配信日:2013年12月5日
みなさんこんばんは、ラウンドナップ・コンサルティング代表の中山です。
年末までまっしぐら、いまさらながら振り返るとやり残した感がいっぱいかもしれませんね。
とはいえ、その裏できっちり成し遂げたこともあるはず。
そういったところに目を向けて、ぜひ来年の原動力にして頂ければと思います。
■アクセス解析をどういうふうに見たらいいのか
というわけで、メール以外でも頂いている、あるいはよく聞かれる質問などを中心に進めていこうかなと思います。
アクセス解析ツールって、とっても重要ですよね。
これがないと、WEBサイトの改善を行うことは難しい。そんなツールです。
一番有名なのはGoogleAnalyticでしょうか。
ただ問題があります、それは「どこを動見ればいいのかわからない」ということ。
そして「見ていると1日終わってしまう」ということ。
私も、初めて見た時は、
- 見方がわからない
- なんとなくすごそうだから、色んな所を見て何かを探してしまう
- とりあえずなんとなく比較の為の計算などを初めてしまう
なんてことをしていて、気がついたら半日経ってる!なんていうことがありました。
こういうことって多いんじゃないかなと思います。
…
で、何でこんなことが起こるかというと、要は
- 何を知るために見るのか決まってないのに、解析画面を見てしまう
- それぞれの数字がどんな意味を持っているのか、把握しきれていない
- 自分で、時間のリミットをつけていない
この辺りが、ポイントです。
■目的を持って、ツールを見ないと蟻地獄にハマる
恐らくこのケースが一番多いのですが
- なんとなくツールをみてれば問題点が見つかるような気がして…
- 比較していれば、何か問題が分かるんじゃないか…
そんな気持ちでアクセス解析ツールを見ていても、なかなか問題は見つかりません。
なぜなら、数字は「見方」によって大きく意味が変わってくるからです。
その前に考えるべきは、
「何をやったのか」「その結果どの数字が変わっているはずなのか」
ということ。
ここを押さえておけば、その数字だけ見れば事足りるんです。
その数字が悪化していれば、何とかしなければなりません。
その数字が良化していれば、万歳です。
変わっていなければ、そもそもそこが問題だったのかも考える必要があるかもしれません。
また、さらに遡ると
「なにか施策を行った時に、成功不成功が測れるように設計しておく」
ことが大事です。
何かやろうと思うけど、これを行った所で、成功したかどうかわからないな…
という場合は、やった所で検証ができないので、やるべきではありません。
PDCAが回らないですよね。
■大事なのは想像力
こういった時に大事なのは「想像力」あるいは「仮説構築力」です。
これを行ったら、アクセス者はどう動くだろう、どう変わるだろう
そしてその結果、このへんの数値が変わるだろう、だから1週間後にこの数値を見て良し悪しを判断しよう。
こういったことができれば、必要以上にアクセス解析ツールとにらめっこすることもありませんし、結論が出ずモニターの前で頭をかくことも無くなってきます。
施策は準備8割、実行2割。
最初の準備が成否を分けます。
後で評価できるようになっていれば、PDCAを回していれば、いつか目標には辿り着くはずです。
ぜひ、そういった観点で、アクセス解析ツールに限らずすべてのツールを見て頂ければと思います。
でないと最悪「手に入る数字から結論を出すことを目的として、結論をひねり出す」ということになってしまいますので…。
それでは、本日は以上です。
またメールしますね!
追伸
風邪も流行っているようですね。私もお腹を一時やられていました。
しかし、1人でやっていると、代わってくれる人がいないのでしんどいところです…。
そんな中、顧問も毎月増え、様々な提携も進んでいます。皆様に感謝です。
https://roundup-inc.co.jp/
来季に向けてテコ入れを初めるなら今です、お問合せをお待ちしています。
これを読んでいただいている方にも感謝です。
モチベーションですので…。
今年も残り少ないですが、引き続きよろしくお願い申し上げます(^_^)