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第22回「FirstView」- ファーストビュー、最初の挨拶

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こちらのプレイヤーからお聞き下さい(iTunesでの配信は、新番組開始のため、終了致しました)

※2012年・2013年頃配信のPodcastです。時代性をご理解の上ご視聴下さい。

トランスクリプション

「First View(ファーストビュー)」についてです。

ファーストビューとは、WEBページをアクセス者が開いたときに、ブラウザの一画面でスクロールなしに見られる範囲のことです。別の言い方では「Above The Hold」とも呼ばれます。

Above The hold、つまりファーストビューの定義については以前このPodcastで解説しましたので、そちらをご覧下さい。第2回ですね。

大事な部分だけおさらいをしますと、ファーストビューのサイズは諸説紛紛ありますが、Googleが提供している「ブラウザーウィンドウ」というツールを見ると。

できれば;幅900px×高さ500px

少なくとも幅1050px×高さ600px

位が目安だということ。

そしてそのスペースで「ここは何を扱っているサイトなのか?」「ここは自分にとって、意味がある、関係あるサイトなのか?」「ここは信頼出来るサイトなのか?」を伝えなくてはいけないと言うこと。この2点が曖昧になっている方は、第2回をこの後すぐ確認してみて下さい。発見があると思います。

スマートフォンサイトのファーストビュー

今回は追加で、スマートフォンのファーストビューについてお伝えしたいと思います。

スマートフォンは横幅がPCに比べて非常に狭く、また画面も小さいため、気を遣う必要があります。

まずそもそも、自社サイトをスマートフォンで見たことの無い方はこの後ぜひ見てみて下さい。

PCサイトがそのまま出ていたでしょうか?

その場合はかなり見づらいページになっているはずです。もちろん拡大すれば読むことはできますが、横にスクロールしながら読むというのは、かなり面倒です。また、回線速度がPCに比べれば遅いので、画像の読み込み時間もかなり時間がかかります。

さらに、リンクを指先でクリックしたときに、まちがって他のリンクをクリックしてしまうと言うこともおきがちです。これはかなりユーザにとってはストレスのようです。それだけでサイトを去ってしまう人もいます。

スマートフォンを横にして見れば、横幅が広いのでそれほど縮小されずに見えるからいいだろうという声も伺いますが、そんなことはありません。そもそもスマートフォンは横にして使われることは希です。ゲームの時くらいです。また、横にした場合縦がとても狭くなります。もともとが狭い上にアドレスバーなどが出てくるので、さらに狭くなります。

人間は文章を読むとき、一直線にしたまで読んでいくわけではありません。前後を常に見返しながら、話の流れを追いかけていきます。

見返せないのが億劫

画面が縦に狭いと、この「前後を見返す」ことがとてもおっくうになります。一度スマートフォンを横にして長文の記事を読んでみて下さい。

前後を追いかけられないと、なかなかメッセージや内容が頭に入ってこないのでは無いでしょうか。

それだけ縦の幅は相手にメッセージを伝えるという観点で重要であり、なのでスマートフォンを横にする前提にすることはおすすめできません。

縦にしたときに、ピンチインでの拡大を行わずともコンテンツが読め、ナビゲーションが使えることがとても大切です。

そしてその上でPCと同様ファーストビューに必要な情報を詰め込んでいきます。

情報量は恐らく4分の1くらいになるので、メッセージはかなりコアな部分に絞る必要があるでしょう。

 

情報の接点がどんどんとスマートフォンへ移行しています。「モバイルファースト」という言葉が示すとおり、スマートフォン対応は不可欠です。スマートフォンでのファーストビューを考えると同時に、サイトのスマートフォン対応にも取り組んでみてはいかがでしょうか。それでは「ファーストビュー」については以上です。

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