第268回:売上が欲しいときこそ、自社のWeb販促が自己中心的になっていないかチェックが必要

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 売上が苦しい時期ほど、販促の乱れが会社の評判に直結しやすいと分かる。
  • 似た商品やサービスが多い今は、商品そのものだけでなく、会社への印象が価値にまとわりつくと整理できる。
  • 危ないのは誇大な表現だけでなく、代理店や配布先への丸投げで何が出ているか把握していない状態だと分かる。
  • 短期の反応を取りに行く前に、何がまずい表現かを知り、確認体制を作ることが必要だと見えてくる。

売上が欲しい時期ほど会社の印象が残る

この回では、厳しい状況の中で売上を作りたい気持ちはよく分かるとしたうえで、それでも販促が自己中心的になっていないかを見直す必要があると語られています。なぜなら、今は商品やサービスだけでなく、それを出している会社の印象まで含めて選ばれる時代だからです。

似たものが多いほど会社の評判で選ばれる

判断材料が多すぎる今、お客さまは簡略化した基準で選びます。そのとき効いてくるのが、この会社は感じがいい、この会社は何となく怪しい、といった会社単位の印象です。プライベートブランドやD2Cのように、出し手そのものへの信頼が価値に乗る流れが強くなっているのも、その延長線上にあります。

今ついた悪印象はあとまで残る

コロナ禍のような厳しい局面では、強い表現や乱暴な売り方に寄りたくなります。けれど、その時に「またこの会社か」「なんだか嫌だな」と思われてしまうと、その印象は落ち着いたあとも残ります。今をしのぐための販促が、あとで大きなブレーキになるというのが、この回の大きな問題提起です。

苦情が増える時代に何が見られているか

この回では、JAROのレポートをきっかけに、実際に広告への苦情や相談が増えている状況にも触れています。ここで大事なのは、特定の業界だけの問題と切り離さないことです。

表示と表現の両方が見られている

見られているのは、何を書くかだけではありません。虚偽や過大と受け取られる表示はもちろん、どう見せるかという表現もチェックされます。飲むだけでみるみる痩せる、今だけ格安、初回だけのような強い訴求は分かりやすい例ですが、問題はそれほど露骨なものだけではありません。

健康やお金以外でも油断できない

医療、健康食品、お金まわりは特に注意が必要ですが、それ以外の業界でも無関係ではありません。何がまずいかを知らないまま、昔から使っている表現だから大丈夫、少しだけなら平気だろう、と流してしまうことが危ないのです。まずはダメなラインを知ることが先になります。

丸投げが一番危ない

この回で特に警戒されているのが、チラシやネット広告を外部へ任せきりにして、自社では何が行われているか把握していない状態です。

代理店や配布先が何をしているかを知る

反応を増やしたい側には、どうしても強い表現へ寄る誘惑があります。だから、オフラインのチラシでも、オンラインのバナーやアフィリエイトでも、制作や配布を依頼している先が何を出しているのかを見ていないのは危険です。自社が知らないところで、評判を落とす表現が流れているかもしれません。

確認しづらい広告ほど傷が深くなる

チラシのように一瞬で消えるものや、インフィード広告やアフィリエイトのように表示場所が追いづらいものほど、本人が気づきにくいまま進みます。さらに、配布の現場でグレーなやり方が使われることもあります。見えにくいからこそ、任せたままでよいとは考えない方がよいというのが、この回の実際の現場的な警告です。

まとめ:短期の反応より、長く残る信用を守る

売上が欲しい時期ほど、表現は強くなり、外部への丸投げも起きやすくなります。けれど今は、商品より前に会社への印象で選ばれる場面が増えています。だから、怪しい表現やグレーな配布方法で短期の反応を取りに行くと、あとで信用の傷として返ってきます。何がまずいかを知り、自社が出しているものと委託先の動きを確認する。その地味なチェックこそが、未来の販促を守ります。

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