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第28回「Keyword Tag」- もはや設定する意味はないかもしれない

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こちらのプレイヤーからお聞き下さい(iTunesでの配信は、新番組開始のため、終了致しました)

※2012年・2013年頃配信のPodcastです。時代性をご理解の上ご視聴下さい。

トランスクリプション

今回は「キーワードタグ(Keyword tag)」についてです。

Keyword tag とは一般的には、HTMLにおける、Metaタグのキーワード属性のことを指します。

決してキーワードタグというHTMLタグがあるわけではありません。

SEO的には意味が無い

現在このキーワードタグは、ほとんど意味のないものになっています。それはなぜか?ということをお伝えしたいと思います。SEOの歴史です。

キーワードタグ、もともとは、そのWEBページのメタ情報です。このページはこんなキーワードに関連するページなんだよ、ということを表すために利用されてきました。

しかし、その存在が注目されたのはSEOの文脈でした。SEOにおいて、meta::keywordやmeta::descriptionに、上位表示したいキーワードを入れることで、上位表示しやすくなるという手法が流行りました。

また、実際少なからず効果があった時期があったため、もはやキーワードタグはSEOに使われるもの、になってしまいました。

Keywordタグに10個も20個もキーワードを入れるなんて言うことが行われていたんですね。

本来、1つのWEBページに、そういくつものテーマがあるはずがありませんので、これはおかしいですね。

 

結果としてGoogleはキーワードタグはSEOにおける上位表示に何ら関係ないという姿勢を取っています。

このアナウンスがあってから、キーワードタグはほぼ「なかった物」とされるようになりました。なので、今は設定していないサイトも多いです。

必要がなければ設定しないほうが

私も、設定しないことをおすすめしています。

それは競合他社に、狙っているキーワードが分かってしまうからです。

もし、ブルーオーシャンな良いキーワードが見つかったとしても、それを競合他社がHTMLを見てすぐに発見してしまったら、あっという間にうまみが消えてしまいます。

もちろん、それなりに調べれば結局は見つかってしまうかも知れませんが、調べるのが大変であれば大変なほどいいはず。

競合はあなたのサイトのHTMLソースは必ず見ていると考えた方がいいですね。

また、載せることによって、何かいいことがあるということもないので、載せる理由もありません。

なので、キーワードは、当たり障りのないものを入れておくか、空にしておくことをおすすめしています。

ご参考になれば幸いです。

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