[私家版]GA4でChatGPT流入確認方法|判定条件・変更履歴・注意点(更新2026年10月16日)

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最終確認:2026年10月16日

現在の判定方法

基本の抽出条件は セッションの参照元 = chatgpt.com。

ただ、OpenAI側の仕様は安定しておらず記録もないためあくまで参考情報程度として拾うのが良いかと思います。その前提で情報を更新していきます。

確定:GA4上のChatGPT分類

見る場所・条件:セッションの参照元がchatgpt.com

扱い:通常の集計はここを基準にする。メディアのai-assistant・referral・(not set)などを含めて確認

ほぼ確定:ChatGPT由来と推定できる到達

見る場所・条件:到達URLにutm_source=chatgpt.com、または入口のpage_referrer/HTTP Refererのホストがchatgpt.com

扱い:GA4の参照元と一致しない場合の調査材料。UTMが保持されているか、リダイレクトや計測時点の影響がないかを確認する。同じアクセスで取得した情報同士を照合

可能性あり:識別情報が欠けた流入

見る場所・条件:下記の欠落報告期間にChatGPTに分類された流入が減り、同じランディングページ群のDirectが増加

扱い:識別情報が欠けた疑いとして扱う。ChatGPT流入として確定したり、減少分を一括で補填したりしない

  • 「確定」はGA4などアクセス解析上で一定の分類を確認できるという意味。
  • 「ほぼ確定」は到達情報からの経路推定で、UTM付きURLの再共有などは除外できません。

いずれも流入の網羅性を保証するものではないです。ChatGPTというかOpenAI側のスタンスで変わりそうですし、多分これだけ揺れているということはあまり気にしてない気がします。

判定の根拠:Googleの流入元処理、UTMの扱い、page_referrerの仕様。Direct増加の扱いは、これらと下記の観測報告に基づく実務判断です。

2026年10月16日の状況:UTMの復旧報告あり。全環境の復旧完了は未確認。 日本時間10月15日18時ごろからの段階的修正が報告されています。過去の欠落分が復元されたという報告ではありません。当事者の復旧報告

過去の変更履歴・観測記録

公式に変更日を確認できるものと、外部の観測日しか分からないものを区別。

観測と観測の間も同じ挙動が続いていたとは限りません。一部の挙動変化の可能性も十分あります。

公開日・発表日は原文表記、10月の停止・復旧時刻は日本時間です。

2026年10月15日夕方〜16日現在

UTM付与の段階的修正と、タグ付きクリック数の回復を示す報告

データの読み方:現在の抽出条件は冒頭のとおり。

確度・出典:当事者報告あり/全環境は未確認。Huesler氏

2026年10月9日前後〜15日

UTM欠落の観測が相次ぐ。Refererもない経路ではChatGPT経由と識別できなくなる

データの読み方:この期間の減少を実流入減と確定させるのは危険。ダイレクトには色々混ざってますし

確度・出典:複数の観測あり。Profound・Aloha

2026年5月13日〜

GoogleがGA4のAI Assistantチャネルを発表。認識されたAI参照元にメディアai-assistantを付与

データの読み方:あくまでGA4が新しいチャネルとしてまとめてくれただけで、機能追加されたわけではない

確度・出典:公式確認済み。Google更新履歴。各プロパティの反映日時は未確認

2026年4月時点

4月12日の試験:PC WebはUTMなし・Refererあり、スマホWebは両方あり、モバイル/デスクトップアプリはUTMあり・Refererなし

データの読み方:アプリの流入もUTMで識別できる例がある。Web/アプリを一律に扱っていいわけではない

確度・出典:観測あり・条件限定。WISLR、4月21日公開

2025年6月〜2026年3月

記録なし

データの読み方:なんとも

確度・出典:未確認

2025年5月時点

Web版の一部本文リンクにnoreferrer。無料/有料、通常回答/検索/Deep Research、リンク位置で違いがあるという話も

データの読み方:「2026年10月まではWeb版なら必ずRefererがあった」と言い切れるわけではない

確度・出典:観測あり・適用範囲限定。Ahrefs、5月26日公開

2025年1月時点

Sourcesリンクにutm_source=chatgpt.comが付く具体例が公開されている

データの読み方:UTMを用いた識別は、この時期にはすでに確認できる。厳密にいつからかは不明

確度・出典:観測あり。1月20日公開記事

2024年12月11日公開

Plausibleが、自社サイトへの検索引用リンクにutm_source=chatgpt.comが付く例を掲載

データの読み方:UTMによる識別が2025年に初めて登場したと言えるわけではない

確度・出典:具体例あり・条件限定。Plausible。現存ページには後日の更新も含まれる

2024年11月29日公開

Relevant Groupが、ChatGPTのリンクをたどるとutm_source=chatgpt.com付きURLに到達すると記載

データの読み方:2024年公開の記事にもUTM付き到達の記録がある。

確度・出典:具体例あり・条件限定。Relevant Group。実測日・端末・プラン・試行数は不明

2024年10月31日

OpenAIがChatGPT searchを公開

データの読み方:検索機能の提供範囲が広がった。UTMやnoreferrerの導入日とは区別

確度・出典:公式確認済み・背景情報。OpenAI

2024年7月(本文11日付)

BrightEdgeが、noreferrerによりChatGPTの流入元を識別できなくなると報告

データの読み方:noreferrerの報告は2025年より前にもある。全流入がDirectになったと確定する根拠とはいえない

確度・出典:調査者の報告・検証条件不明。BrightEdge。端末・リンク種類・試行数は未記載

2024年5月25日投稿

利用者がrel="noreferrer"を含むHTML断片をOpenAI Developer Communityに投稿

データの読み方:属性が当時すでに報告されていた補助記録。hrefなしの不具合例なので、実際の遷移・Referer受信の検証には使わない

確度・出典:本人報告・HTML断片のみ。コミュニティ投稿。OpenAIの公式仕様発表ではない

10月15日は欠落と回復が混在し得ます。停止・修正の時刻は報告者が観測したものであり、全サイト共通の切替時刻ではありません。

注意点

  • AI AssistantはChatGPT専用ではない。
    このチャネルだけではChatGPT流入を抽出できず、ChatGPT流入すべてを拾える保証もありません。定義を見ていただければと思いますが色々もちろん混ざっています。Google公式
  • UTMの有無とRefererの有無は別。
    noreferrerがあってもUTMがあれば識別材料が残ります。
  • 端末・プラン・モデル別に違うという話しもあるが不明
  • 旧会話を今日開いたDOMが、書き換えられている可能性もあるが不明
    会話作成当時のnoreferrerやUTMの状態についてはそのまま保持されているかは不明です(多分書き換えはないと思うけれども)

補足:Referer・UTM・GA4の関係

Referer、noreferrer、noopenerの違い

 HTTPのRefererは、ページのリクエストに付く参照元情報です。

リンクのrel="noreferrer"は、そのリンクをたどる際に参照元情報を送らない指定です。noreferrerはnoopenerの動作も含みますが、noopenerだけを理由にRefererが消えるとは言えません。HTML標準:noreferrer

HTMLだけでなく、JavaScriptのwindow.open()にもnoreferrerを指定できます。標準仕様では、この指定により参照元ポリシーがno-referrerになります。DOMにその属性が見当たらないだけでは、実際のクリックでRefererが届くと判断できません。HTML標準:window.open

また、参照元が完全なURLではなく、https://chatgpt.com/のようなオリジンだけになる場合もあります。例えば、strict-origin-when-cross-originでは、条件を満たす別オリジンへの移動にオリジンだけを送ります。「会話URLが分からない」と「参照元が空」は違う状態です。W3C:Referrer Policy

UTMは移動先URLに含まれる値

utm_source=chatgpt.comは移動先URLのパラメータです。GA4では、UTMの値を流入元のディメンションに使用します。これはGA4の独自なものですがあまりにメジャーなので外でも対応していたりしますね。

※ちなみにGA4の前身のUrchinのUrchin Tracking Moduleの略です。 Google公式:手動タグ設定

UTM付きURLとnoreferrerは、同じリンクに指定できます。

<a href="https://example.com/article/?utm_source=chatgpt.com"
   rel="noopener noreferrer" target="_blank">記事を読む</a>

noreferrer自体がUTMを削除するわけではありません。

初回到達時の情報は、次の4通り

初回到達時の情報は、次の4通りに分けられます。

ここでは「UTMあり」をChatGPTを示す値がある状態、「Refererあり」をChatGPTを示す参照元がある状態とします。

到達URLのUTM 到達時のReferer 受け取り側で分かること
あり あり 両方の材料がある。GA4の最終分類は別途確認する
あり なし UTMを読み取れれば、流入元の識別材料になる
なし あり 参照元を使って識別できる余地がある
なし なし この2つの情報だけではChatGPT経由と識別できない

UTM付きURLをコピー・共有すると、UTMも引き継がれます。そのため、UTMは運用上の識別ラベルであり、クリック元の真正性を保証するものではありません。上の表は「取得した情報」の区分です。

サーバーログとGA4では扱いが違うこともある

 GA4のpage_referrerの既定値はdocument.referrer、page_locationの既定値はdocument.locationです。GA4がサーバーのアクセスログを直接読んで分類しているわけではありません。Google公式:設定リファレンス

調査では、リンクに書かれたURL、最初の到達URL、リダイレクト後のURL、ブラウザーが持つ参照元、GA4へ送った値を分けます。「URLにUTMが見えた」という確認だけでは、GA4での記録・分類まで検証したことになりません。

GA4のAI Assistant分類について

 Googleは2026年5月13日、認識済みAIサービスの参照元に対して、メディアai-assistant、キャンペーン(ai-assistant)を付与する計測を発表しました。Google公式更新履歴

現在の標準チャネル定義では、AI Assistantはメディアai-assistantに対応します。一方、Unassignedは、どのチャネル条件にも一致しなかった場合の値です。Google公式:標準チャネル

utm_source=chatgpt.comだけが届き、メディアが(not set)になるケースでは、参照元を識別できてもAI Assistantチャネルに入らない可能性があります。タグ付けによる未指定項目の扱いも踏まえ、utm_mediumの欠落を自動的にreferralで補ってくれるとは想定しないでください。Google公式:UTMと未指定値

このため、ChatGPT流入を確認するときは、「AI Assistantのみ」「Referralのみ」で絞り込まないでください。

調査詳細:過去の観測と数値

2025年:Web版の中でも動作は統一されていなかった

AhrefsのPatrick Stox氏は、遷移先のdocument.referrerを確認しています。有料アカウントの本文リンクにはnoreferrerがあり、無料アカウントの例にはありませんでした。

検索の引用リンクにも、参照元が送られるものと送られないものがあり、Deep Researchでは本文リンクと末尾Sourcesで違いが報告されています。Ahrefsの実測記事

この観測は、2026年10月がnoreferrerの初導入だったという説明を否定する材料になります。ただし、具体的な有料プラン、モデル、総試行数は示されていません。「有料なら常に参照元が送られない」とは判断できません。

2026年4月:利用環境ごとの観測

利用環境別の詳細は、後述の「補足:環境・リンク・プラン別に分かっていること」に掲載しています。WISLRの試験日は4月12日です。公開日は4月21日です。プラン・モデル・リンク種類・試行数などの条件が十分に開示されていないため、他の調査との差を、そのまま仕様変更とは判断できません。WISLR:Methodology

2026年10月:3つの調査・報告では、の分母が異なる

Profoundは、引用を含む収集回答のうち「UTM付きリンクが1本以上ある回答」の割合を、10月8日98%、9日75%、14日66%と報告しました。追加パネルを開いた先にタグが残る例もあります。収集した回答数や端末・アカウントの構成は、同記事では明らかにされていません。Profoundの調査

【条件付き観測】 Alohaの種別比較は、回答から収集したリンクの本数が分母です。Alohaの調査

リンク種別 10月2〜8日:UTMあり/対象数 10月11〜15日:UTMあり/対象数
Sources一覧 30,919/30,953(99.9%) 317/42,325(0.75%)
本文・段落の引用 94,376/94,491(99.9%) 341/72,721(0.5%)
商品カード 549/567(96.8%) 1/1,324(0.1%)

割合は原文の丸め方に従っています。同社は10月11日に収集プロバイダーを変更しており、リンク種別の分類方法も変更前後で異なります。

Cedric Huesler氏は、OpenAIから既知の不具合と回答を受けたと説明しています。15日9時PTには、数千ドメインにおけるタグ付きクリック数が前週同時刻の約95〜100%に戻ったとの報告です。同氏の公開投稿

同じ投稿のコメント欄には、無料・有料アカウントでまだ復旧を確認できないとの報告もあります。今回確認できたのは、本人の説明と公開観測です。

OpenAIによる直接の不具合説明や、全環境の修正完了の公式告知までは確認できていません。

これらの割合は分母も取得経路も違います。ProfoundとAlohaの結果を平均したり、片方を使って他方の誤りを断定したりはできません。「SourcesならUTMが残る」「商品カードならUTMが消える」と言えるわけではないのに注意。

補記:時差に注意

Huesler氏の記述を、当日の米国太平洋夏時間から日本時間へ換算すると次のようになります。

投稿に記載された観測 米国太平洋時間 日本時間
タグ停止を観測 10月8日14時ごろ 10月9日6時ごろ
修正の配信開始 10月15日2時ごろ 10月15日18時ごろ
回復水準を観測 10月15日9時 10月16日1時

出典:Huesler氏の時刻付き報告。各サイトで同時に切り替わったことを示すものではありません。日本時間のレポートには、この期間を調査対象の目安として注記し、自社データの変化点と照合してください。

補足:環境・リンク・プラン別に分かっていること

利用環境:Web・スマホアプリ・デスクトップでどう違うか

UTMはリンク先URLに付く流入元ラベル、Refererは移動時の参照元情報です。両方を別々に確認します。

利用環境 公開資料で確認できる挙動 現在の数字を読むときの扱い
PC Web 2026年4月の試験はUTMなし・Refererあり。一方、2025年には一部リンクでRefererなしの観測もある 「PC Webなら必ずRefererで分かる」とはしない
スマホWeb 2026年4月の試験はUTMあり・Refererあり 当時は両方が識別材料。10月も全リンクで同じ挙動かは未確認
iOS/Androidアプリ 2026年4月のモバイルアプリ試験はUTMあり・Refererなし UTMが欠けると識別材料を失う場合がある。OS別・開き方別の最新比較は未確認
Mac/Windowsアプリ 2026年4月の試験はUTMあり・Refererなし 現在の内蔵ブラウザーでの遷移に、過去の結果をそのまま適用しないほうがいい
デスクトップの内蔵ブラウザー 機能の存在は公式確認済み 経路別のUTM・Refererの最新挙動は未確認

根拠:条件付き観測のWISLR(2026年4月12日実測)、Ahrefs(2025年5月26日公開)。内蔵ブラウザーはOpenAI公式。この表は、過去の観測と現在の未確認範囲を並べたもので、全環境を本日実測した結果ではないです。

また、受け取り側の端末がスマホだと分かっても、それだけで「スマホWebのChatGPTから来た」「ChatGPTアプリから来た」とは判定できません。上の区分は挙動を比較するための条件であり、GA4で自動的にすべて区分できるという意味ではありません。

リンク・回答形式・プラン・モデル:どの違いが分かっているか

軸・条件 分かっていること 今の判断 根拠・観測時期
本文の通常リンク/検索の引用/Deep Research リンク種類によって参照元の有無が違う例がある 通常リンクの試験結果を、引用リンクなどへ広げない 条件付き観測:Ahrefs、2025年5月公開
Sources/商品カード/追加パネル 10月には欠落の報告がある一方、追加パネルにUTMが残る例も報告されている 「この種類なら必ず付く」という一覧は確定できない 条件付き観測:Profound、Aloha、2026年10月
Intelligent UIなどの回答形式 新しい表示形式の増加とUTM欠落が同時期に観測された 関連はあるが、因果関係や全表示形式への適用は未確定 条件付き観測:Profound、2026年10月
無料/有料プラン 2025年の一部本文リンクで差があった 「有料は計測不可、無料は計測可」を現在の仕様として扱わない 条件付き観測:Ahrefs
モデル モデルだけを変えた、条件のそろった比較は今回の資料では確認できない モデル名からUTM・Refererの動作を断定しない 未確認

 

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