第39回:何かを覚えるための最短ルートは「発表の場」を持つこと

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 何かを早く身につけたいなら、読むだけよりも発表する場を持つ方が効果が高い。
  • ブログのような一方向の発信より、相手の顔が見える発表の方が濃いフィードバックを得やすい。
  • 他人が知りたいテーマを背負って準備すると、調査の深さも学びの幅も大きく広がる。
  • 定期的な発表の積み重ねは、知識だけでなく、説明力や自信まで育てる。

最短ルートは発表の場

新しくWeb業界に入った人や、できるだけ早く現場で役立つ力をつけたい人にとって、「何をどう覚えれば一番速いのか」は大きな悩みです。この回で私が出している答えはシンプルで、発表する場を持つことです。

ここでいう発表は、ただ情報を外に流すことではありません。相手が目の前にいて、反応を返してくれて、あとで感想ももらえるような場で話すことです。この違いが、学びの深さを大きく変えます。

発信より発表が効く

ブログ記事のような発信にはもちろん意味があります。ただ、どうしても反応が「かたより」やすく、次につながる濃いフィードバックを得にくい面があります。ページを見てそのまま去る人も多く、こちらが何をどう伝え損ねたのかまでは見えません。

それに対して、目の前の人に向けた発表では、その場の表情や反応が返ってきます。どこで伝わっていないか、何に興味を持たれたかが分かる。学びを速くするのは、単なるアウトプット量より、この反応の濃さです。

他人が知りたいテーマを背負う

さらに大事なのは、発表テーマを自分だけで決めないことです。デザイナーならデザイン、プログラマーならプログラミングだけを選びがちですが、それでは伸びる範囲が狭くなります。むしろ、他の人に「ここを教えて」と言ってもらい、自分の業務範囲から少し外れた縁の部分を担当した方が、知識の裾野は広がります。

この回では、社内で有志の勉強会を開き、持ち回りで発表する形が勧められています。相手の知りたいことを背負うだけで、学びは一気に自分本位ではなくなります。

発表準備が学びを深くする

発表の準備では、ただ情報を斜め読みするだけでは済みません。人前で話す以上、裏を取る必要がありますし、自分で試したり、デメリットがないかを確かめたりもしなければなりません。さらに、それをどう伝えれば知らない人にも分かるかを考えて、スライドや説明の順番まで組み立てることになります。

この一連の過程が、学びを急激に深くします。品質が求められるからこそ、それに見合う努力をする。その努力がそのまま身になる、というのがこの回の実感です。

続けるほど引き出しが増える

発表の場は、一度やって終わりではなく、続けるほど効いてきます。たとえば5人くらいのチームで、月に2回ほど発表の機会を設ければ、1年で20回以上は人前で話すことになります。そのたびにリサーチが深まり、スライドもたまり、話せるネタも増えていきます。

発表経験が自信をつくる

私自身も、マーケティングを始めた頃から発表や報告の機会が多く、それが良い経験になったと振り返っています。その積み重ねがあったからこそ、人前で話すことへの苦手意識が薄れ、急に話す場面でもある程度は対応できるようになったという話が出てきます。交流会のような場でも緊張しにくくなるという話まで含めて、発表経験の効き方が具体的です。

つまり、発表の場は知識を増やすだけでなく、自分の振る舞いそのものを変えていきます。説明力、巻き込む力、自信。このあたりまで含めて伸ばせるのが、発表という仕組みの強さです。

まとめ:発表の場が学びを加速させる

何かを最短で覚えたいなら、読むだけ、発信するだけで終わらせず、相手の顔が見える発表の場を持つことです。他人が知りたいテーマを引き受けて準備すると、調査は深くなり、理解も広がります。そして、その場を継続すれば、知識だけでなく、説明力や自信まで積み上がっていきます。学びを速くしたいなら、発表の責任を背負う仕組みを自分の周りに作ることが近道です。

配信スタンド

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