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HPの自社更新に踏み切れない方へ、それは中小企業の強みを自ら捨てているとも言えるのです。その理由と対策とは。

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今週のトピックス

■今回のトピックス

  1. コロナの下で始めたことを「臨時対応」と思わず、「継続施策」と考えよう
  2. HPの更新を未だに外に頼っているのは大きなリスク・コスト
  3. 小さい会社は速いスピードで舵を切れることが、最も大事な武器の1つ
  4. お金がかかると思うと、行動が遅くなる
  5. 自分たちでほとんどの作業ができるなら、一気に状況は変わってくる
  6. 分厚いアクセス解析レポート、ゼロばかりが並んだ広告レポートなんていらない
  7. Webinar最新回のご案内
  8. 情報配信LINE@から抜粋
  9. 書籍などのお知らせ
  10. 終わりに

こんにちは、ラウンドナップ中山です。

GWの関係で少しスケジュールが遅れてしまいました、申し訳ありません。

感染者数が減少傾向ということで、来月からはできることが増えそうです。今のうちに、スパイク消費やその後の売り方について準備が必要ですね。

と言うわけで本題の前に少しその話題です。

コロナの下で始めたことを「臨時対応」と思わず、「継続施策」と考えよう

コロナ緊縮下で始めたことを止める必要は全くありません。人は、体験して初めて、新たに「そういえばこういう物があったら便利だったね」に気づく物です。

今回、飲食であればテイクアウトやデリバリーという顧客接点が生まれました。

これは、今ほどではないでしょうが、今後も一定の需要が見込めるでしょう。

そもそも、コロナに関わらず「中食」の需要はどんどん伸びておりました。日本惣菜協会の惣菜白書や、富士経済のデリバリー・テイクアウトの国内市場調査結果等のデータがあります。

外食だけだった店舗が中食も展開できれば強いですよね。

もともとその様な潮流があったのが、この数ヶ月で一気に加速したわけなので、落ち着いたら止めるのではなく、今いるお客さんの顧客化と、新規獲得などを今後も続けていくのが良いですね。

また、他の業界でも同様です。特に必要緊急以外のもので、今売上が立っている=ニーズがある、ものは、今後もそのニーズは残るでしょう。採算の取れる形で、続ける方向をお勧め致します。

さて、今回の話題に入っていきましょう。

HPの更新を未だに外に頼っているのは大きなリスク・コスト

未だに少なくない企業が、Webサイト(ホームページ)の更新を外に頼っています。

あるいは、ちょっとした、例えばブログやお知らせ欄だけは自社でできるけれど、普通のページは外に依頼している、と言うケースも多いでしょう。

しかし、これは10年前ならいざ知らず、今の時代にはそぐいません。

少なくとも以下の体制を目指さなくてはなりません

  • デザインやレイアウトがそれほど大事ではないページについては自社で作成できる
  • 既存ページの修正は自社でできる
  • 広告のランディングページや、大きなキャンペーンページは制作は外に出すが、最初のプランニングやスケッチは手書きでも良いので自分たちで作る

難しそうですが、以外とそうでもありません。テクノロジーの発達のおかげで。

小さい会社は速いスピードで舵を切れることが、最も大事な武器の1つ

小さい会社が真っ向から大企業や中堅企業にぶつかれば、どうしてもヒトモノカネに始まるリソース面で負けてしまいます。

ではどうすればいいのか、それはいろいろな切り口があるでしょうが、大きいのは「転身の速さ」「臨機応変に戦える体制」「小さなマーケットであっても事業継続できる利益を上げられる」ことがあります。

特に、いわゆる「小回りの良さ」「意思決定の速さと行動の速さ」は大事です。中堅企業や大企業が攻めづらい規模のマーケットや、攻められるけれど、取り切れないニーズに対して、それを上手くすくい取って、トライアンドエラーを繰り返しながら事業化していくのは、小さい企業でないと難しいでしょう。

その時、大事になってくるのはとにかくスピード感。そして、現場とマーケティング・営業の距離の近さです。

現場から得られた様々なフィードバックを、すぐにHPやチラシに反映できるかどうか。

HPやチラシのフィードバックを、逆に営業に情報として流せるかどうか。

高速に、アクションとフィードバックを回せるかどうかが、鍵となります。

そのためには、いちいち外にHPのページ作成や更新を依頼していたら、間に合わないですし、コストもかかってしまうんです。

例えばどれくらいコストがかかる?

例えば、現場からのフィードバックを元に、広告LPのキャッチコピーや最初のメッセージングの部分を月に4回変えるとします。週次ですね。また、それを受けてトップページの修正も毎月行うとします。フィードバックループとしては決して早くないです、普通です。

もし制作会社に頼んだ場合、安いところでも

  • トップページの修正:1万円/回
  • LP修正:(まちまちでしょうが):7,500から1万円×4回

totalで4-5万円でしょうか。

そしてそれぞれ、依頼してから2-3日は少なくとも修正までかかるでしょう。

また、キャンペーンのために新規ページ作成を依頼したら、3-5万円くらいはかかります。

あっという間に、月の維持管理費が10万円位になってしまうわけです。

このあたりは、昔から言い尽くされていることではありますが、私は「コスト」の面もさながら「改善のスピード」が遅くなることが問題だと考えています。

お金がかかると思うと、行動が遅くなる

小さい企業にとっては10万円、仮に安くて半分の5万円だとしても、大きな金額です。それに見合ったリターンがあれば良いですが、正直制作会社側もページ修正や作成だけ依頼されても、なかなか結果は出せないんです。

なぜかというと、売れる売れないって、小手先で決まる物ではないからです。そして、小手先ではないもっとちゃんと考えられたページを作るとすれば、予算は平気で30万とか50万とかになるからです、1ページで。

となると、皆さんどう考えるかというと「HPはお金もかかるし、売れるかも分からないから、程々に触る程度にしておこう」となってしまうんですね。

自分で自分にブレーキをかけてしまうんです。

これが一番、マズいことなんです。

自分たちでほとんどの作業ができるなら、一気に状況は変わってくる

しかし、大きなページ作成以外の、現場からのフィードバックを元にした修正や変更を、自分たちで行えたらどうでしょうか。

少なくとも、何度やっても外に出る費用はゼロになります。もちろんその分会社内での人件費は見えないところで増加しますが、外に出すよりは、はるかに安いですし「何よりスピードが速い」

ぶっちゃければ、そんなにきれいなレイアウトやデザインなんて、少なくともトライアンドエラーをやっている段階では不要なんです。

特にスマホが主流になってきてからは、画面サイズが小さくなりましたから、デザイン自体が影響する部分がかなり少なくなりました。文字もきれいに見えますし。

なので、どんどんワードで文章を打つように作って、修正して、ができるんですね。

こうなると、どんどんアクションとフィードバックのループ速度が上がっていきます。

大事な部分だけ最初の1枚は作ってもらったりすればよく、後は

  • 日々の疑問点などを相談したり
  • 考えている方向性について議論したり
  • 外から持ってきたノウハウや情報が正しいか、役に立つか相談したり
  • 全体の状況を定期的にチェックしてもらったり
  • 難しいシステムなどについて依頼したり

といったことを外に頼れば、良い形になります。

実際、うちのお客さまで、HPからの受注が増えている会社さんってほぼ100%ここまで行った方です。

分厚いアクセス解析レポート、ゼロばかりが並んだ広告レポートなんていらない

こうなると、もうGoogleアナリティクスの数字を元にした分厚いレポートや、ゼロの数字ばっかり並んでいるPPCレポートなんて不要になるんです。

うちは、ZOOMで、最近の商売について話した後、15分くらいでざっくり画面共有して解析画面を見て、認識あわせをする位で終わりです。後は商売の話や最近の悩みの話、プロジェクトの進捗の話です。

ほんとに、こういうやり方ができるか,こういうやり方で対応してもらえるかが、小さい企業では大事なんです。

いったんこっちのゾーンに入ると、とても楽しくなります。

もちろん成果にも繋がります。

苦手意識を持っているのは、本当に、本当にもったいない。

今やワードプレスで真っ当に構築すれば、自分たちで更新したり追加できるHP、できますので。しかもむしろ普通のHPより安いです(少なくともうちは普通のHTMLで作った方が倍位高いです、Wordpressで作ると安いです)

不安かもしれませんが、世界で一番使われているツールです。書籍もたくさんあります。ネット上にハウツーもたくさんあります。

今の時期を機に、こちらの世界に入ってきてはいかがでしょうか。

小規模事業者持続化補助金などもありますし。

ぜひ、と思います。お気軽にお問合せ下さい。

Webinar最新回のご案内

[第236回]普通のセミナーができないからWebセミナーをやろう!」は危険 - Webコンサルタント中山陽平

[第236回]「普通のセミナーができないからWebセミナーをやろう!」は危険な理由

今回は、今様々な場所で急速に開催が増えているWebセミナー(Webinar)について。
通常のセミナーが行えないために開催が増えています。

しかし、マーケティングのプロセスの中で、「時間を区切って」「個人情報をかなり取って」行うのかを、きちんと考える必要があります。

また、オフラインとオンラインのお客さまを同様に考えて集客・開催を行おうとすると陥りがちな穴があります。今回はそんな内容です。

日刊情報配信からピックアップ

LINE@です。

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LINE@の登録はこちらから、もちろん無料です → https://lin.ee/5NzoMnY
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[1]「オンラインで名刺交換」どう実現?

https://boxil.jp/mag/a7000/

印鑑と同様に消えるのは時間の問題なのが名刺です。上の記事は名刺管理のSANSANの記事広告、話半分でお読み下さい。

名刺は、考えてみると異常なツール。ビジネス上欲しい情報が凝縮して詰まっているのですから。

そのため、集めた名刺の数を目標にさせられたり、名刺を起点とするセールスフローを持っていたりするわけです。

ただこれは前時代の物。「慣習だから残っているだけ」と考えるべき。今、現場では「ちょっとあっただけの人や営業に名刺を渡したくない」という人が多いですよ。

理由は明らかで、面倒なことになるから。名刺からのアプローチを基本的に無視する人も増えています。

これが、慣習さえも消えたら、海外と同様に、心を開いたら渡す物になるでしょう。

名刺起点営業の会社は、早急にやり方を見直す必要があります。

後、オシャレな名刺とか全く意味ないです。

ただし、ネットで500円で作ったようなツルツルの安っぽいのはNGです。最低ラインはあります。

[2]【May 2020 Core Update】Googleがコアアップデートを実施。大きな順位変動が発生か? | 海外SEO情報ブログ

https://www.suzukikenichi.com/blog/google-rolled-out-may-2020-core-update/

子供の日ですかね、Googleが大きなアップデートをかけました。私の観測範囲でもかなり動きがあります。急に落ちた方、上がった肩いると思いますが、展開完了まで1-2週間かかりますので、まだ分かりません。15日~20日ごろ順位が安定してきたときに、次の手を模索することをお勧めします。

上がったにしても下がったにしても、検索結果がどう変わったかをご覧下さい。そこには、ユーザーの今の求めている物があるはずです。自分たちが上がったなら、逆にどこが下がったのか。逆に自分たちが下がったならどこが上がったのか。

Googleの認識精度は基本的には上がり続けています。大事なキーワードでの検索結果は定期的にキャプチャなどで残し、こういう時に比較できるようにしておくことをお勧めします。

バックナンバーのお知らせ

過去分ニュースレターのご案内

※ラウンドナップ・Webメソッドの中で、PDF版とePub版を配信開始しました。メソッドをご利用の方は無料で閲覧できます。

また、今まで通り過去のニュースレターをKindleで出しています。2015年から2018年まであります。99円ですが、アンリミテッド使える方は無料です。
著者ページ → https://www.amazon.co.jp/-/e/B078JLLTHJ

2019年度版もいずれ出しますね。

書籍は最初の一歩にお勧めです

Amazonか大手書店で販売中です。既に中古があったりと、物の循環がとても速くなった今という時代を感じます。

さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。

今すぐAmazonでご購入ください → http://amzn.asia/15AeH9k

終わりに

家族みんなですっかり「あつ森」にハマっています。寺川俊平アナの話ではありません。任天堂スイッチの「あつまれ動物の森」です。

6歳の息子を中心に、家族4人(1人は2歳なのでまだテントがあるだけ)で同じ島でやっていますが、家族の会話がかなり増えた感じで、良いですね。なかなか子供との共通の話題って無いですし。

それに「あつまれ動物の森」で1つの島で同居でやると、自分のことだけ考えていると、楽しくないですし、助け合いしないと上手く良い島にできないんですよね。良くできているなぁと思います。社会性がつくというか、優しくなれます。

ゲームに偏見を持つのはもったいないと改めて感じた次第です。

子供がニコニコして「博物館できたよ!」なんて言ってくると、家の中も明るくなるって物です。

そして妻は、むかしからコツコツ作業が大好きなので、島中の雑草を定期的に刈り尽くしていて「あいつの通った後にはペンペン草も生えねえ」状態になっております。

性格がでますね…。

では、また次回、メールしますね。

中山

追伸:私は釣りばっかして家の中を水族館にしています。

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