配信日:2012年7月23日
先日、Googleのパンダ・アップデートが日本に入りました。
ダメージを受けた方もいれば、逆に順位が上がった方もいます。
あなたはどちらですか?
ダメージを受けた方は、なんとか回復を目指さなければいけません。今回ダメージを受けなかったとしても、安心はできません。
なぜなら、パンダ・アップデートは定期的にアップデートされてているからです。根本を押さえておかないと、いずれ引っかかってしまう可能性はあるんです。
そこで、今回と明日お送りする次回では「Googleで順位下落した無いために、まず行うべき事」を2回に分けてお伝えします。
前回の「号外」を見ていない方は、別途お読み下さい。かなりの方が読んでいます。(→ 号外メールはこちら)
※今回は、SEOにあまり詳しくない方むけに、
まず起こして頂きたいアクションについてのみ、お知らせします。
今押さえるべきは「ペンギン」と「パンダ」アップデート
今、パンダ・アップデートが注目されていますが、それとは別に、同じくらいのレベルで重要なものが「ペンギン・アップデート」です。
この2つは本当に要チェックです。この2つに対応することが、Googleでの順位下落を避けるために最も大切かつ有効なことです。
では、そもそもパンダアップデートとペンギンアップデートとは何か。そしてその前提として行って頂きたいことをお伝えします。
大前提:順位調査は必ず定期的に行なって下さい
「狙っているキーワードで毎日順位をチェックする」こと、行っていますか?行っていなければ、今日から始めて下さい。
なぜなら、順位チェックこそが、パンダ・アップデートにしてもペンギン・アップデートにしても、自分のサイトに何かが起こったか知る、一番早くて正確な手段だからです。
私はお客さまのものも入れると、1,500くらいのキーワードをチェックしています(SEO専業ではないので、少ないほうだと思いいます)
ソフトもありますし、オンラインサービスもあります。ソフトだとGRC、サービスは色々ありますので検索してみて下さい。Googleの順位がチェックできれば、後はなくても構いません。
検索エンジンマーケティングのツールとしてもとても便利なので、1つ持っておくことをおすすめ致します。
ペンギン・アップデートとパンダ・アップデートとは何か?
端的に言うと、
- パンダ :サイト内要因の品質が悪い時に順位を下げるアルゴリズム
- ペンギン:サイト外要因の品質が悪い時に順位を下げるアルゴリズム
です。もちろん、細かくはそれだけではないのですが、まずはこのように捉えると、分かりやすいと思います。
もう少し具体的に言うと
パンダは、サイトの中に
- 内容が似たようなコンテンツ
- メーカーの説明を引用したようなオリジナリティのないコンテンツ
- リンクやSNSでの反応がない、人気のないコンテンツ
があまりに多いと、サイト全体の評価を下げる。
ペンギンは、サイトの外から
- 品質の低いリンク集やページからたくさんリンクを受けている
- 明らかに人工的なリンクがたくさんある、例えばリンクのほとんどが、同じアンカーテキストである
といった場合、サイト全体の評価を下げる
といったイメージです。
「サイト内がパンダ」「サイト外がペンギン」
とも言えますね。
このように、2つのアルゴリズムアップデートは、性質がぜんぜん異なるものです。ここをまず押さえておいて下さいね。
明日は具体的に何を行うべきかを
ここまでで、概念や前提のお話をさせて頂きました。
次回は具体的な、まず押さえるべきポイントです。そちらは、こちらのメールを読むまではいったん読まないで下さいね、繋がっていますので(^_^
具体的な部分、突っ込んだところまででなければコメント差し上げられるかと思います。FacebookかGoogle+、ChatWorkでご一報下さい。
それでは本日は以上です!またメールしますね(^_^)
追伸:若年性アルツハイマーを扱っている某ドラマを毎週嫁と見ています。主人公の心境を考えると、ドラマとは言えやるせない気持ちになります。どういうエンディングになるんでしょうか…。
ちなみに1つ前のクールでは『リーガル・ハイ』が大好きでした(^_^)堺雅人の演技力はやっぱりすさまじいです。