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有識者が考える、これからのSEOで重要な要因と、中小・小規模事業者が取るべき「見方」

みなさんこんにちは、ラウンドナップの中山です。夜半はずいぶん涼しくなりましたね。外を出歩くのも先月に比べればずいぶん敷居が下がりました。うちの犬も含め、お散歩犬たちも楽しそうです。

さて、消費税増税が迫っております。かこつけて、あまり実際の負担が変わらないような商品・サービスでも増税前の…という文句でキャンペーンがいろいろ行われております。

軽減税率対象では無い場合2%上がりますが、10万円の支払でも2000円違うだけなので、空気に押されて理由もなく前倒ししないように注意が必要ですね。

企業なら、手間が増えて人件費が少し上がっただけでむしろ損になります…。

さて、今回はSEOの話題をお届けします。こちらは押さえておいて損はありません。

有識者が考える、これからのSEOで重要な要因

Google Ranking Factors 2019: Opinions from 1,500+ Professional SEOs | SparkToro
https://sparktoro.com/blog/resources/google-ranking-factors-2019/

SparkToroというリサーチ会社による1500名以上のSEO専門家に対して行った調査です。
内容としては

  1. 順位決定に影響していそうな要素は何か(選択式)
  2. 逆に、関係なさそうな要素は何か(選択式)
  3. 3年後の未来を考えたときに、SEOで重要なことは何か(選択式)

です。

この中で、みなさんとしてはやはり1や2が気になるとは思うのですが、実際データを見ると、いわゆる「テクニック的な何か」はもうありません。

今のSEOって、そういう状態なのです。

Googleのアルゴリズムは、昔のようなテクニカルな抜け道でなんとかなるものではありません。

上位の順位決定要因は何か?

では、実際に上位にある要因をいくつかピックアップします。上位は以下の様な物です。

  1. コンテンツの妥当性(ユーザーが求める内容に対しての)
  2. リンクされているサイトやページの品質
  3. 検索キーワードに関係する言葉が入っている
  4. ドメインが持つ専門性や権威や信頼性
  5. モバイルフレンドリー

など…厳密にはもう少し細分化されていますが、大体こんな感じです。

見て頂くと分かる通り、結局、定性的な物なんです。

データを基に作るという方向性もアリでしょう、現状の上位サイトのリバースエンジニアリングから入るのもよいでしょう。

ただ、中小・小規模事業者の方々がそのやり方をトルのはムリ・ムラ・ムダがありすぎます。

お客さまとの表面積が大きいのが強みの中小企業は「お客さんの声を元に」「ひたすら新しい,求められている情報を」「分かりやすく提供し」「それを見込み客に伝えること」です。

結局、よく言われるあたりまえのことになるのですが

勝っている会社さんって、この愚直なことを何年もやってきているんです。

私はそれが答えだと確信しています。

諦める会社さんや、裏技探しにやっきになって間違った努力を続けてしまうケースが、いわゆる失敗例になっていくのです。

Googleが賢くなればなるほど、みなさんしか得られない現場の情報も取り込んで、より進化していきます。そうなったら、先回りしている皆さんは、確実に有利です。

テクニカル重視の情報の危険性

例えばテクニカル系のセミナーも、大体実際にはテクニカルな手段を使うだけ。

その手段をどう使うかは、テクニックだけではなくビジネスの経験やマーケットの分析力が必要だというものが、実際はほとんどなんですよ…。

むしろ、本当にテクニックだけで終わった場合、正直そのセミナーは信頼できない可能性が高いです。気をつけて下さい。

本当に大事なのは「3番」の未来です

そして、わたしが思うぜひ見て頂きたいのは、3番です。3年後にどうなっているのか?

内容としては以下の3つが大きいという結果です。(繰り返しますがあくまで有識者の見解でGoogleの公式な物は一切ありません)

  1. Googleは直接検索結果に情報を出すようになるだろう
  2. 機械学習やAIが進化していくだろう
  3. ユーザーの行動やトラッキングはどんどん難しくなるだろう

ここから見えてくるのは、テクニカルが重要ではないとは言え、Googleがどこに向かうのか、自分たちが出している情報をどうすれば、もっとたくさんの見込み客や応援してくれる人に届けられるのかといった部分は知っておかなければならないということです。

良い情報を作っていれば、いつかは見つけてもらえるという、一昔前のものづくり文化に似た考え方は、マイナスはない物の、機会損失がどんどん増えていくでしょう。

自分たちの抱えている情報を、今のGoogleにどう伝えて、どんなタイミングで何をどんなコンテンツ形態で出すべきか。

そういったマーケティングテクノロジーについては、確実に押さえなくてはなりません。

今後の企業のSEOとの関わりは、この辺りにシフトしていくと私は思っており、そこを強化しています。みなさんとタッグを踏んで、餅は餅屋で一緒にやっていきましょう!


中小企業専門コンサル会社「株式会社ラウンドナップ」の中で、代表取締役の中山が培った中小企業・小規模事業者600社以上の現場経験を元にした、全方位ノウハウを毎月980円で見放題。

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[1]地域のリーダー企業がITを活用し「観光まちづくり」をけん引
http://bit.ly/2zzh4Fn

兵庫県豊岡市の城崎温泉のIT活用事例です。

地域全体で情報を集約するWebアプリを作って、インバウンド観光客向けに利便性を向上させ、集客からの満足度アップと顧客単価の向上などを狙った物かと思います。

アプリ自体は多言語化し切れていなかったり、重かったり、むしろGoogleマップベースの方がいいのではと、いろいろ感じますが、

インバウンド観光客向けならず国内でもあえて情報を区切って集約するという方向性は、これからのトレンドではと思います。

こういう系、今後が楽しみですが、維持管理が最も重要。情報鮮度が落ちると一気に朽ち果てます。

今回大学のゼミ連携で作成したということで、一過性の物にせず、モチベーションを保ちつつ地域で運用していかなければなりません。

そういうことができる人材が、今とても求められています。巻き込んで、形にする。

[2]ブログのデザインをリニューアルしました | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/launching-new-theme/

困ったら相談している「SEOといえばこの人」鈴木謙一さんのブログ、うちでリニューアルしました。

SEOに関して新技術いろいろと取り込んで作ったので、見た目はシンプルですが裏はいろいろ仕込んであります。

制作は全部、私がやりました、最新の技術などは自分で触らないと、皆さんにとって意味があるのか、投資対効果があるのか、外注さんにお願いするとき、どうしたらいいか分からないためです。

謙一さんも書かれていますが、まだまだ改善の余地ありで、うちとしてもトライさせてもらえる場として今後ともブラッシュアップしていきます。

SEOは怪しい情報もたくさんあり、誰を信じていいか分からないケースもあると思いますが、謙一さんは間違いなく信じられます。海外で英語で講演するレベルです。

こまったらぜひ、謙一さんのブログ見てみて下さいね!

 

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無料音声セミナー(Podcast)最新号

第198回:HPで集客がうまくいかないことより、もっと怖いこととは何か?

今回は、ホームページと実店舗の両方を使う方に是非気をつけて頂きたい内容をお伝えしています。

eラーニングサービスの「ラウンドナップ・メソッド」でも重要なポイントとして扱っていますが、オフラインとオンラインをまたぐときに問題が起きがちです。

具体的には、ギャップや期待値という観点が必要です。では、それは何でしょうかそしてどうすればよいでしょうか。

https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892

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ご質問はいつでも受け付けておりますので、このメールの返信などでお送り下さい。

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Amazonか大手書店で販売中です。既に中古があったりと、物の循環がとても速くなった今という時代を感じます。

さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。

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あとがき

終わりに

ホームページの方には書いてあるのですが、一時的に電話窓口を止めております。申し訳ありません…。

案件が詰まっているのはいつものことなのです、別に良いのですが(なので、メールフォームからでしたら、ご遠慮なくお問合せ下さいね)

とにかく、営業が多いのです!しかもしつこい。フリーダイヤルにかけてくる業者もいるくらいです。IT系というより、詐欺ギリギリのセールス系です。

電話代行を頼んでいるのですが、同じ業者の物が多数なので、今後どうするか考えるために、いったん止めました。

さて、オンラインノウハウサイト、ラウンドナップ・メソッドも順調に利用者が増えております。しばらくは月々980円ないし年額9800円ですので、新しいスタートアップとスキルアップのためにおすすめです。

詳細・申込はこちらhttps://roundup-inc.co.jp/service/method-detail/

では、残暑も厳しいですのでお気をつけ下さい。

またメールしますね。

中山

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