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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。今回は、ネガティブな口コミにどう返信するべきかを、調査結果と現場感の両方から考えます。先に結論を言えば、ただ返信すれば良いわけではなく、相手が求めているものを返せるかどうかが分かれ目です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 口コミ返信の目的を、単なる謝罪ではなく接客姿勢の可視化として捉え直せる
- ネガティブでもポジティブでも、定型文が逆効果になりうる理由が分かる
- 実際の現場で返信文を考えるときの判断軸を持てる
口コミ対応の前提
口コミ対策は、お客さま本人だけに向けたものではありません。これから来店や依頼を検討する第三者が、その店はどんな接し方をするのかを読み取る場でもあります。つまり口コミ欄は、接客の可視化が起きる場所です。だから返信の有無や内容は、そのままお店の印象に繋がります。
今回紹介されていた調査でも、返事をしないより、返事の仕方によって好感度が上下する様子がかなりはっきり出ていました。
定型文が危ない理由
よくあるのが、社内調整のしやすさを優先して、どの口コミにも同じような文面を返す対応です。しかし、ネガティブな口コミに無機質なルール説明を返すと、見ている人には「ここは冷たい対応をする店かもしれない」と映ります。何も返さないのも良くありませんが、返せば何でもよいわけではありません。
さらに厄介なのは、ポジティブな口コミでも定型文が逆効果になりうる点です。高評価を書いた人は、ただ星を増やしたいのではなく、温度のある返しを期待していることが多い。そこへ事務的な一文だけを返すと、見ている側まで急に冷めてしまうんですよね。
返すべきもの
では何を返せばよいのか。私は、「相手が求めているものを返すこと」が基本だと整理していました。ネガティブな口コミなら、まずは不快な思いを認めること、そのうえで今後どうするのかを示すこと。ポジティブな口コミなら、評価への感謝だけでなく、その体験を共有してくれたことへの温かい反応を返すことです。
これは理想論というより、あくまで来店前の第三者に好印象を持ってもらうためのテクニックとして捉えるべきだという指摘も重要でした。現場では、お客さま側に問題があるケースもありますし、従業員の気持ちを無視して何でもへりくだるのが正解とは限りません。
実際の現場での落としどころ
だからこそ、口コミ返信は「誠意がある会社に見えるか」と「現場が持たないほど無理をさせていないか」の両方を見る必要があります。伸びしろを考えれば、基本は返した方がよい。ただし、社内事情を理由に定型文だけを量産するくらいなら、見直した方がいい場面もあります。
相手が何を求めているかを考える。その一手間が、口コミ欄を単なる火消しではなく、接客品質を伝える場に変えていきます。
まとめ:口コミ返信は相手の期待を読む
ネガティブな口コミへの返信は、謝るか黙るかの二択ではありません。大切なのは、見ている人がその返信から何を受け取るかです。無機質な説明や定型文は、ネガティブでもポジティブでも逆効果になりえます。口コミ欄を接客の延長線として捉え、相手が求めている反応を返す。それが実際の現場で使いやすい基本線です。
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