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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- Webでの信頼感は、リアル店舗のように自然には伝わらず、意識して設計する必要がある。
- 身内や社内だけの意見では、知らない人が抱く不安や違和感を見落としやすい。
- リアルでは五感で判断される安心感を、Webでは言葉や見せ方、人間味で置き換えなければならない。
- 信頼できるサイトとできないサイトを比較し、第三者の厳しい声を受け止めることが改善の起点になる。
信頼感は売り方の根幹
今回の話の中心にあるのは、Webサイトがコンバージョンしない理由の最後の一つとして挙げられている「信頼させる要素がない」という問題です。私は、商売に信頼感が不要な場面はほとんどないと捉えています。特にネット上で物を売るときは、価格や機能の前に「ここで買って大丈夫か」が通らなければ前へ進みません。
しかもこの問題は、専門家よりも、経営や実際の現場の延長でWebを運用している人ほど見落としやすいと語られています。毎日サイトに触れ、商品にも仕事にも愛着があると、自分たちにとって当たり前のことが、初めて見る人にはまったく伝わっていない、というズレに気づきにくくなるからです。
身内の評価がずれる理由
ここで印象的なのが、物販サイトを運営していた人のエピソードです。家族や知人に意見を聞きながら改善を重ねていたのに成果が出なかった。その理由を、遊びに来ためいこが何気なく言った「なんかうさんくさかった」という一言が突いた、という話です。
めいこに「うさんくさい」と言われた話
家族や知人は、その会社が何をしているかも、運営している人がどういう人かも知っています。だから「この人なら悪いことはしないだろう」という前提込みでサイトを見てしまうんですよね。けれど、初めて訪れる人にはその前提がありません。何を売っているのか、誰が売っているのか、安心して買える相手なのかが見えなければ、それだけで不信感につながります。
この回で強調されているのは、ユーザーテストや意見を求める相手は、なるべく自分たちを知らない人にするべきだということです。社内や身内だけで回していると、根本的な問題は見えません。むしろ、何も知らない人の厳しい反応の方が、本当に直すべきところを教えてくれるんです。
リアルとWebで違う信頼の作り方
なぜWebの信頼感づくりが難しいのか。私は、リアルの商売と比べると分かりやすいと話します。店なら、店構え、掃除の行き届き方、応対、陳列、空気感などを五感で受け取り、「ここなら買っても大丈夫そうだ」と判断できます。長い歴史の中で、私たちはそうした判断に慣れています。
五感が働く店、論理が必要なサイト
一方でWebには、匂いも空気も触感もありません。リアルでは感覚で受け取っていた安心材料を、画面の中だけで置き換えなければならない。だからこそ、何となくではなく、どんな要素が信頼感につながるのかを論理的に分解し、デザインや文章や見せ方に落とし込む必要があります。ここがWebの商売の難しさであり、同時に面白さでもある、というのがこの回の見立てです。
つまり、リアルの店なら自然ににじみ出るものを、Webでは意図して作らなければなりません。人となりが見えるか、対応が丁寧そうか、買った後まで任せられそうか。そうした感覚的な要素を、サイト上でどう伝えるかが勝負になります。
信頼感を鍛えるための考え方・方向性
では、何から手をつければいいのか。この回では、まず自分が信頼できるサイトとできないサイトを大量に見比べることが勧められています。どこで安心し、どこで不安になるのかを自分の感覚で拾い上げる。これは一次情報としてとても強い材料になります。
多点調査と購買体験
さらに、実際に買ってみることにも価値があります。売れている店の仕組みは、商品ページだけで完結していないかもしれません。購入後の案内、アフターサポート、メールの文面、クーポンの出し方など、体験全体で信頼感を積み上げている場合もあります。そこまで体験して初めて見えるものがあります。
加えて、私は「いかに人間味を出すか」が大事だと述べています。誰がやっているのか、どういう思いで売っているのか、どんな対応をしてくれるのか。そうした人間臭さが見えるほど、ネット上の不安は下がりやすくなります。
まとめ:信頼は放置しても伝わらない
Webでの商売は、リアル以上に信頼感の設計が必要です。身内の評価だけで安心せず、何も知らない人の目で見たときに、何を売っていて、誰が運営していて、なぜ安心できるのかが伝わるかを見直す。リアルで五感が担っていた部分を、サイト上の言葉や見せ方、人間味で置き換えていく。その積み重ねがあって初めて、価格や機能の話に入る土台ができます。
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