[23/02/20]Google公式「SEO会社・業者の選び方」を読み解く

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • SEO会社や担当者を選ぶときに見るべき軸
  • Google公式の内容を、中小企業の実際の現場に引き寄せて理解する視点
  • 依頼側にも準備が必要だという重要な前提

SEO会社の選び方は、意外と公式の形で語られることが少ない印象があります。ですがGoogleは、かなり前から「どうやってSEOの専門家を選ぶか」という動画を出しています。しかも内容は今でも十分通用します。ここで大切なのは、裏技や魔法のような施策を期待しないことです。SEOは黒魔術ではなく、積み上げ型の仕事です。

軸1:Googleの方向とずれていないか

最初の基準は、Googleの方向性を理解しているかどうかです。これは単にGoogleに従順かどうかではなく、ユーザーファーストを前提に考えているか、ということです。中小企業にとって重要なのは成功率であり、大きな失敗を避けることです。その意味では、Googleの公式ドキュメントや発信に沿って根拠を説明できる人の方が安心できます。

提案の理由を聞いたときに、Googleはこう言っている、その上で自社ではこう考える、と説明できるか。ここはかなり大きな分かれ目です。逆に、根拠が曖昧なまま強い言い切りだけが多い相手には注意が必要です。

軸2:SEOの外まで見えているか

SEOを真面目にやると、必ずビジネス全体の話にぶつかります。どのキーワードを狙うかだけではなく、そもそも何を売りたいのか、誰に選ばれたいのか、サイト全体のコンセプトは揃っているのか、そこまで見ないと成果が頭打ちになるからです。

だから、SEOの話しかしない人より、購買体験全体や事業の強みまで含めて話せる人の方が頼りになります。小手先の順位改善だけではなく、最終的な反応や商談につながる設計まで見てくれるか。ここを見落とすと、途中で打ち手がなくなります。

軸3:システムと対話できるか

今のSEOでは、技術面を避けて通れません。ステータスコード、リダイレクト、重複コンテンツ、表示速度、クローラーの扱い。細かな実装を全部自分で書ける必要はありませんが、少なくとも何が問題で、誰にどう依頼すべきかを理解している必要があります。

特に現場では、SEO担当とシステム担当がぶつかることがあります。そのときに一方的に理想論を押しつけるのではなく、実装負荷や既存システムの制約を理解した上で妥協点を探せるかが重要です。WordPressでも、独自開発でも、Shopifyのような制約の多い仕組みでも、現実に落とせる提案ができる人が強いです。

軸4:依頼側が動く覚悟を持てるか

Googleの動画で特に大事なのが最後の話です。改善の難関は、専門家の提案そのものではなく、企業側がそれを実行する時間と体制を作れるかにある、としています。これは本当にその通りです。SEOは丸投げでは動きません。社内で優先順位を上げる、決裁を通す、素材を出す、修正を進める。発注側が動かなければ、提案はそのまま止まります。

だから選ぶ側も、質問する権利を遠慮なく使うべきです。専門用語で丸め込もうとする相手は避ける。自社に伝わる言葉で説明してくれるかを見る。そこまで含めて、良いパートナーかどうかが分かります。

知名度だけで決めない

最後に押さえておきたいのは、名前の知られ方と実際の現場力は別だということです。啓蒙活動に強い人もいれば、実際の現場に強いのに表に出ない人もいます。有名だから安心、という判断だけで決めると外しやすくなります。実際にどんな質問にどう返すか、そこを見た方が確かです。

まとめ:選ぶ基準と、動く準備をセットで持つ

良いSEO会社や担当者を選ぶ基準は、裏技を知っているかではありません。Googleの方向を理解しているか、SEOの外まで見えているか、技術面と対話できるか、そして依頼側が一緒に動けるか。この4つがそろって初めて、SEOは前に進みます。選定の目を持つことと、自社の準備を整えること。その両方が欠かせません。

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