配信日:2023年6月27日
発行元:ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表取締役 中山陽平
URL:https://roundup-inc.co.jp/
こんにちは、ラウンドナップWebコンサルティングの中山です。
なんだか30度が当たり前になってきました、しかしオフィスの空調って難しいですよね。
いつかスマホのように一人一台の時代が来るのでしょうか?
さて本日は、WebやITの導入に悩んでいる方むけの動画がありましたので、そのご紹介をきっかけに、「身の丈Web」の重要性と「自分たちはどんな姿を目指すべきなのか」を明確にする方法について、扱えればと思います。
WebやITという枠に関わらず、どうしたら新しいことに取り組んでいけるかという内容です。
Webコンサルをやっていると、この辺りの状況が成果に直結していると強く思います。
ぜひ動画あるいは少なくともメールを下までご覧下さい。
- 100年つづく経営を目指す、中小企業の挑戦~クラウドで克服する人手不足~
https://www.youtube.com/watch?v=DNiPziJZtZc - “身の丈”IoT現場レポ:iPhoneで進捗報告、 工場内にSiriの音声が響く! ~日進工業 編~
https://www.youtube.com/watch?v=OiUYSNNh5lM
アスキーってパソコン雑誌のイメージがありましたがこういうコンテンツもあるんですね。
かなり熱量のある会社さんの例ではあると思いますが、バックグラウンドなどを追いかけていくと決して元からそういうわけではないです。段々こうなっていった、と考えた方が良いです。
どの会社も、こうなれる可能性が絶対にあるわけです。足を踏み出すか否か、です。
生存バイアスはあるでしょう、でも生存するために一生懸命やるわけでそれは当然と言えば当然です。
「身の丈」という言葉の重要性
私がこの動画を見て、いいなと思ったのが「身の丈」という言葉でした。
これは成功するために必要なワードとして常に側に置いて頂きたい言葉です。
- 最初から大仰なツールを入れてしまって現場が大混乱し、失敗
- 成功事例で使っている物を、同じ業種だから等の理由でそのまま入れて、失敗
これは端的に言えば身の丈に合っていないからです。
ただ、じゃあ小さくやっていけばいいのかというとそれも違います。
それは
- 身の丈をどんどん大きくしていかなければなりません。
- 「適度な背伸び」を繰り返していかなければなりません。
- 背伸びするので負荷はかかります。
- ただそれは文字通り「成長」するためにはどうしても必要な物です、それが達成感に変わります。
- そして「背伸びの成功」を繰り返すと「自信」が生まれます。
という道のりがあります。
成功事例インタビューで、自信満々な映像が多いのはこういった「自信」がついた状態だからです。
身の丈の先にある「目指す姿」をどうやって作るのか?
ただ、こうなると課題になるのが「そもそもどこに向かっていったらいいか分からない」「どうやったら利益率が上がるか分からない」など、ゴール地点の設定だと思います。
これは、例えば工場の中の最適化などだとやりやすいのですが、そうで無いと難しいですよね。
工場の場合、専用のシミュレーターがあったりするので、それを使うとそこそこ目指す最適化の姿が見えてくるのですが、数字がリジッドに決まっていない一般的な商売では難しいです。定量数値が少ないので。
そうすると、とにかく数値ありきでギチギチの成長目標を作ろうとしてしまいますが、なかなかうまくいかないなと思っています。
理想とする1日を想像し、それぞれの立場を尊重して擦り合わせる
おすすめとしては「経営者からアルバイトまで、おのおのが考える””こういう1日の過ごし方ができたら良いな」を集積することです。
その時、白昼夢を見るように、始業から終業まで細かく考えるのです。
そして「タブーは無し」例えば「この仕事は、こうしておけば勝手にこういう物ができている」といったものでもOKです。
ただ、具体的にはして下さい。「仕事をしなくても利益が上がる」みたいなのはダメです。「営業回りをしなくても、勝手に○○の問合せが来る」くらいはないと、その先詳細化できません。
そしてそれを、色々な立場で擦り合わせます。業務と業務が繋がってくるはず。
そうしたら、なんとなく「こういう仕事の仕方になっていれば良いな」が見えてきます。
この段階で、辻褄が合わない部分が多少残っていても大丈夫です。
あくまでシミュレーションですから。
全体が見えてきたら、そこに近づくために「できること」を、インパクトが大きそうな所からやってみて下さい。細かい手をつけやすいところではないです。インパクトの大きそうな所です。
細かい手をつけやすいところからやっていくと「やっている」アリバイ作りの仕事になりがちです。
これを、職位を感じさせずフラットにできる企業は、強いです。次の行動に繋がる行動を。
ぜひ上の方が積極的に動かして頂ければと思います。
では今回のメインテーマは以上です。