第135回:2017年を振り返って…十大ニュース雑感雑談編

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 2017年は派手な激変よりも、地味だが後から効く変化が積み重なった年だった。
  • 検索、広告、情報流通のどこを見ても、信頼と安全を重く見る流れが強くなっている。
  • オンラインだけで完結する前提は崩れつつあり、音声、実店舗、チャットまで含めた接点設計が必要になっている。
  • こうした変化に振り回されないためには、社内に知見をためながら外部パートナーを使う姿勢が欠かせない。

派手さより正常進化の年

2017年を振り返ると、ものすごく分かりやすい大事件が続いた年というより、静かに前提が変わっていった年だったと言えます。モバイルファーストインデックスのように大きく騒がれたわりに本格展開が先送りされたものもありましたが、その一方で水面下では確実に流れが変わっていました。

肩すかしの裏で前提が動いた

一つひとつのニュースだけを見ると地味に見えても、検索の評価基準、広告の出し方、データの扱い方、ユーザーとの接点の持ち方は確実に変化しています。派手なニュースがないから大丈夫なのではなく、気づきにくい変化の積み重ねこそが次の一年を左右する、という捉え方が必要です。

信頼と安全が重くなった

健康アップデート、フェイクニュース対策、ブランドセーフティ、個人情報保護の流れは、どれも別の話題に見えて、実は同じ方向を向いています。それは、情報や広告を出す側の責任がこれまで以上に問われるようになったということです。

出せばよい時代ではなくなった

検索ではお金や健康に関わる領域の評価が厳しくなり、広告ではどこに出るかまで問われ、データ活用では小規模事業者でも個人情報保護を避けて通れなくなっています。便利なツールが増えるほど、雑に扱ったときの反動も大きくなります。信頼をどう作るかが、技術そのもの以上に重要になっています。

オンライン単独では足りない

スマートスピーカーの上陸、来店計測の進化、Amazonを含めた実店舗回帰の流れを見ても、オンラインだけで完結する時代という考え方・方向性はもう苦しいです。ネットは重要ですが、ネットだけでは足りません。

接点は音声と実店舗まで広がる

音声検索では一番手しか届かない場面が増え、店舗では体験や偶然の出会いが価値になります。地域ビジネスならなおさら、オフラインを削ってネットに寄せ切るのは危険です。オンラインとオフラインをどうつなぐか、そしてユーザーが即時性を求めるならチャットのような窓口をどう用意するかまで含めて考える必要があります。

社内に知見をためる

こうした変化をすべて外部任せで追いかけるのは難しいです。かといって、自社だけで全部を抱えるのも現実的ではありません。大事なのは、自分たちの中に最低限の判断軸や知見をためながら、必要なところで専門家と組むことです。

試しながら蓄積する姿勢

ニュースを読んで分かった気になるのではなく、無料のチャットツールを試す、社内で勉強会をする、オンラインとオフラインの担当者で意見交換する。そうした小さな実践の積み上げが、会社の資産になります。ジェネラリスト的に広く見渡しながら、必要なところで深く踏み込める体制を持つことが、これからはますます重要です。

まとめ:2018年を分けるのは積み上げ

2017年は、派手な事件の年というより、後から効いてくる変化が静かに積み上がった年でした。信頼、安全、接点の多様化という流れは、2018年以降さらに強くなるはずです。その中で差がつくのは、情報を追う会社ではなく、自分たちの中に知見をため、現場で試し、必要に応じて外部と組める会社です。

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