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第31回「Meta Tag(メタタグ)」とは?

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こちらのプレイヤーからお聞き下さい(iTunesでの配信は、新番組開始のため、終了致しました)

※2012年・2013年頃配信のPodcastです。時代性をご理解の上ご視聴下さい。

前編

後編

トランスクリプション

今回は、meta tag についてです。

Meta Tag とはHTMLタグの1つです。目立ちませんが、大切な存在ですね。そのWEBページの「メタ情報」を記載する場所がメタタグです。

メタ情報とは?

まずこのメタ情報とは、いったい何かを押さえて頂きたいと思います。

「メタ情報」とは、データについてのデータのこと。そのデータそのものではなく、そのデータについての情報のことです。

HTML形式のWEBページであれば、そのページを作成した人や作成された日時などがそれに当たります。

書籍であれば、その本という情報を書いた人、出版社、出版年月日、著者など、奥付にあるような情報ですね。

こういった「メタ情報」を記載するのがMETAタグです。

大事なメタタグ総まくり

今回は、WEBマーケティングを行う上で大切なメタタグを、まとめてお伝えしたいと思います。

初耳のものがあれば、是非検索をしてみて下さい。

description

まずは meta description です。これはとても重要です。

なぜなら、検索エンジンの検索結果に「説明文」として表示されるからです。

タイトルの下に出てくる文章。あそこはSEOの上位表示には関係しませんが、見る人にとっては、あなたのページを見ようとクリックするかしないかを決めるとても大事な部分。Click Through Rate(CTR)に大きな影響を与えます。

一度、狙っているキーワードで、あなたのサイトがどのように表示されているか、確認してみると発見があるかもしれません。

keyword

次は meta keywordです。これは、このサイトの内容を端的に表すキーワードを記載する部分です。ここは今はあまり重要ではありません。昔、SEOの上位表示の観点でここにキーワードを詰め込むサイトが増えたため、今は検索エンジンはここを全く無視しています。

たくさん入れても意味はありませんし、詰め込みすぎると、スパムと考えられる危険性もあります。

また、どのキーワードを狙っているかが競合にばれてしまいますので、あえて空にするか、ダミーを入れるサイトも時々あります。

どちらにしても、無難なキーワードを2,3入れておくか、設定しない方がいいかと思います。

robot

次は meta robot これは、Googleのクローラなどに対して、このページを検索エンジンにインデックスしてもいいか、悪いか、あるいはキャッシュとして保存しても良いか、このページにあるリンクをたどって他のページも見ても良いか、などを教えてあげるものです。

例えばここに noindex nofollow と書くと、このページは検索結果に乗せないで下さい、そしてこのページのリンク先のページには行かないで下さいということを、検索エンジンのクローラに伝えることができます。

基本的には、ほとんどの検索エンジンがこれを守ってくれます。

Content-type charset

これはこのHTMLの文字コードを表しています。

Content type というのは、HTTPヘッダの代用ですよ、という意味なのですが、特に気にされなくても大丈夫です。

今はUTF-8という形式を使うのが安全です。WordPressなどのCMSも基本的にはUTF-8のはずです。

これは、必ず明示するようにすることをお勧めします。書かなくともブラウザが自動判別してくれたりもしますが、特にモバイル端末から見たときは、それが上手くいかないことも少なくありません。

そうすると、文字化けして読めないページをアクセス者に見せることになります。以外とまだこういったサイトは多いので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

refresh

続いては、meta refresh です。これは、別ページに自動的にジャンプさせる、リダイレクトさせるものです。

例えば、サイトが移転したり、ページのURLが変わったときに、昔のURLでアクセスしてきた人が困らないように、そして検索エンジンも困らないようにするためのものです。

Redirect

ただ、リダイレクトは、可能であれば .htaccessを使ったリダイレクトや、サーバの設定ファイルに書いて行う方法をオススメします。詳細は省きますが、その方が閲覧者がスムーズに新しいページを見ることができるからです。

とは言えサーバの設定ファイルまでユーザが修正できることは、専用サーバかVPSでないと難しいので、現実的にはhtaccessファイルで設定するのが今の主流です。「htaccess リダイレクト」で検索してみて下さい。取っつきづらいですが、覚えるとサイト運営がとても楽になります。

其れ以外にも…

それ以外には、Facebook関連のものもあります。

これは、Open Graph というもので、metaタグの中にこのOpenGraph情報を書くことで、Facebookにシェアされたときに出すサムネイル画像を指定したり、説明文を指定したり、リンク先を指定したりすることができます。

OpenGraphについては、とても大事なので、初耳の方は Facebook オープングラフ 設定 などで検索して、サイトに取り入れてみて下さい。WordPressをお使いの方は、プラグインで簡単に設定できます。

これを設定しておくと、Facebookにシェアされた、あるいは自分でシェアした際に、非常にきれいに魅力的にFacebook上で表示されるようになり、シェアされたりいいね!される確率が大きく変わります。ぜひ設定することをお勧め致します。

メタタグについては、他にもいろいろとありますが、この当たりは是非押さえて頂ければと思います。

かなり実は大切な部分なので、ぜひ押さえておいて下さいね。

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