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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- プロジェクトは、自分の予定から組むのではなく、動かしにくい外部の予定から固めた方が進みやすい。
- 制作会社、上層部、お客さんなど、急に動かせない相手を先に押さえることが遅延防止につながる。
- 自分やチームの予定は、外部の約束に合わせて後から調整した方が現実的である。
- 線引きを外から内へ作るだけで、オンスケジュールで進めやすい体制に変わる。
自分起点の進行が崩れやすい理由
新しい仕事や、これまでより大きな仕事を任されると、最初はどうしても自分の考えたスケジュールを中心に組みたくなります。私も、始めたばかりのころはまさにそうで、自分が打ち出した予定通りにはまったく進まず、周りに泣きつきながら遅れつつ終わらせることが多かったと振り返っています。
そのときのネックが、今回のテーマそのものです。つまり、抑えるべき順番を逆にしていたことです。自分の予定から固めても、外側の予定が動かなければ、そこですべてが止まってしまうんですよね。
最初に押さえるべき外部の予定
まず固めるべきなのは、外部のスケジュールです。たとえば外部の制作会社、他社案件を抱えている関係者、社内でも上の立場の人、お客さんへのインタビュー日程など、自分の都合では簡単に前倒しできない人たちです。
こうした予定は、遅れたから二日縮めて今日やってくださいと言っても動きません。繁忙期や先約もありますし、調整の自由度が低いからです。だからこそ、最初に約束を取り交わしてしまい、その日程を基準に全体を考える必要があります。
自分とチームは最後に寄せる
その一方で、自分の予定は一番調整しやすいものでもあります。無理がよいとは言いませんが、自分が納得すれば時間の使い方を変えられますし、責任の範囲で詰めることもできます。だから、私は極論として、自分は最後に考えればよいとしています。
次に融通が利きやすいのがチームです。もちろん限度はありますが、社内のメンバーであれば相談して助けてもらえることもあります。外部の予定を先に決め、その間を埋めるように内部の動きを組み立てる方が、現実にはずっと前に進みやすくなります。
約束から逆算して線を引く
進め方としては、まず外部の予定を押さえ、余裕を持って実行できるように内部のスケジュールを引き直す。この順番です。自分やチームの作業は、その約束を守るためにどう配置するかという発想で組み立てる方が、線引きがぶれません。
プロジェクトが遅れる原因は、能力不足より順番の誤りであることも多いものです。急に動かせない相手を先に固め、調整の効く側を後ろに置く。それだけで、物事はかなりスムーズに進みます。
まとめ:線引きは外から内へ
プロジェクトをオンスケジュールで進めたいなら、最初に守るべきは自分の予定ではなく、動かしにくい外部の予定です。制作会社、上層部、お客さんなど、先に約束しておくべき相手を押さえ、その約束に合わせて内部を組み立てる。線引きを外から内へ作ることが、進行を安定させる一番実際の現場的なやり方です。
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