第6回:WEBマーケティング勉強会振り返り(11月ChatWork社共催)

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 勉強会やセミナーは、有名さや情報量ではなく、自分の立場で実践に移せるかで選ぶべきである。
  • 募集文の対象者だけでなく、内容が暗黙に想定しているレベルや職種まで見極めないと、学びが空回りしやすい。
  • 合わない場で得た難しい情報をそのまま持ち帰ると、ハウツーの丸のみになり、自分の中に何も残らない。
  • 学びを価値に変えるには、鵜呑みにせず、自分の現場に置き換えて実践する姿勢が欠かせない。

盛り上がった勉強会が示したこと

今回の振り返りでは、ChatWork社との共同開催で行ったWebマーケティング勉強会の手応えをまずお伝えしたいと思います。申し込みは早い段階で埋まり、当日のグループワークでも、私たちが区切りを入れないと終わらないくらい議論が続きました。これは単に参加者の熱量が高かったからではなく、扱ったテーマがそのまま現場の改善につながる内容だったからだと感じています。

熱量を生んだのは実践可能性

参加者から「ぜひ続けてほしい」「会社ではこういう話をなかなかできない」という声が多かったのも象徴的でした。知識を受け取るだけではなく、自分の仕事に持ち帰れる感覚があると、人は場に深く入り込みます。私自身、この回でお伝えしたかったのは、学びの場の価値は、話の新しさよりも、実際に使えるかどうかで決まるということです。

セミナー選びで見るべき対象設定

そのうえで私が強くお伝えしたいのが、セミナーの対象設定をよく見ることです。表向きには「Web担当者向け」「経営者向け」と書かれていても、実際にはかなり経験のあるエージェントや、体制が整った会社の担当者向けになっていることがあります。逆に、中小企業で兼務している人でもすぐ試せる内容に寄せた場もあります。

暗黙のターゲティングを見抜く

問題なのは、その違いが募集文だけでは分かりにくいことです。一般向けに見えても、実際には前提知識が高い人向けの話になっている。そういう場に入ると、「皆いいことを言っている気はするけれど、自社でどう使えばいいか分からない」という状態になりやすい。分からなければ主催者に聞く。それくらい慎重に見た方が、時間の使い方として健全です。

合わない学びが危険な理由

ここで終わらず、この回ではもう一歩踏み込んでお話ししています。自分に合わない難しい情報を大量に浴びると、人はそれを咀嚼せず、そのまま使おうとしがちです。つまり「このやり方を真似すればいいのではないか」と、ハウツーだけを持ち帰ってしまうわけです。

鵜呑みは失敗と空振りを生む

そうなると、知識が自分の中に蓄積されません。左から入った情報を、そのまま右へ流しているだけなので、なぜそれが有効なのか、自社ではどう変えるべきなのかが残らない。結果として失敗しやすくなりますし、仮にうまくいかなかった時にも次へつながりません。私がこの回でお伝えした「釣り方そのものではなく、考える力を持ち帰るべきだ」という話は、まさにこの点を指しています。

参加後に価値を生む受け止め方

ではどう受け止めればよいのか。結論は、参加した後に自分の立場へ置き換えることです。うちでもできるのか、どこを変えれば現実的なのか、何を一つ試すのかまで落とし込む。10聞いて1つだけ軽くやるより、1つ聞いてそれを繰り返し実践する方が身になります。

量より、自分の現場で回せる一つ

特にリソースが限られた中小企業や兼務担当者にとっては、この感覚が重要です。学びの場を増やすこと自体が目的になると、忙しいのに何も進まない状態になってしまう。自分の現場で回せる一つを見つけ、それを試し、手応えを持って次へ進む。その積み重ねが、結局は最短距離になります。

まとめ:実践につながる場を選ぶ

勉強会やセミナーの価値は、情報の派手さではなく、その後の実践につながるかどうかで決まります。対象者の表記だけでなく、暗黙のレベル感まで見て選ぶこと。受け取った知識をそのまま使わず、自分の現場に合わせて考え直すこと。この二つができれば、学びはイベントで終わらず、着実に仕事の力へ変わっていきます。

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