おはようございます、ラウンドナップの中山です。
紙のニュースレターの発送を代行会社さんにしました。来週にはお手元に届くと思います。
今回のテーマは「ホームページ制作会社の置かれている現状」「フリーランスとして独立することの是非」「起業の際に必須の能力分野とは」などについてです。
一括配送の手配は終わっているのですが、申し込んで頂ければ順次手出しで、最新版をお送りします。こちらからご登録下さい。
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最近は、Podcast（無料音声セミナーをiTunesで配信しています）と、書籍でお問合せ・ご相談頂くことが多くてうれしいです。
特に書籍は、今上手く言っていない方、方向性の見直しをしたい方を中心に、喜んで頂いている模様です。ぜひ、お買い上げ下さい。
さて今回も、再開しているTwitterで投稿したニュースの中から選びます。ボチボチつぶやいているのでよろしければフォロー下さい。
今回のトピックスは3つ「1つのメディアのカバーできるエリアの限界」「Yahoo!がガン情報に特別枠」「セキュリティ対策の大きな問題は…」
【１】1つのメディアが情報のトピックスを網羅できる時代は終わり、複数チェックが必須
関連ツイート：https://twitter.com/b_gone/status/957786561428406273
仮想通貨・コインチェック社のニュースはお茶の間にも流れていますので、今や知らない人は少ないでしょう。
とは言え、仮想通貨ってそもそも何？取引の履歴が世界中に散らばっているってどういうこと？といった、はてながついている方も多いのではないかと…。
TVも間違った内容が報道されることがあるようです。この件に限らず、専門知識がないと正しく理解できずうまく報道できないということは当然あるはず。
時間も無いわけですから。また、端的に説明することで、かえって誤った印象を与えてしまうことも多いでしょう。
とは言え、多様化した話題それぞれについて、スクープに追いつくレベルの瞬発力がある専門家をそろえることは、現実的に不可能ではないかと。なので、全国紙やTVが暗黙のうちに発していた「世の中のことをあまねく扱っている」というイメージは、自ら否定せざるをえない時が来るはずです。
それに先駆けて、情報を得る側としての私たちは、複数の媒体から情報を得るクセをつけることをお勧めします。このメディアはこの分野はいける、あるいはこの記者さんの記事は大丈夫…など、自分なりの情報収集ポートフォリオを組むことをお勧めします。
【２】Yahooが「がん情報」に関わる情報を、国立がん研究センターのモノを優先表示
関連ツイート：https://twitter.com/b_gone/status/958286583483924481
Welqから始まる、医療情報に関する、適当な情報がネット上にあふれている問題が、Googleのアルゴリズムアップデートによってかなり排除されました。
しかしこの問題は、裏としては、本来情報を発信するべき立場にある公式サイトや医療機関・行政機関が情報を出していなかったということでもあります。
その1つの解決の方向性として、Yahoo!がガンに関する情報は、国立がん研究センターの情報を出すようにしました。これはこれで、悪い方向では無いと思いますが、どこまでやるかですよね。また、どこの情報を優先的に出すかは、悩ましいところです。
根本的には受け手の情報リテラシーを上げるしかないのですが、息抜き時や、逆に必死なときは、視野狭窄になりがちです。
私の感想としては、特に仕事関係で情報収集をしているときには「情報収集をしている自分を、頭の上1メートルから見下ろしている感覚」を持って下さい。それだけで、一歩引いて冷静に情報を取捨選択できると思います。
【３】セキュリティ関連のもっとも大きな問題は「セキュリティ対策できる人材がいない」こと…。
関連ツイート：https://twitter.com/b_gone/status/958608789061582848
IPA（独立行政法人情報処理推進機構）が2017年の情報セキュリティ関連の、10大ニュースを出しています（→ 該当記事)
並んでいるのは、組織だと「標的型攻撃による情報流出（平たく言えば、特定の企業を狙ったクラッキング）」「ランサムウェアによる被害（ファイルへのアクセスを制限したり、操作不能にして、代わりに金銭などを要求するウィルス）」等が並ぶ中、5位に毛色の違うものがあります。
それが「セキュリティ人材の不足」です。
セキュリティって、売上を上げるなどの攻めの投資ではなく、インフラ整備などに繋がる守りのための投資です。こういう投資はどうしても、特に小さめの会社は「自分には関係ない」と思って後回しにしがちです。人材もそちらの方向で育成する事も、すくないでしょう。
しかし、ひとたび何か起これば、HPが書き換えられてしまったり（FTP情報が漏れて、改ざんされる）共有フォルダの顧客情報が漏れたり、取引先にスパムがまき散らされたり…と、失うモノは非常に大きいです。
なかなか専門の人材を採るわけには行かないと思うので、「セキュリティソフトは、スマフォ含めて必須にする」「ちゃんとアップデートする」「何かあったときにすぐに相談できる専門家をそばに置いておく」ことは最低限行う事をお勧めします。
今年に入って、私の所でも過去のお客さまから、2件ほどクラッキング関連の相談があり、深夜に対応して事なきを得ました。対岸の火事ではありません。
と、今回は以上です。
さて、小規模事業者持続化補助金、ＩＴ導入補助金の情報が気になる今日この頃です。
特に後者のＩＴ導入補助金には不満があります。
具体的には、ＩＴ導入補助金は、ちゃんと計画書を小規模事業者持続化補助金みたいにしっかり書かないと、通らないようにして欲しいですね。
昨年みたいに適当な数字を入れて終わりっていうのは、正直ばらまきとしか思えません。
ＩＴコーディネータ協会のセミナーに出たら、成長率の所の数字の説明でびっくりしました。ちゃんと計画して数字を弾くのではなくて「○%位におさめておくといいです」というものだったからです。はずれだったのでしょうか。名古屋まで行ったのに…。
あれでは事業会社側の支援と言うよりは、ただのＩＴ関連会社支援です…。
あの計画書を作ることが、最大の価値だと私は思います。商工会の方と話していても、計画書がきっかけで様々なことに正面から取り組むようになってそれが良かったという声があるとのこと。補助金ってそういう企業のために使われるべきではないですかね。
この季節になって、改めて思う所です。一時的にお金もらっても、すぐ沈みます。やるしかないのです。
ブログ、少しづつ今年は書いていきます。よろしければ。
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ではでは、またメールしますね。
中山
書籍、好評発売中です
速いところでは昨年末から、書籍が店頭に並んでいます。池袋のジュンク堂とリブロ（今は三省堂？）だけ行ったのですが、幸い並んでいました。
Amazonは常にあります。既に中古があったりと、物の循環がとても速くなった今という時代を感じます。
さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。
Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。
是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。サイト診断の特典もつきますし、今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。
特典など詳しくは特設ページから → https://roundup-inc.co.jp/books-kan/
冊子版もご購読下さい
冊子版の情報誌を無料でお送りしています。隔月ペースで書いています。今回もぜひ読んで頂きたいです。お申し込み頂きますと最新のバックナンバーが届きます。
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Podcast138回「Webディレクターとは何か？所感。何を目指すべきか、どのような存在なのか。」
138回を配信しました。「第138回:Webディレクターとは何か？所感。何を目指すべきか、どのような存在なのか。です。
詳しくはPodastで。
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ご質問はいつでも受け付けておりますので、このメールの返信などでお送り下さい。
ではでは、またメールしますね。
