第254回:1つの情報から得られる気づきやアイディアを3倍にする身近なフレームワークとは

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 一つのニュースや情報から得られる気づきを増やすには、考える範囲を広げる必要があると分かる。
  • その時に使いやすい枠組みとして、3Cを情報収集にも応用できると理解できる。
  • 自社だけでなく、顧客と競合までセットで考えることで、提案や商品づくりのヒントが増える。
  • 情報処理の力は才能ではなく、日々の訓練で鍛えられる感覚だと分かる。

自分ごとだけで情報を終わらせない

ニュースや出来事に触れた時、人はまず自分にどう影響するかを考えます。これは自然なことですし、間違いでもありません。ただ、仕事や会社の成長に活かしたいなら、そこだけで止めない方がよい。この回では、そのための枠組みとして3Cを情報収集に使う発想が紹介されています。

最初の反応は自社視点でよい

新しいツールや制度変更が出た時に、自分の仕事や部署、店舗、会社全体にどう影響するかを考えるのは出発点として自然です。導入したら何が楽になるか、運用はどう変わるか、今の仕組みで対応できるか。ここまでは多くの人が考えられます。

そこから先を考えるかで差が出る

問題は、その一歩先に進めるかどうかです。この回では、会社の中だけで終わらず、顧客と競合まで含めて考えることで、同じ情報から得られるアイデアの量も質も変わると語られています。つまり、ニュースを読む時点で視野の広げ方に差がつくということです。

顧客の変化を読む

3Cで次に見るべきなのはカスタマー、つまりお客さまです。あるニュースが出た時、自社にどう関係するかだけでなく、お客さまの内部や外部で何が変わるかを考えると、提案の切り口が一気に増えます。

顧客の内部環境まで想像する

たとえば経費精算の自動化や、カード明細だけで事務処理が認められる方向の話が出たとします。その時に、自社で便利になるかを考えるだけで終わらず、お客さまの経理部門や営業部門では何が起こるかを想像する。作業時間が減るのか、人の手が空くのか、例外処理はどうなるのか。そこまで見えると、ただのニュースが具体的な提案材料に変わります。

顧客への話し方も変わる

お客さまの側で起こる変化を考えられるようになると、営業やコンサルの入口も変わります。こういう制度変更があるので今のやり方を見直せそうですね、浮いた時間で別の業務へ人を回せそうですね、といった話ができるようになるからです。売り込みだけでなく、気づきを持っていくこと自体が信頼につながります。

競合の動きまで含めて考える

3Cの最後のCである競合まで考えると、ニュースの意味はさらに変わります。同じ情報でも、競合がどう受け止めてどう動くかを想像することで、市場全体の変化が見えやすくなります。

競合が先に動く分野を見逃さない

先ほどの経費精算の話で言えば、キャッシュレス対応やカード決済への対応を進める競合が増えれば、それに乗っていない会社は選ばれにくくなっていく可能性があります。大手が始めると浸透しやすいので、今は小さな変化に見えても、後から標準になることがあるからです。

静かな先回りがチャンスになる

競合の反応を見ながら、自社はどう動くかを考えると、まだ大きく知られていない段階で先回りしやすくなります。競合が不自然に打ち出しを変えた、新しいサービスを加えた、ホームページの訴求を動かした。そうした変化をニュースと結びつけて読むと、自社が拾えていないチャンスにも気づけます。

3Cで考える癖が情報の価値を変える

情報そのものの価値は同じでも、どこまで自分の中へ取り込めるかで得られるものは変わります。この回では、その広げ方の型として3Cを使えばよいと整理されています。

顧客目線と市場目線の訓練になる

一つのニュースについて、自社はどうか、お客さまはどうか、競合はどうかを順に考えるだけで、顧客目線や市場目線の訓練になります。新人教育にも使いやすいのは、この手順が比較的分かりやすいからです。

情報処理は筋力と同じ

情報の扱いが得意かどうかは、生まれつきの差だけではありません。この回では、筋力と同じで繰り返せば鍛えられるものだと語られています。最初は時間がかかっても、ニュースに触れるたびに3Cで考える習慣をつければ、自然と拾える示唆が増えていきます。

まとめ:3Cでニュースを資産に変える

一つの情報から得られる気づきやアイデアを増やしたいなら、自社への影響だけで終わらせず、顧客と競合までセットで考えることが重要です。3Cは本来戦略を考えるための枠組みですが、情報収集にもそのまま応用できます。ニュースを見るたびに、自社はどうか、お客さまはどうか、競合はどう動くかを考える。その習慣がつくと、同じ情報でも提案の質や打ち手の幅が大きく変わってきます。

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