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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- テンプレート的に作られたホームページは、一定の成果が出ていても先々まで安泰とは限らない。
- 似た構成や似た表現のサイトが増えるほど、お客さんは比較に疲れ、表面的な強みを信じにくくなる。
- 3年後も選ばれるためには、コンセプトの一貫性、情報の伝わりやすさ、オフラインでの関係づくりまで含めて見直す必要がある。
- ホームページを自社の気持ちや現場と切り離してしまうと、反響が残っていても突然失速する危険がある。
テンプレート型サイトが限界に近づく理由
ホームページ制作の現場では、昔のように「まず持つこと」が大事な時代から、「反響を取ること」が前提の時代へと変わってきました。その流れの中で、売れる型や反応の取りやすい見せ方がノウハウ化され、業種ごとの定番構成も広く共有されるようになっています。ここまでは前進です。ただ、その定番が広がり切った今、同じような作り方のサイトが市場にあふれ、型そのものが差別化にならなくなってきました。
似た約束が信頼を削る
地域名と業種名で検索すると、見た目は違っても中身はかなり似ているサイトが並ぶことがあります。どこを見ても「4つの強み」があり、「ナンバーワンを目指す」と書かれ、似たような写真が並ぶ。こうなると、お客さんは選ぶこと自体がつらくなります。実際にアンケートやインタビューでも、同じような体裁のホームページが増えすぎて、違いが分からず決めきれないという反応が出ているという話がありました。つまり、マーケティングの型を入れること自体は出発点として必要でも、それだけではもう選ばれる理由になりにくいのです。
選ばれ続ける軸はコンセプト
では、テンプレートの先に何を置くべきか。まず大きいのが、自社のコンセプトやミッション、ビジョンです。難しく考える必要はなく、自分たちは何を提供したいのか、お客さんにどうなってもらいたいのか、その商売にどんな気持ちを込めているのかを掘り下げることです。ここが定まると、ホームページの文章や見せ方だけでなく、問い合わせ対応やサービス提供まで含めて一貫性が生まれます。
真似されにくいのは思いの筋
この回でも、ミーティングではコンセプトの部分に2時間くらいかけることがあるとお伝えしました。それだけ時間をかけるのは、そこが一番真似されにくい部分だからです。レイアウトや見出しはコピーされても、なぜその商売をしているのかという根っこの部分までは簡単に真似できません。しかも、その思いがホームページだけで終わらず、受注後の対応や社内の動きにも表れていれば、お客さんは無意識のうちに「ここは信用できそうだ」と感じます。長く選ばれる会社は、こうした一貫性を持っています。
伝わり方を磨くことが価値になる
もう一つ重要なのは、情報をどれだけ分かりやすく伝えられるかです。世の中に情報があふれ、お客さんの頭の中が飽和している状態では、内容そのものだけでなく、負担なく理解できること自体が価値になります。だからこそ、文章、写真、図解、動画などをどう組み合わせれば自社の魅力が伝わるのかを真剣に考える必要があります。
魅力の総量より伝達率
この回で印象的だったのは、もともとの商品力が高い会社でも、伝え方が下手なら魅力の一部しか伝わらないという話です。逆に、強みが突出していなくても、伝える力が高ければ選ばれることがあります。100の魅力を30しか伝えられない会社より、50の魅力を35まで伝えられる会社の方が勝つという例えは、とても実際の現場的でした。情報が多すぎる時代だからこそ、伝え方を整えることは飾りではなく競争力そのものです。
オフラインまで含めて選ばれる流れを作る
特に地域密着型の商売では、ホームページですべてを完結させる必要はありません。オンラインで最初の接点を作り、その後はオフラインで関係を深めていく方が安定するケースも多いからです。実際、表にあまり出てこないのにしっかり成果を上げている会社は、ホームページで集めたあと、普段のフォローや人間的な対応でお客さんとの関係を強くしています。
ホームページ依存から抜ける
オフラインでの接点を大事にしている会社は、ホームページだけに売上を依存しません。そのため、サイトの形を変えるときにも柔軟ですし、現場で得たお客さんの声をもとに内容を改善しやすくなります。オンラインで集め、オフラインで信頼を積み上げる。その循環ができると、テンプレートに頼るだけのサイトから自然と抜け出せます。今、まだ反応があるうちに次の一手を考えておくことが大切だという警鐘は、まさにここにあります。
まとめ:テンプレートの先にある選ばれる理由
マーケティングの型を取り入れたホームページは、これまで多くの会社に成果をもたらしてきました。ただ、その型が広く行き渡った今は、それだけでは埋もれやすくなっています。これから先も選ばれるためには、自社が何を大事にしているのかを掘り下げ、その思いをサイト全体と実際の対応に一貫して表し、さらに分かりやすい情報発信とオフラインでの関係づくりまでつなげることが必要です。反響が出ている今こそ、次の段階へ進む準備を始めるべきタイミングです。
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