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第12回「コメントスパム」- 知らないうちに片棒を担がないようにご用心

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こちらのプレイヤーからお聞き下さい(iTunesでの配信は、新番組開始のため、終了致しました)

※2012年・2013年頃配信のPodcastです。時代性をご理解の上ご視聴下さい。

トランスクリプション

今回は「comment spam(コメントスパム)」についてです。

コメントスパムとは、その名の通り、ブログなどのコメント欄に、全くその記事に関係のない、あるいはコメントと言うよりは完全に宣伝行為であるコメントを書く行為のことを指します。

その理由としては

  • 大手サイトのコメント欄にURLを載せることによって、集客効果を狙う
  • 同様に、SEOのバックリンク効果を狙う
  • いわゆる「荒らし」行為

などがあります。

一時、スパムメールと同じ勢いでスパムコメントやスパムトラックバックが跋扈した時代がありました。

たしか、2000年代前半、2002年〜2006年くらいがピークだったように思います。これは全く、相手にとって、あるいはその記事を読む読者にとっていいことがないので、基本的には完全にNGです。

ではどこまでがNGかというと、そこに定量的な何か基準があるわけではありません。

ただ、コメント欄というのはあくまで、そのトピックスに関するディスカッションや感想などを書いていくところなので、それから外れたものは「スパム」です。

今はだいぶ沈静化している

このコメントスパムは、主にブログの技術の進化と、Googleの対応によってその価値が一気になくなり、今はかなり沈静化しています。

具体的には

  • ブログツールが、コメントを承認制にする機能を標準でつけるようになった
  • コメントにしてもトラックバックにしても「rel=nofollow」という属性をつけるようにブログツールが仕様をかえた
  • その属性がついたリンクをGoogleはリンク資源としては評価しなくなった

ので、集客面でもSEO面でも、あまり意味がなくなりました。

しかし、あまり管理されていないサイトや、古いバージョンのCMS、ブログツールなどを使っている小さなサイトはたくさんあり、そういったところに一括でコメントを送り、バックリンクを得るような、悪質なSEO業者は、残念ながら未だいるのが現実です。

もし、SEO業者に何か頼むとしたら、こういったやり方をしている業者じゃないかどうか、調べることをおすすめします。ただそもそも、バックリンクを業者に頼むのはあまりおすすめできません。

コンテンツは資産

今は、コンテンツを「資産」と考えて、質のいいものをコンスタントに出していくことが、最高のバックリンク獲得策です。

コンテンツの作り方について詳しくは「コンテンツ戦略」や「コンテンツマーケティング」で検索sると、私のサイトが出てきますので、そちらをぜひご覧ください。間違っても、知らないうちにコメントスパムに加担しているということがないようにしてくださいね。

今はGoogleから警告が来てしまう時代です。そしてそれを無視すると大変なことになる時代です。あなたのサイトにも大きな損害が出ます。

では、comment spam については以上です。この情報がお役に立てていれば幸いです。

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