスト配信の実態はRSSファイルとそれに紐付いた音声データだけですので、簡単にiTunesでもGoogleでもStitcherでもSpotifyでもTuneInでも配信できちゃうからです。
とは言え今後を考えると、情報が多くて「ながら」に向いている音声媒体は人気が出ます。可処分時間が限界を超えていますから。
私も、ビジネス的な反応が取れるかどうかも、費用対効果も200回が近いうちのポッドキャストで実験しながら見えています。
ざっくりと言えば「伸びるでしょうが、多分伸ばすのが動画より難しい、かつそこまでマーケットはまだ大きくない。
感覚的には動画の方が楽かもしれません。だって、ビデオに撮られるの慣れてるじゃないですか。スマホで。でも、音声だけで成立させる経験って、ほとんどの場合、ないですよね。
というわけで、諸手を挙げて「コンテンツ活用には必須だ!」とは言えませんが注目のトピックスである事は事実ですね。
聞いたことがないという方は、iTunesないしSpotifyあたりで探してみて下さい。
ラーニング系なんて教材レベルの物たくさん。もちろん、うちの「会社を強くする実践WebコンサルPodcast」も聞いてもらえると嬉しいです。
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第193回:経済産業省の掲載事例動画でストーリー作りのヒントと、他社のストーリーを知ろう
前回「ストーリー作りの重要さ」をお伝えしましたが、なかなか現在過去未来を構成するのは難しいこともあるかと思います。
経済産業省がYouTubeで掲載している小規模事業白書の掲載事例の動画が、自分たちのストーリー作りにも、また、他社のストーリーを知ることにも役に立ちます。
これを見て頂くと、イメージ作りが前に進むかと思います。
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Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。
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