第90回:HP制作会社は不要な存在?!そんなことは全くない!(カゴヤ様2016セミナー部公開)

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 「ホームページ制作会社はもう不要だ」という考え方・方向性が、中小企業の現場感覚とは大きくずれている理由を理解できる。
  • まだ多くの企業がWebやITを自力では活用しきれておらず、最初の相談先として制作会社が重要であると整理できる。
  • 制作会社が疲弊すると、業界全体ではなく、支援を必要とする地域企業の側が困る構図が見えてくる。

制作会社不要論への違和感

この回は、セミナー音源の冒頭部分をもとにした内容です。そこでまずぶつけられているのが、「アメリカではもう制作会社なんてない」「日本でも時代遅れだから不要だ」という考え方・方向性への違和感です。現場で中小企業と接している感覚からすると、それはまったく違う。むしろ、ホームページを使って反響を得ようとするとき、最初のパートナーになるのは今でも制作会社だと語られます。

最初に相談される存在

中小企業や小規模事業者が、よしWebをやろうと思ったとき、いきなりシステム会社やコンサル会社へ行くケースは多くありません。まず思い浮かぶのは、「ホームページを作ってくれるところに相談しよう」という発想です。地域の商売であれば、地元の制作会社と組みたいという気持ちも強い。だから制作会社は、単にページを作る存在ではなく、Web活用の入口を担う存在でもあります。

まだ多くの企業は自走できない

番組内では、中小企業の実態を示す調査データにも触れられています。WebやITの活用について「自分たちでできる」と答えた企業は約3割で、それ以外は外部との協力や支援を必要としている、という紹介です。インハウス化や自動化が語られてきた時期があっても、現場ではまだ多くの会社が土俵に乗れていません。

支援の入口がなくなる怖さ

ここで制作会社が弱ってしまうと、困るのは制作会社だけではありません。Webに取り組みたいけれど、何から始めればよいか分からない企業が、最初の相談先を失ってしまうんですよね。とくに地域では、顔の見える制作会社の存在が支えになっている面があります。そこが疲弊すると、Web市場そのものが広がらなくなります。

縮小市場でも鍵を握る立場

一方で、制作業界が厳しいという話も率直に語られています。人材不足、価格下落、低価格サービスの増加、市場の縮小。そうした状況の中で、既に動いている企業の奪い合いになりやすい。しかし本来、制作会社には、その縮んでいる市場を広げる可能性があります。まだWeb活用に乗れていない企業を支え、成果を出せるようにする役割です。

奪い合いでなく土俵を広げる

いま業界の多くは、すでにWebに手を出している企業同士の間でお客さまを取り合っている状態だ、という見立てがあります。この構図のままでは、業界全体が細っていきます。だから必要なのは、いま土俵に乗っていない企業を新たに乗せることです。そこを支えられる網を全国に持っているのが制作会社だ、というのがこの回のお伝えしたいことです。

成果を出す力の強化が次の課題

もちろん、制作会社であればそれだけでよいわけではありません。お客さまの売上や成果にどう関わるか、新しいビジネスにどう対応するか、自社のサービスをどう育てるか。その課題が厳しくなっていることも、この回では前提として語られています。それでもなお、制作会社が必要だと言えるのは、支援の入口を担える存在だからです。

まとめ:制作会社は市場の入口を支える

ホームページ制作会社は古い、不要だ、という言い方は、中小企業の現場をかなり取りこぼしています。まだ多くの企業は自力でWeb活用を回せず、最初の一歩を一緒に踏み出せる相手を必要としています。その入口を担う制作会社が強くならなければ、市場は広がりません。制作会社の価値は、ページを作ること以上に、Web活用の土俵へ企業を乗せるところにあります。

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