第142回:1年以上前まで遡れるようになった、新しい検索アナリティクスで、自然検索集客のボトルネックを探そう

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • Search Consoleの検索アナリティクスで16か月分のデータが見られるようになり、前年との比較がしやすくなった。
  • 自然検索の不調は、検索需要、表示回数、クリック数の三段階に分けて考えると原因が見えやすい。
  • 表示回数の低下とクリック率の低下では打ち手が違うため、混ぜて考えてはいけない。
  • サイトマップ送信だけで終わらせず、Search Consoleを集客診断の道具として使うべきである。

16か月のデータが見える意味は大きい

Search Consoleの検索アナリティクスは、以前よりずっと実際の現場で使いやすい道具になりました。大きいのは、過去3か月ではなく16か月までさかのぼって見られるようになったことです。これだけで、自然検索の変化をかなり冷静に見られるようになります。

前年同月で見られるようになった

検索キーワードには季節要因があります。2月を1月と比べても意味が薄いケースは多いですし、季節商品ならなおさらです。16か月見られるようになると、前年同月と比べて今どうなのかを見やすくなります。季節要因をある程度ならして見られるようになったことが、今回の改善の本当の価値です。

自然検索の不調は三段階で分ける

検索流入が減った時に、何となく順位が落ちたのだろう、競合が増えたのだろう、とまとめて考えてしまうと対策を外しやすくなります。まず分けるべきなのは、そもそもの検索需要が減ったのか、表示回数が減ったのか、クリック数が減ったのか、の三つです。

需要と表示回数とクリック数

検索需要が減っているなら、狙うキーワードの市場自体が縮んでいる可能性があります。表示回数が減っているなら、順位低下や検索結果画面の変化を疑うべきです。クリック数だけが落ちているなら、表示はされているのに選ばれなくなっているということなので、タイトルやディスクリプションの問題が濃くなります。この切り分けが最初の基本です。

表示回数が落ちた時の考え方・方向性

表示回数の減少は、単に順位が下がったケースもあれば、検索結果の見え方が変わったケースもあります。以前は普通に出ていたのに、地図や広告、別の要素が上に入ってきて、相対的に見えにくくなっていることもあります。

順位低下か検索結果面の変化か

この場合は、狙っているキーワード自体のトレンドをまず確認し、そのうえで表示回数の変化を見ます。需要が変わっていないのに表示回数だけが落ちているなら、順位回復のための施策なのか、検索結果の仕様変化に合わせた見直しなのかを考える必要があります。どこで見えなくなったのかを先に特定しないと、施策がぼやけます。

クリック数が落ちた時の考え方・方向性

表示回数は変わらないのにクリック数だけが減るのは、とてもよくあるパターンです。この時は、検索結果には出ているのに、他サイトへ流れているということです。つまり、選ばれ方の問題が起きています。

タイトルとディスクリプションを疑う

競合の打ち出しが強くなったのかもしれませんし、自社のタイトルやディスクリプションの引きが弱くなったのかもしれません。システム変更でディスクリプションの出し方が変わり、以前より魅力が落ちていることもあります。ここを見ずに順位の話だけしても、改善はずれやすいです。検索結果の一行一行が今のニーズに合っているかを見直す必要があります。

まとめ:ボトルネックを分けてから手を打つ

自然検索の集客を改善したい時に大切なのは、流入減をひとまとめにしないことです。検索需要なのか、表示回数なのか、クリック数なのか。まずボトルネックを分け、それぞれに合った手を打つ。その診断の起点として、16か月見られるようになった検索アナリティクスはとても強力です。Search Consoleを、単なる設定画面ではなく、集客改善のための実際の現場ツールとして使い倒したいところです。

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