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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- AIの話題が増える中で、中小企業が本当に追うべきサービスの方向
- 音声AIやチャットAIの単体利用に限界がある理由
- これから価値が出やすい「AIつなぎ系」サービスの考え方・方向性
ChatGPTをはじめ、AIの話題が一気に広がっています。何でもAI、何でもチャット、という空気もありますが、中小企業が追いかけるべきなのは、単にAIを載せましたというサービスではありません。大事なのは、AIが別のツールとつながることで、実際の業務がどれだけ軽くなるかです。
音声もチャットも、単体では限界がある
AIが音声で使えるようになる流れ自体は大きい変化です。認識精度が上がり、会話の文脈も持てるようになれば、従来の音声アシスタントより便利になる余地はあります。ただ、そこで何でも解決するわけではありません。
実際には、音声で長い答えを返されても人は覚えきれませんし、複雑なやり取りになるほど、その場で聞いて処理すること自体が重くなります。つまり、AIが賢くなるだけでは足りず、人間がその場で抱え込まなくて済む形にしないと、本当の便利さにはつながりにくいのです。
価値が出るのは、別ラインで仕事を進められるとき
ここで重要になるのが「つなぐ」発想です。たとえば、調べた結果をGoogleマップに送る、比較表をGoogleスプレッドシートへ出す、予定調整をTeamsやZoomの中で進める、議事録をまとめて参加者へ送る。こうした処理が別のツールに渡されると、人間はその場で全部覚えたり手で写したりしなくて済みます。
この形になって初めて、AIはその場でしゃべるだけの存在ではなく、実際の現場を肩代わりするアシスタントになります。ポイントは、回答そのものより、回答のあとに何が自動で起きるかです。
追うべきは「AIを載せたサービス」ではない
今は、とりあえずChatGPTのAPIをつなぎました、文章生成を入れました、というサービスが大量に出ています。もちろん試してみる価値はありますが、それだけでは差がつきにくく、将来は当たり前の機能になっていくでしょう。
むしろ注目すべきなのは、他の業務ツールや社内データ、グループウェア、外部サービスと結びついて、新しい流れを作れるものです。Teams、Google Workspace、チャットツール、会議ツール、分析データ、社内システム。そうしたところにAIが入って、結果を整理し、送信し、次の処理まで回すようになったとき、初めて実際の現場インパクトが大きくなります。
中小企業が見るべきチェックポイント
その場の回答で終わらないか
便利そうに見えても、結局はその場で人が読み、覚え、手で移さないといけないなら、使いどころは限られます。業務効率化として見るなら、後続処理までつながるかを見た方が現実的です。
既存ツールとの接続があるか
自社で既に使っているツールとつながるかは重要です。新しいAI単体の出来より、今ある仕事の流れに乗るかどうかの方が、現場での価値は大きくなります。
議事録や調整業務のような定型処理に効くか
特に期待が持てるのは、議事録の整理、要約、共有、リマインド、日程調整のような、面倒だが繰り返し発生する仕事です。こうした作業をAIが裏で回してくれるようになると、体感としての便利さは一気に上がります。
まとめ:見るべきはAIそのものではなく接続先
中小企業が今押さえるべきなのは、AIそのものの賢さ競争ではありません。AIがどのツールとつながり、どこまで実際の現場を前に進めてくれるかです。単体機能の派手さに振り回されるより、既存業務の流れを軽くする「AIつなぎ系」サービスを追う方が、実際の価値につながりやすいはずです。
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