第136回:AIという言葉のついたツールをどう考えるべきか

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • AIと書かれているかどうかではなく、そのツールが何をしてくれるのかで判断するべきである。
  • AIの理想は、すごさをお伝えしたいことすることではなく、生活や業務の中に自然に溶け込むことである。
  • 音声検索が広がるほど、端的で分かりやすい伝え方と要約力の重要性が増していく。

AIという看板を外す

2018年に向けていろいろな予測が出る中で、まず気をつけたいのがAIという言葉の扱いです。あれもAI、これもAIと付くようになり、何となくすごそうに見える一方で、実際に何をしてくれるのかが見えにくくなっています。

判断基準は機能である

ツールやサービスを見るときは、AIという看板をいったん外して考えるべきです。AIだからすごいのではなく、AIであることによって何ができるのか、従来のものと何が違うのか、自分たちにどんなメリットがあるのかを確認する。営業を受けるときも、その一点を掘り下げるだけで見え方はかなり変わります。

AIの理想は自然に溶け込むこと

本当にAIが普及した状態とは、AIだとわざわざ言わなくても、日常や業務の中で自然に使われている状態のはずです。使う側がAIを意識しなくても便利で、支える側もAIであること自体を売り文句にしなくてよくなる。その姿が本来の到達点です。

手段を目的にしない視点

AIはあくまで手段です。だから、導入判断も運用判断も、看板の大きさではなく、自社の課題や業務の流れにどれだけ合っているかで決めるべきです。流行語に引っ張られず、機能要件の目で見ることが最初の防御になります。

音声検索が変える伝え方

もう一つの大きな流れが音声検索です。ただし、音声が広がるからといって、人が比較検討をやめるわけではありません。大事なものを選ぶときに人は複数の情報を見比べる。その前提は変わらないまま、最初の入口だけが音声に置き換わっていくと考えた方が自然です。

一覧性のない入口で何を伝えるか

音声には一覧性がありません。画面なら並べて見比べられるものも、音声では順番にしか届きません。だからこそ、音声で最初に触れたときに、自分たちの情報をどれだけ端的に分かってもらえるかが重要になります。最初の数秒で意味が通る言葉を作れるかどうかが、入口の勝負になります。

要約力という新しい基礎体力

音声向けの評価指針の話でも出ていたように、これから求められるのは、正確で、分かりやすく、短く伝える力です。文章をたくさん書けることと、必要な情報を短く要約できることは別の能力です。

長く説明する癖を見直す

これまでのWebでは、長く丁寧に説明することに価値がありました。しかし音声の世界では、冗長な説明はそれだけで聞き手の負担になります。百文字で伝える、一文で意味を通す、聞いた瞬間に理解できる語順にする。そうした要約の技術は、これからのコンテンツ制作における基礎体力になっていくでしょう。

まとめ:AIも音声も機能と言葉で見る

AIの話題でまず必要なのは、看板に振り回されず、何ができるかを見ることです。そして音声検索の広がりに対して必要なのは、短く、分かりやすく、意味を通す言葉の設計です。AIも音声も、結局は手段にすぎません。その手段をどう見極め、どう使いこなすかは、機能理解と言葉の力にかかっています。

配信スタンド

■Podcast /Webinar への質問は

こちらのフォームへどうぞ。
https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7

運営・進行

株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)

代表取締役・コンサルタント 中山陽平

Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/

[無料週間メルマガ] Webコンサル通信 - 中小企業に活用に役立つヒント・トピックスをお届け
このホームページをフォローする
中小企業専門WEBマーケティング支援会社・ラウンドナップWebコンサルティング(Roundup Inc.)