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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。今回は、Disney+ が急速に伸びている背景を入口に、サブスク商売で押さえるべき勘所を考えます。ポイントは、単体の機能だけで勝負し続けないことです。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- Disney+ の伸びを、単なる作品力だけでなく事業構造の視点で捉えられる
- サブスクが不安定になりやすい理由を整理できる
- 解約されにくいサービス設計の考え方が見えてくる
Disney+の伸び方が示すもの
Disney+ は比較的新しいサービスでありながら、短期間で大きく会員数を伸ばしてきました。コロナ禍ですごもり需要に乗れたことも大きいですが、それだけでここまで勢いが続くとは考えにくい、というのが今回の出発点です。ディズニーは、配信サービスを一過性の追い風としてではなく、事業の中心に据える方向へ大きく舵を切っているように見えます。
つまり、動画配信そのものより、そこを入口にして今後何を結びつけていくかが重要になります。
単体サービスの不安定さ
この視点を分かりやすく示すのが Amazon プライムです。プライムビデオは人気サービスですが、単体で売っていたから強いというより、Amazon プライム全体の中に組み込まれているからこそ維持できている側面が大きいはずです。配送特典や日常利用と結びつくことで、動画だけの満足度に左右されにくくなっています。
サブスクは、主力機能が一つだけだと、競合の登場や需要の波で会員数が大きくぶれやすくなります。本来の魅力は安定したストック収益にあるのに、そこが崩れてしまうわけです。
解約されにくさをどう作るか
だからこそ、サブスクを続けるには、主軸のコンセプトを崩さない範囲で、解約しにくくなる理由を増やしていく必要があります。私は、他社とのコラボレーションでもよいので、日常的に触れるものやロイヤリティを高めるものを追加していく発想を勧めていました。
Disney+ でいえば、今後パーク、ホテル、会員限定施策のような周辺価値が強化されていくのではないかという見立てがあります。動画だけで完結しないからこそ、継続する意味が太くなります。
広げ方の注意点
ただし、何でも足せばよいわけではありません。追加要素が増えすぎると、「結局このサービスは何なのか」がぼやけてしまうんですよね。尖りは保ちつつ、一本足打法にはしない。このバランスが重要です。
サブスクを始めやすい時代だからこそ、入りやすさだけでなく、入った後に居続けたくなる設計まで考えておく必要があります。
まとめ:単機能で戦い続けない
Disney+ の伸びから見えてくるのは、サブスクの勝負が単体機能の良し悪しだけでは決まらないということです。主軸となる価値は尖らせつつ、それ以外の接点や日常性をどう重ねるかが継続率を左右します。サブスクで安定収益を目指すなら、単機能のまま戦い続けない設計が欠かせません。
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