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今回の内容について
Googleが検索エンジンのみならずアプリ周りやマップ周りなど様々な動きを見せています。
中小・小規模事業者の方々としてはSEOや広告周りが気になるかと思いますが、動きとして他にも押さえたいポイントがあります。
それは、お客さまの心理に関わる部分。ではいったいそれはどういうことか。
詳しくはPodcastをお聞き下さい。
エピソード詳細
今回は、最近 Google がいろいろな動きをしている中で、押さえておいていただきたいお話をメインにしていきます。
Googleの話というと、SEOや広告周りなど、マーケティング関係のプロダクトをイメージされるかもしれませんね。
今回お伝えしたいのは、Android向け定額制アプリとゲームのサービス として発表された、“Google Play Pass”についてです。
定額制、月額約5ドルで、350以上のゲームが遊べるサービスを発表しました。
いつ日本に入ってくるかは、まだわからないんですけれども、こういったアプリやゲームのサービスの情報は、関連する業界の方々はすごく気にされるでしょう。
今回については、遊ぶ側の立場にあるような中小企業の方々にも、押さえて頂きたい考え方をメインに据えていきます。
Googleは絶え間なく進化している
前提として、Googleは 最近非常に動きが早いというのがあります。
それはおそらくGoogleの後ろ側にある、AI や情報処理の部分が、どんどん加速しているんでしょう。いわゆる本家の検索エンジンについても、様々な試みを行っています。
例えば、いわゆるアルゴリズムの話ではありますけれども、9月は少し前にアップデートがありました。観測している範囲では、また医療系などの生命とお金系でちょっと荒れたかなぁと。うちのお客様の中でも医療系が若干変動が大きいという印象です。
そういったアルゴリズムに手を入れてますし、またツールも高速化していますね。これは関わっている方として嬉しいと思うんですけれども、旧ウェブマスターツール、今は Search Consoleですね。そのなかの検索アナリティクスという一番重要なツールの処理速度が上がりました。
1日ぐらいでデータが見られるようになりました。前は処理するまでに3日かかっていたんですけども大幅に短縮しています。そういったデータ処理も進化していますね。
それから、検索結果をより良くするという部分については様々なことを行っています。
あとは Google マップも様々な新しい機能の追加が行われています。有名なところとしては、ネズミとり、スピード違反の取り締まりや速度制限の情報や、通行止めの情報なども追加できるようになっています。昔に比べれば出せる情報が増えているという状況ですね。
交通関係の情報はリアルタイム性が非常に重要になってきます。そのあたりのインフラストラクチャーが強くなっているんじゃないでしょうか。
アプリ定額サービス“Google Play Pass”の狙い
このように Google がさまざまな動きをしている中で、さらにプッシュしてきたのが “Google Play Pass”です。
巷のニュースでは、Apple Arcadeとの競合製品ではないかというような記事が多いですかね。金額として月額4.99ドルというのが、Apple Arcadeと同じですね。定額で使えるアプリの中で、ゲームがだいたい3分の2ぐらいということもあり、対抗じゃないかと言われています。
これはLINEの情報発信の方でも出したんですけれども、競合というつもりで作っている感じではない気がしています。
アプリが3分の1もあるということから考えると、今までのアプリの出し方からかなり変わると思うんですよ。
350っていうのはGoogle が選ぶんです。
別に何かこう人気投票するわけでもなく、特定の手続きを経てなんかしらのランキングをもとにして選ぶとかではないです。Google が決めるんですよね。
これによって2層構造になるわけですね。今までは全部フラットな状態であったわけなんですけれども、Google 公式として350の中にあるものと、それ以外っていう形になっていきます。
これで定額制、5ドル。日本に入ってきたら600円、700円ぐらいでしょうか。おそらく低年齢層や、 ある程度安心して使えるアプリなら子どもに使わせたいとか、入門の部分についてはこれを使いたい、そういう方は結構いるんじゃないでしょうか。
それから、有料アプリを購入して使っている方が切り替えて、他のアプリもいろいろ使ってみようというきっかけにもなりますね。
おそらくGoogle としては 「android を使ったらこういうことができるんだよ」っていうことを、わかりやすく示してくれるようなアプリを優先して出していくんじゃないかなと思います。
続きはPodcastでお聞きください。