今回の内容について
今回は採用についてです。リクルートの情報だと、相変わらず人材充足率は大企業はよいのですが、中小企業はまだまだ。
求人倍率は大企業と中小企業だと実に30倍近い開きがあります。大企業は3人に1人だけしかはいれない狭き門、中小企業は1人に対して10社の求人がある状態です。
打開策の1つとしてHPがあります。販促を真剣に考えて作ったHPなら、それをスライドさせることで採用もプラスになります。また、そもそも戦略的に作っていないなら、採用のことも考えて、作り直すことをお勧めしたいです。
詳しくは続きをご覧下さい。
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エピソード詳細
今回は、「販促と採用は表裏一体、中小企業が真面目にホームページを作る必要性」というテーマでお送りします。
このテーマを取り上げた理由は、相変わらず、中小企業さんがなかなか人がとれないという現実があるというところですね。
人材確保に見る大企業と中小企業の格差
リクルートが4月26日に発表した、新卒予定の大学生の求人動向調査では、従業員5千人以上の大企業で求人倍率が0.37倍、つまり3人に1人しか大企業に入れないという状況です。
中小企業白書や小規模事業白書を見ていただいている方は、大企業は今、人を採れているという状況を知っていただいているでしょう。それが反映されているということですね。
「先を考えると人を減らさなきゃ」といってリストラしている企業もあるぐらいです。
対して、人が欲しい欲しいと言っていた中小企業が、大企業と同じように人を採れているかというと、やっぱり採れていないわけですね。
実際リクルートのデータでも9.91倍、学生1人に対して、9件や10件の求人が発生しているという状況です。中小企業や小規模事業者の側から見れば、10社のうち1社しか人を採れていない状況だということが言えるわけです。
これは由々しき問題で、根本的には中小企業に対しての見方がもっと変わらないといけないなというところがあります。
大企業に入って、安定していていろんな仕組みが整っているところで働きたい、といったイメージもあり、なかなか会社や一人の努力でなんとかなる部分は少ないです。
とはいえ、ホームページをきちんと採用の件も含めて作っているかどうかは、非常に重要なポイントになります。
今回はそのあたりをお伝えしていきます。
販促と採用はどちらも「人を動かす」ことが重要
「販売促進やマーケティング」と「採用」は、根本的にはそんなに変わりません。人を動かすというところでは同じだからです。
マーケティングにしてもセールスにしても、ものを買ってもらう・サービスを金銭と引き換えに買ってもらうという場合、「人を動かす」ということが重要になってくるわけです。カーネギーの本にもありますね。
お客さんが色々な要望を持っている段階で、その人たちを安心させて、魅力を感じさせて、他と比較された時に自分たちが選ばれるようにして行く。それを考えて自分たちのサービスと製品を使ってもらえるようにしていく。それがマーケティングの大事な部分です。
つまり、人の感情・人の心を動かしていけるかどうかです。それはコントロールするというよりは、きちんとお客さんにあったものを提供できるかという観点ですね。
それはもう、そのまま、ここで働きたいという人の気持ちを動かす、というところに直結しています。魅力的な商品やサービスを扱っていれば、そこで働きたいという人は増えます。
人を動かせるホームページになっているか
ホームページについて言うと、ただ単に自分たちの商品やサービスを載っけてカタログみたいなホームページを作っているだけだと、お客さんの心は動かせないです。
同時に「そこで働きたい」とも思えないので採用にも繋がらない、ということになります。
そのため、そもそもホームページを戦略的に作っていない場合は見直しが必要です。
戦略的にというのは、一番シンプルなところで言えば3 C です。競合・顧客そして自社・・・カスタマーとコンペティターとカンパニー、この3つについて考えます。
その上で、自分達は今いるマーケット・市場の中で、どういう打ち出しをして、誰に対して、何をどのように売っていけばいいのかということを考えていきます。
選ばれるためには一体どういう見せ方をして、どういう商品設計にして、そしてどういうチャネルで自分たちの情報を届けたらいいのかを考えていきます。
こういうことを行っていないホームページは、一度きちんと見直さないと、販売促進にも繋がりませんし、働きたいという人の心を動かすことができません。
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