第87回:情報は本来無料ではない、裏の意図を考えよう

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • Web上の情報が増えるほど、技術知識以上に「情報を見極める力」が重要になる理由を整理できる。
  • 無料で公開されている情報にも必ず意図があり、その意図を読むことが判断の第一歩だと分かる。
  • 複数情報を比較しながら裏を取る習慣が、将来の失敗や無駄な投資を減らす土台になると理解できる。

情報が増えるほど土台になる力

WebやITの世界は、いまや情報があふれています。同じテーマでも、こちらのページとあちらのページで書いてあることが違う、ということは珍しくありません。この回で強く語られているのは、そういう環境だからこそ、技術そのものより前に、情報を集めて処理し、どこまで信じるかを判断する力が必要だということです。

技術より先に情報を扱う力

HTMLやWordPress、デザインやプログラミングのような技術は、ある程度は個別に学べます。しかし、どの情報源を信頼し、何を採用し、何を保留にするかという力は、あとから急に身につくものではありません。だからこそ、自分でWeb活用を進める人にも、新人を育てる立場の人にも、この力を早い段階で鍛えておいたほうがよいという話になります。

無料の情報にある意図

この回の中心にあるのが、「情報は本来無料ではない」という視点です。本であればお金がかかり、人に聞くにも時間や労力がかかる。それが、なぜ検索すれば簡単に出てくる形で公開されているのか。そこを考えるだけで、情報の見え方はかなり変わります。

Whyを先に置く

情報発信には、必ず受け手に起こしてほしい行動があります。それ自体は悪いことではありません。たとえば発信者にとっては、自社の実力を知ってもらう宣伝かもしれませんし、媒体価値を上げて広告収入につなげたいのかもしれません。個人ブログなら、転職や評価、権威づけにつながることもあります。だからこそ、何が正しいかを考える前に、「なぜこの人はこれを出しているのか」を問うことが入口になります。

強く勧める情報ほど裏を取る

とくに注意すべきなのは、受け手を強くあおり、すぐ行動させようとする情報です。読んだ瞬間に「やらなきゃ」と思わせるものほど、いったん立ち止まって意図を考えたほうがよい。ひとつの情報に飛びつくのではなく、似たテーマを扱う発信を10個ほど並べて見比べるくらいの姿勢が、現実的な防御になります。

比較で見えてくる「かたより」

最初は専門用語も多く、何を基準に見ればよいか分かりにくいはずです。それでも、複数の発信を見比べていると、妙に行動を迫る人や、どこか話が極端な人が少しずつ見えてきます。こうした比較と裏取りを習慣にすると、情報に対する態度も処理速度も上がり、「この人は信頼しやすい」「この人は少し慎重に見たほうがよい」という感覚が育っていきます。

疑いすぎず前に進む

もちろん、すべてを疑っていたら何も決められません。この回でも、最後は自分である程度リスクを背負って進むしかないと語られています。ただ、その前に最低限のフィルタを持っているかどうかで、怪しい話に乗ってしまう確率も、あとから「別のものにしておけばよかった」と悔やむ確率も大きく変わります。とくに意思決定者や評価担当者にとっては、この姿勢そのものが仕事の一部です。

まとめ:無料に見える情報の値札を読む

Web上の情報は便利ですが、無料に見えるからといって、何の意図もなく置かれているわけではありません。だから大事なのは、内容だけでなく、その情報がなぜ発信されているかまで含めて読むことです。発信の裏にある目的を考え、複数の情報を比較し、確からしいものを選ぶ。この習慣が、技術を学ぶ前段の土台になり、将来の失敗や遠回りを確実に減らしてくれるんです。

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