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内容について
本日のポッドキャストでは、ウェブサイトのコンテンツ更新について深掘りします。
サジェストキーワードを網羅するだけの記事作成に、疑問を感じていませんか。本配信では、Googleの評価基準の変化(E-E-A-T)を踏まえ、AIには生成できない「自社の経験」に基づいた情報発信の重要性を解説。成果の出ないコンテンツ運用の実態と、それを改善するための具体的なチェックポイントを提示し、信頼できるパートナー探しのヒントをお伝えします。
- 継続的なコンテンツ更新は本当に必要ですか?
- 定期的にコンテンツを出すことが目的になっていませんか?
- 質の高いコンテンツを作るためにどのような工夫が必要ですか?
- 外部に依頼したコンテンツが効果的に機能しているか確認していますか?
- お客様が知りたい情報を提供するためにどのような内容が必要ですか?
このPodcastが解決できるFAQ
- Q1: 中小企業のWebサイトで、ブログを定期的に更新する必要はありますか?
- A1: 必ずしも定期的に更新する必要はありません。重要なのは、顧客が知りたい情報や新しいトピックスに対し、質の高いコンテンツを迅速に提供することです。更新頻度よりも、顧客の疑問や不安を解消できる「質」を優先することが、成果に繋がります。
- Q2: 外注しているブログ記事に効果があるか、どうすれば判断できますか?
- A2: Googleアナリティクスなどで具体的な数値を確認します。ブログ記事単体のアクセス数だけでなく、その記事を読んだユーザーがサービスページなどビジネスに近いページへ移動しているか(ページ遷移)、直帰率が異常に高くないか、などをチェックすることが重要です。
- Q3: 効果のないコンテンツ運用にお金を使うより、他に有効な投資はありますか?
- A3: あります。例えば、新規記事を10本制作する予算があるなら、既存の重要な3記事を専門家に見直してもらい、図解を追加したり、より顧客目線の内容に改善したりする「リライト」に投資する方が、費用対効果が高いケースが多いです。
- Q4: コンテンツを作りたいのですが、専門的な記事のネタがすぐ尽きてしまいます。
- A4: ネタはWeb上だけでなく、自社の中にあります。営業担当者が顧客と話していて反応が良かった話題や、顧客からよく受ける質問など、まだWeb上にない「自社の経験」に基づいた一次情報こそが、他社と差別化できる価値あるコンテンツの源泉です。
- Q5: SEOを意識すると、どうしても記事がつまらなくなってしまいます。
- A5: すべての記事で検索キーワードを過度に意識する必要はありません。検索からの集客を目的とする記事と、一度サイトに訪れた顧客の信頼を得るための記事とで、役割を分けるのが有効です。後者では、SEOよりも顧客に響く内容を優先して作成しましょう。
配信内容の詳細
はじめに:Webサイトの「定期更新」という”常識”への問い
こんにちは、ラウンドナップWebコンサルティングの中山です。今回は、多くの経営者やWeb担当者の方が抱える「コンテンツの継続」に関する悩みについてお話しします。
「Webサイトはブログなどで定期的にコンテンツを更新しなくてはならない」という考え方は、今でも根強く残っています。しかし、その常識は本当に今の時代に合っているのでしょうか。
この配信では、継続更新の必要性を根本から見つめ直し、現代において本当に価値のあるコンテンツとは何かを考えていきます。
結論:コンテンツの定期更新は、必ずしも必要ではない
まず結論からお伝えすると、継続的にコンテンツを増やすことは、必ずしも全ての企業に必要なわけではありません。むしろ、「定期的に出さなければ」という考え方自体が、本来の目的を見失わせる原因になっていることがあります。
本来の目的は「顧客が必要とする情報を、必要な時に提供すること」
私たちが目指すべきなのは、更新頻度を保つことではありません。顧客が知りたい情報、時代と共に生まれる新しい疑問に対し、十分な情報をWebサイト上で提供することです。
多くの競合の中から選ばれる際、顧客はまず「不安やリスクがないか」を確認します。その時に知りたい情報が見つからないことは、顧客にとって最も避けたい状況なのです。
あなたの会社のブログは大丈夫?効果を判断する3つの視点
現在、定期的にコンテンツを更新している場合、それが本当に成果に繋がっているかを確認すべきです。特に安価な外注で記事を量産しているケースでは、注意が必要です。
視点1:ブログ経由のアクセスは、サイト全体に好影響を与えているか
効果のあるコンテンツは、ただ単体でアクセスを集めるだけではありません。その記事を読んだユーザーが、サービスページなど、よりビジネスの成果に近いページへと移動するはずです。
- ブログ記事のアクセス数の推移は右肩上がりか。
- ブログ以外の重要ページ(サービス紹介など)のアクセス数も連動して伸びているか。
視点2:ユーザーの行動データは良好か
アクセス解析ツールを用いて、ユーザーの具体的な行動を確認しましょう。質の高いコンテンツであれば、以下のような傾向が見られるはずです。
- 直帰率が低い(すぐに離脱していない)。
- エンゲージメント率が高い(関心を持って読まれている)。
- ページ遷移が発生している(他のページにも興味を持っている)。
視点3:安価な外注記事の限界を理解しているか
安価な記事作成サービスは、既存の情報をまとめた「こたつ記事」になりがちです。しかし、今は多くの企業が質の高いコンテンツを発信しているため、そのような記事で競争に勝つのは困難です。サイトのページ数が増えているだけで、実質的な価値を生んでいないケースが非常に多いのが実情です。
「量より質」へ。今、コンテンツにかけるべきコストとは
もし現在のコンテンツ運用に効果が見られないのであれば、思い切って方針を転換すべきです。無駄な量産を止め、その予算を「質」の向上に使いましょう。
例えば、10本の新規記事作成にかけるコストがあるなら、その予算で既存の重要記事3本を徹底的に改善する方が、はるかに高い効果を期待できます。
- 内容の改善:顧客目線で追記すべき情報はないか。
- 見せ方の改善:文字ばかりでなく、図解や箇条書きを用いて分かりやすくできないか。
このような改善には専門的な視点が必要なため、信頼できるライターやコンサルタントに依頼する価値は大いにあります。
ネタ切れは存在しない。最高のコンテンツは「自社の経験」の中にある
「書くことがない」という悩みもよく聞きますが、それはWeb上にある情報だけをネタ元にしているからかもしれません。本当に価値があるのは、まだWeb上にない、御社ならではの情報です。
Googleが重視する「Experience(経験)」
近年のGoogleは、評価基準としてE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を掲げています。特に新しい「E(Experience)」は、AIが生成するような再生産された情報ではなく、実際の体験に基づく一次情報を重視する姿勢の表れです。
皆さんの頭の中、日々の業務の中には、顧客がまだ知らない情報が眠っています。
- 営業の現場で、お客様の反応が特に良かった話
- よくある質問に対する、自社ならではの深い回答
- 業界の常識に対する、専門家としての独自の見解
こうした「生きた情報」こそ、顧客の心を動かし、御社が選ばれる理由になるのです。
まとめ:自社の言葉で語ることが、信頼への一番の近道
Webサイトのコンテンツは、画面の向こうにいるお客様への「語りかけ」です。それを自分たちでやらずに、外部へ丸投げしてしまうのは、本来あるべき姿ではありません。
定期更新のプレッシャーから解放され、本当に伝えるべきことは何かを考えてみてください。質の高いコンテンツは、顧客との関係を深め、会社のブランドイメージを向上させます。量より質へ。そして、自社の経験を信じて、それを言葉にしていくこと。それが、今の時代に求められるWeb戦略の核心です。
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