第4回:FAQって本当にその見せ方でいいの?

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • FAQは、短く答えを並べるだけの補助ページではなく、見込み客との最初の会話にできる。
  • 一つひとつの質問を深く掘ることで、相手の理解と納得を前に進められる。
  • FAQは価格競争を避け、自社を選ぶ判断基準を渡すためのコンテンツになりうる。

FAQは隠れたキラーコンテンツ

この回では、FAQをただの補足ページとして見る発想が崩されます。会社概要が思いのほか見られる時代になっているのと同じで、FAQもまた、見込み客が強く気にする場所です。誰が提供しているのか、どんな不安にどう答えてくれるのか。それを確かめるために、FAQは意外なほど使われています。

質問が集まる場所には期待も集まる

よくある質問のページを見る人は、自分の疑問だけでなく「他の人はどこで悩むのか」まで知ろうとしています。だからFAQは、単なる一覧表ではなく、見込み客の関心が濃い場所として扱う必要があります。

短い回答で終えるもったいなさ

FAQを一問一答の短いリストで済ませるのは、電話で問い合わせを受けたのに答えだけ伝えてすぐ切るのに近い、というのがこの回の感覚です。実際の電話なら、相手の状況を聞き、気づいていない論点を補い、何を基準に判断すべきかまで話を進めるはずです。

FAQは会話の入口

質問に答えること自体が目的ではありません。その質問をきっかけに、相手の関心を深め、ニーズを熟させ、こちらが持っている専門性を伝える。FAQも同じ発想で作るべきだ、というのがこの回のお伝えしたいことです。

一問一ページで掘り下げる発想

この考え方を強く示す例として、住宅向けプール販売の会社が挙げられています。価格差の理由、設置時の注意点、失うものと得るものまで、一つの質問に対して長い記事で答える。そこでは、質問への短い返答ではなく、そのテーマを判断できるだけの材料が丸ごと渡されています。

詳しく書くほど自分で判断できる

「詳しくはお問い合わせください」とだけ書かれたサイトより、知りたいことが先回りして詳しく書かれているサイトの方が選ばれやすい。いまのお客さんは、購買のかなり直前まで営業と話したがらないことも多いからです。だからWeb上で判断できる材料をどこまで出せるかが重要になります。

判断基準を渡すことが価値になる

FAQを厚くする最大の意味は、相手に判断基準を渡せることです。見込み客は、自分が何を基準に選べばよいかをはっきり持っていないことが少なくありません。そのままだと、比較の軸は価格や納期だけになりやすく、商売が消耗戦に近づきます。

自社に合う顧客を集めるための導線

FAQの中で、選び方のポイントや注意点、見落としやすい論点まで伝えれば、相手はより良い判断ができるようになります。その結果として、自社の良さが伝わり、自社に合うお客さんが集まりやすくなる。無理に誘導するのではなく、適切な判断を助けることが、結果的に強い集客につながります。

固定観念を外して作り直す

「FAQとは短い一覧である」という思い込みを外せるかどうかが分かれ目です。よくある質問を作るだけでも意味はありますが、本当に効かせるなら、その先にある不安や疑問まで含めて書き切る必要があります。答えだけで終えず、二歩先まで読む。そこまでやって初めて、FAQは強いコンテンツになります。

まとめ:FAQを会話の起点に変える

FAQは、質問に短く答えるためのページではありません。見込み客との会話を始め、相手の理解を深め、選ぶ基準まで渡すための起点です。一問一答の形に縛られず、一つの質問を一つのコンテンツとして掘り下げる。その発想に切り替えるだけで、FAQは隠れたキラーコンテンツから、本当に成果を生むページへ変わっていきます。

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