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第561回:他社の真似は無駄ではない&毎日30秒のWeb活用スモールステップ

  1. このサイトで聞く
  2. Podcastの概要
  3. Web活用の「最初の一歩」に関するよくあるご質問
    1. Q. Web活用を始めたいのですが、何から手をつければ良いか分かりません。
    2. Q. 他社と同じようなWeb施策を今からやっても、効果はあるのでしょうか。
    3. Q. Webマーケティングで最も効率の良い方法を見つけてから始めたいです。
    4. Q. Webサイトを改善するための、今日からできる具体的なアクションはありますか。
    5. Q. Web施策を進める上で、担当者任せにしないためにはどうすれば良いですか。
  4. はじめに:なぜWeb活用の「最初の一歩」が踏み出せないのか
  5. Web活用が進まない企業に共通する3つの誤解
    1. 誤解1:自分たちに合った特別な手法が見つかれば動ける
    2. 誤解2:他社と同じことをやっても意味がない
    3. 誤解3:最も効率の良い方法でなければ損をする
  6. 「他社の真似は無意味」という考えを乗り越える
    1. 成功企業も特別なことはしていない現実
    2. 「守破離」に学ぶ、模倣から始める価値
  7. 「完璧な手法探し」から脱却するために
    1. 手法は後からついてくるもの
    2. 何もやらないことはゼロではなく「マイナス」
  8. 今日から始められる、具体的な最初の一歩(スモールアクション)
    1. ステップ1:毎日30秒、自社のホームページを見る
    2. ステップ2:月に1〜2回、改善点を共有する場を設ける
    3. ステップ3:気づきを言語化し、チェックリストとして蓄積する
  9. まとめ:小さな一歩を積み重ね、会社を強くする
  10. 配信スタンド
  11. ■Podcast /Webinar への質問は
  12. 運営・進行

このサイトで聞く

Podcastの概要

「完璧な計画がないと動けない」「他社の真似では勝てない」そう考えてWeb活用の一歩が踏み出せずにいませんか。このエピソードでは、成功企業も実践する地道な改善の重要性と、その具体的な進め方をお伝えします。まずは自社サイトを毎日見直すことから。小さな積み重ねが会社を強くする、その理由と方法を解説します。

Web活用の「最初の一歩」に関するよくあるご質問

Q. Web活用を始めたいのですが、何から手をつければ良いか分かりません。

A. まずは自社のウェブサイト(ホームページ)の改善から始めるのがおすすめです。集客施策の受け皿となるサイトが整っていないと、他の施策が無駄になってしまう可能性があるためです。

Q. 他社と同じようなWeb施策を今からやっても、効果はあるのでしょうか。

A. 効果は十分に期待できます。他社が継続している施策は、一定の価値がある証拠です。まずは真似をすることから始め、自社の知見を蓄積していくことが重要になります。

Q. Webマーケティングで最も効率の良い方法を見つけてから始めたいです。

A. 最も効率の良い方法を最初から見つけるのは困難です。何も始めないことは機会損失に繋がります。まずは効率が悪くても行動を起こし、検証を重ねて改善していくプロセスが大切です。

Q. Webサイトを改善するための、今日からできる具体的なアクションはありますか。

A. 毎日30秒で良いので自社のウェブサイトを見てください。顧客目線で改善点を見つけ、記録していくことから始めましょう。それをチームで共有する時間を設けることも有効です。

Q. Web施策を進める上で、担当者任せにしないためにはどうすれば良いですか。

A. 経営者や上長が率先して関心を持つことが重要です。例えば、毎日サイトを見る習慣を上司から始めるなど、負担にならない範囲で共に取り組み、会社全体でサポートする姿勢が求められます。

はじめに:なぜWeb活用の「最初の一歩」が踏み出せないのか

Web活用やデジタル活用の第一歩、あるいは新しい施策を始めるための一歩。やらなければいけないと思っていても、なかなか踏ん切りがつかず、動けないことがあるのではないでしょうか。今回は、多くの方がなぜ第一歩を踏み出せないのか、その理由と具体的な解決策についてお話しします。

Web活用が進まない企業に共通する3つの誤解

ご相談を受ける中で、Web活用がうまく進んでいない企業には、いくつかの共通した考え方の傾向があると感じています。特に多いのが、以下の3つの誤解です。

  • 自分たちに合った特別な手法さえ分かれば動けると思っている。
  • 他社がやっていることを真似しても追いつけない、意味がないと考えている。
  • 最も効率の良いやり方でなければ、損をするという意識が強い。

これらの考え方を持っていると、なかなか最初の一歩を踏み出すことが難しくなります。ひとつずつ見ていきましょう。

誤解1:自分たちに合った特別な手法が見つかれば動ける

自分たちにぴったりフィットする、魔法のようなやり方がどこかにあるはずだ、と探しているケースです。しかし、そのような情報が自然に舞い込んでくることはありません。ほとんどのWeb施策は基本的なやるべきことの組み合わせであり、それをどれだけ精度高く、時流に合わせて実行できるかという、地道な努力の連続なのです。

誤解2:他社と同じことをやっても意味がない

他社がやっていることを今さらやっても追いつけない、何か最新の独自の手法でなければ勝てない、という考え方です。しかし、実際に成功している企業の現場で行われていることは、決して特別なことばかりではありません。むしろ、他社がやり続けていることには、それだけの価値がある証拠です。

誤解3:最も効率の良い方法でなければ損をする

最高の状況を基準点として、そこから少しでも効率が悪い部分を「コスト」や「マイナス」と捉えてしまうケースです。最初からコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを追求しすぎると、最高の方法が見つかるまで動けず、結果として何も進まないという状況に陥りがちです。

「他社の真似は無意味」という考えを乗り越える

成功企業も特別なことはしていない現実

実際にWeb活用で成功している企業の現場に入ってみると、行われていることは驚くほど地道です。特別な手法を探す時間があれば、まずは手を動かし、何かを変えていこうという風土があります。本当にコツコツと、マイナスではないことを積み上げ、その中で得られた知見をもとに最適化していった結果、成果が出ているのです。

「守破離」に学ぶ、模倣から始める価値

武術などにある「守破離」という言葉のように、最初は先達のやり方を守り、真似ることから始めるのが基本です。他社がやっていて、かつ継続できているということは、投資に対して見合う価値を生み出せている可能性が高いということです。そういった施策こそ、まずは真似してみる価値があります。そのプロセスから得られる知見は、自社の大きな財産になります。

「完璧な手法探し」から脱却するために

手法は後からついてくるもの

手法そのものを探すのではなく、まず自分たちの商売について、「なぜお客様に喜ばれているのか」という解像度を高めることが先決です。それが分かっていれば、どう伝えるべきかが見え、手法は専門家などに相談して選ぶことができます。手法は目的を達成するための手段に過ぎません。

何もやらないことはゼロではなく「マイナス」

競争社会において、自社が何もしないでいる間にも、他社は一日一日と改善を積み重ねています。つまり、何もしないことは現状維持(ゼロ)ではなく、相対的に後退(マイナス)していると考えるべきです。効率が悪くても、少しでも早くできることを始め、そこから学ぶことが重要です。

今日から始められる、具体的な最初の一歩(スモールアクション)

では、具体的に何から始めればよいのでしょうか。多くの場合、ボトルネックはウェブサイト(ホームページ)にあります。ここを改善するための、今日からできるアクションをご紹介します。

ステップ1:毎日30秒、自社のホームページを見る

まず、ご自身の会社のホームページを普段から見ていますか。多くの方が、自社のサイトをあまり見ていないのが実情です。まずは毎朝30秒でいいので、自社のサイトを見てみましょう。パソコンから、あるいはスマートフォンから、お客様が見ているであろう環境で確認することが大切です。

ステップ2:月に1〜2回、改善点を共有する場を設ける

毎日サイトを見る中で気づいた「もっとこうだったら良いのに」という点を、月に1〜2回、1時間程度で良いので、チームで共有する時間を設けましょう。責任を問う場ではなく、他の人がどう見ているかを知り、多角的な視点を得るためのブレスト会議です。

ステップ3:気づきを言語化し、チェックリストとして蓄積する

共有した内容は、必ず言語化して記録に残しましょう。もやもやした課題が明確になり、後から見返せますし、将来コンサルタントなど外部の専門家が入った際に、非常に価値のある情報となります。

まとめ:小さな一歩を積み重ね、会社を強くする

Web活用を成功させるのに、特別なやり方は必要ありません。他社がやっていることでも、まずはやってみること。そして、やったことをきちんと検証し、次の改善に繋げること。この地道な繰り返しが、会社を強くします。

特に、決済権を持つ経営者や上長の方が、担当者に任せきりにするのではなく、率先してこの小さな一歩に関わることが大切です。会社全体でサポートする体制を築き、着実に物事を進めていきましょう。

詳細はPodcastをお聞き下さい。

配信スタンド

■Podcast /Webinar への質問は

こちらのフォームへどうぞ。 https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7

運営・進行

株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)

代表取締役・コンサルタント 中山陽平

Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/

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