第270回:Google検索品質評価ガイドラインを再読して考える、これからのビジネスの伸ばし方

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • Googleの品質評価ガイドラインが、検索で評価される土台をどう考えているかをつかめる。
  • 既存事業に後からコンテンツを足すだけでは伸びにくくなる理由が分かる。
  • これからは、良いコンテンツを出し続けやすい商品やサービスを事業設計に入れる発想が重要です。

品質評価ガイドラインが示す前提

Googleの品質評価ガイドラインを読むと、検索エンジンは「人が探しているものを見つけるのを助けるためにある」という前提がはっきり見えてきます。そこには専門性や権威性、信頼性の話だけでなく、悪い例や判断の観点も大量に載っています。ただ、これを読めば順位を上げる裏技が見つかる、という文書ではありません。むしろ、やってはいけないことや、評価されにくい状態を減らすための文書として読むほうが実際の現場には効きます。

プラスを足すより、まず評価の土台を外さない

話の出発点はシンプルです。検索で見つけてもらうには、知りたいことや困りごとに対して、きちんと応えるページとサイトである必要がある。その大前提が年々厳しくなっているからこそ、小手先の調整で何とかする余地は小さくなっています。

既存事業にコンテンツを足す発想の限界

これまでは、いま持っている事業に対して集客や見込み客育成のためのコンテンツを追加していく、という考え方が一般的でした。けれども、コンテンツ全体の品質が上がり続けている中で、そのやり方は飽和に向かっています。昔のように、そこそこの記事を量産すれば勝てる時代ではありません。外部ライターを大量に動員して品質を引き上げるやり方も、すべての会社が続けられるものではなく、特に中小企業には負担が重すぎます。

BtoBでは、そもそも書けることが少ない

実際の支援現場でも、「この業種で何を書けばいいのか」で止まるケースは少なくありません。BtoBでは、書けることが少ない、書くと内部情報に触れてしまう、という事情がすぐに出てきます。そうなると、今ある事業に無理やりコンテンツを載せるより、書きやすい新サービスを作って、そこから本命の商材へつなげるほうが現実的です。

コンテンツを生みやすい商材から逆算する

ここで出てくるのが、コンテンツを作るために事業を支えるのではなく、良いコンテンツを生みやすい事業を先に設計する、という考え方です。専門性や信頼性を備えた内容を出し続けやすい商品やサービスを軸に据えて、その周辺からお客さんとの接点を作る。そこからアップセルや横展開につなげる。順番を逆にしたほうが、これからは強いという見立てです。

事業の主体者が書ける種を持つ

お金をかけて文章を整えることはできても、深い内容の種は事業の中にいる人しか持てません。自分たちで書けるテーマがあること、自分たちの経験や判断を乗せられることが、そのままコンテンツの厚みになります。環境、効率化、多様性のように、今後広がる話題と自社の強みをつなげた商品設計を考えるべきだ、という指摘はそのまま実際の現場的です。

サイトの外にある評判も評価の一部

品質評価ガイドラインを読み返して強く感じるのは、サイトの中だけを整えても足りないということです。会社が外でどう言及されているか、評判はどうか、名前がどう広がっているか。そうした定性的な要素が、検索での見つかりやすさにも間接的につながっていく流れがはっきりしています。メンションや評判づくりは、単なる広報ではなく検索の土台でもあります。

良い会社だと思われることが露出につながる

測定しにくいからといって無視できる話ではありません。世の中に受け入れられやすい事業を作り、話題にされやすい形で伝え、実際に信頼を積み上げていく。その積み重ねが結果として検索にも返ってくる。だからこそ、事業そのものを良くすることと、Webで見つかりやすくすることは切り離せません。

まとめ:事業設計にコンテンツ発想を組み込む

この回の結論はす。これからは、いまある事業に後付けでコンテンツを足して集客するよりも、良いコンテンツを出し続けられる事業やサービスをどう作るかを先に考えるべきです。検索の評価基準が厳しくなるほど、表面的な施策の効果は薄れ、事業の中身と外の評判がそのまま効いてきます。実際に私自身も自分の商売をどう変えるかを考え直していたように、この話は他人事ではありません。Webマーケティングを考えるなら、まず事業の設計から見直す。その視点が、この回のいちばん大きなメッセージです。

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