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第11回「contextual advertising」- インタレストマッチ・コンテキストマッチとは

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こちらのプレイヤーからお聞き下さい(iTunesでの配信は、新番組開始のため、終了致しました)

※2012年・2013年頃配信のPodcastです。時代性をご理解の上ご視聴下さい。

トランスクリプション

※公開時2012年にはDSPやSSP、オーディエンスターゲットなどが一般的ではなかったため、その部分は考慮されていません。

今回は「contextual advertising 」についてです。

「contextual advertising 」とは、GoogleのAdwordsでは「ディスプレイネットワーク」、Yahoo!リスティング広告では「インタレストマッチ」と呼ばれるもので、広告枠があるページに沿った広告が自動的に表示されるタイプの広告の事です。

言い換えると、広告を出稿すると、自動的に関連性の高そうな広告枠に表示される、という広告です。

広告枠は、GoogleやYahoo!、そのパートナー企業が抱えているWEBサイトの中のスペースもありますが、例えばAdwordsでは、一般のサイトにも表示されます。Adsenseを設置しているサイトです。

キーワードマッチ、スポンサードサーチに比べて、比較的クリック単価が安価かつ、表示回数が多くなることが多いので、単価を押さえて集客したり、あるいは関連サイトにたくさん表示されることによる間接効果を狙う場合などに多く使われます。

状況のこまめなチェックが大事

しかし、どのページに配信するかは、ある程度絞り込めますが、完全ではないので、狙ったユーザーだけにピンポイントに配信するというやり方には向きません。

また、きちんとユーザの絞込みを行わないと、様々な所に配信されて、大量のアクセスは来たけれど、ほとんどが来てもらっても意味が無いアクセスで、直帰率が90%を越え、平均ページビューが限りなく1に近い、といった、ただ「集団が店の中を通り抜けていった」だけという状態になりがちです。

ページの内容を判断するアルゴリズムも、やはりまだまだ精度が低いという声が少なくないので、思いがけない所に出てしまうこともあります。

なので、特に初期段階ではある程度きちんと、状況をチェックすることが大切です。

Adwordsは出すサイト(プレースメント)を指定することもできるので、そういったオプションを組み合わせれば、ある程度ピンポイントに出稿することができます。

また、キーワード広告と異なり、検索結果以外の所に広告を出せるのが、強みです。

なので、サイトの中で埋もれずに、しかし嫌味にならないような広告にするべきです。

ここに出したい!というサイトを幾つかピックアップして、そこでできるだけ、見込み度の高い人にクリックさせるには、どんな広告文がいいのか、あるいは画像がいいのか、を考えることが、最終的な投資対効果を上昇させる、最初のステップ。

そして、いくつかの広告でテストしながら改善サイクルを回していくのが王道です。

ターゲッティングについては、年代や性別などまで設定できる場合もあります。そこで絞り込むことも有用です。ディスプレイネットワークにしてもインタレストマッチにしても、ある程度最適化できるまでは、効率が悪くなることも少なくありません。

仕組みは分かりづらいが…

仕組み自体が分かりづらいことと、どのように露出しているか自分では実際に確認できないことが、次の改善策を考える際に、悩ましい部分になります。

しかし、上手く噛み合えばかなり投資対効果の高い広告にもなりうるので、着手する場合はある程度腰を据えて、取り組まれることをおすすめします。

また、仕組みについてよく分からなければ積極的にヘルプサイトのラーニングコンテンツを見たり、直接相談出来る場合は、相談するのがいいかと思います。

では、contextual advertising については以上です。この情報がお役に立てていれば幸いです。

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