第225回:ビデオ会議でストレスを溜めないための5つのTIPS(リモートワーク・テレワーク)

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • ビデオ会議は対面の完全な代替ではない前提に立った上で、会議の設計で負担を減らすことが重要です。
  • 準備を濃くし、時間を短く決め事にするだけで、だらだらした会議の多くは防ぎやすい。
  • 映像にこだわりすぎず、音声品質と記録の取り方を優先した方が実際の現場では楽になる。
  • 発言ルールを決めることで、かぶりや沈黙によるストレスを減らせる。

まず前提を変える

この回で繰り返されていたのは、ビデオ会議は対面より楽になる魔法の道具ではない、という前提でした。対面より情報のやり取りがしづらい以上、同じやり方を安易に水平展開するとうまくいかず行き詰まりがちです。だから必要なのは、対面に無理やり似せることではなく、ビデオ会議向けに会議を作り直すことです。

ストレスは前提としてある

画面越しの会議は、回線の遅延や音切れだけでなく、相手の空気を読みづらいこと自体が負担になります。特に慣れていない人にとっては、顔を合わせて話すより気楽になるどころか、むしろ緊張や疲れが増加しがち。だからこそ、会議の濃度を上げて、負担のかかる時間を短くする発想が必要になります。

準備で濃度を上げる

もっとも実際の現場的だったのは、「普段の会議の二倍準備して、半分の時間で終わらせる」という考え方でした。ここを外すと、ビデオ会議はすぐにだらだらし始めます。

アジェンダを先に配る

何を話すのか、どこまで決めるのか、事前に共有しておく。これだけで、その場で考え込む時間や無言の間がかなり減ります。ブレインストーミングなら別ですが、通常の打ち合わせまで場当たり的に始めると、相手は「聞こえていますか」「いま何を決める時間でしたっけ」という状態になりやすくなります。

開始も終了も守る

時間を守ることも、対面以上に重要です。リモート側は家の予定や仕事の流れを前提に一日を組んでいることが多く、開始がずれたり終了が延びたりすると負担が一気に大きくなります。会議の前後に別の予定が入っていることも珍しくないので、頭とお尻は必ず守る。その意識があるだけで、会議の進め方も引き締まります。

映像より会話を優先する

ビデオ会議という名前のせいで、映像が見えていなければ価値が落ちるように感じがちです。でも実際には、そこまで映像に執着しない方がうまくいく場面が多い、というのが私の実感です。

回線が悪ければ映像は切る

音声が遅れたり、声が割れたりするなら、まず守るべきは映像より会話です。画面共有が必要ならそれは残しつつ、カメラ映像は切ってしまった方が進むことがあります。相手の部屋を見せたくない事情もありますし、映像ありきにすると、それだけで在宅勤務を嫌がる人も出てきます。

録画は保険、議事録はその場

録画できるから後で見ればよい、という考え方も危険です。会議をまるごと見直すのは結局かなりの手間で、後回しにもなりやすい。だから理想は、誰かがその場で打ちながら議事録を作ることです。共同編集できる文書に要点だけでも残しておけば、録画はあくまで保険として扱えます。

発言の交通整理をする

ビデオ会議がぎこちなくなる原因として大きいのが、誰がいつ話すか分かりにくいことです。対面なら空気で調整できる場面でも、画面越しでは急にかぶったり、逆に遠慮しすぎて止まったりしやすくなります。

発言ルールを先に決める

慣れるまでは、話したいときは手を挙げる、司会が見て指名する、誰かが話している最中は割り込まない、といった形でルールを決めた方が安全です。自由にどうぞ、に任せるより、少し窮屈でも交通整理がある方が、全員が話しやすくなります。

会議のしんどさを個人の問題にしない

うまく話せない、テンポが合わない、沈黙が気まずい。こうした問題を個人の慣れや性格のせいにすると、会議そのものが嫌われてしまうんですよね。実際には設計の問題で解けるものが多いので、進行側が仕組みとして整えることが大切です。

まとめ:ビデオ会議は設計で楽にする

ビデオ会議は、対面の代用品としてそのまま使うと疲れやすい道具です。だからこそ、準備を厚くして時間を短く保つこと、映像より会話を優先すること、記録をその場で残すこと、発言ルールを決めることが効いてきます。技術の限界を気合いで埋めるのではなく、会議の設計でストレスを減らす。それがこの回のいちばん実際の現場的なポイントでした。

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