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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
このPodcast/書き起こしで得られること(要点)
- 身動きが取りづらい時期は、短期施策よりも後で効くコンテンツ資産づくりに向いている。
- 作るべきなのはサジェスト埋めの記事ではなく、営業や商談の現場に眠る自社ならではの知見である。
- ホームページは公開して終わりではなく、フィードバックと改善の循環で育っていく。
- 余白が生まれた今こそ、コンテンツだけでなく会社のコンセプトまで見直す価値がある。
今やるべきは未来に残る種まき
身動きが取りづらい時期ほど、短期で当てにいく施策は打ちづらくなります。広告の最適化をしても、そもそもの需要が止まっていれば効果が読みにくい。だから今回のお伝えしたいことは、今やるべきは、在宅でも進められて、あとで資産になるコンテンツづくりです。
リモートで進められ、後から効いてくる
コンテンツは、今すぐ売上を立てるためだけのものではありません。あとで世の中が動き出した時に、自社を見つけてもらい、理解してもらい、相談しやすくする土台になります。しかも制作そのものは遠隔でも進めやすい。だから、今の制約に比較的合っている施策だというわけです。
手応えが精神面も支える
厳しい時期は、何もできない感覚がいちばんつらい。だからこそ、将来に向けて積み上がるものを作り、アクセスや滞在時間、見られる動画が少しずつ増える手応えを持つことに意味があります。空いた時間をただやり過ごすのではなく、後で効く種をまくことで、次に跳ねる準備ができます。
外向きのキーワード集めより、内側の知見
では何を作るか。ここで安易に走りやすいのが、サジェストワードを片っ端から拾って記事にするやり方です。けれど、この回ではそこに慎重でした。理由は、競争が激しく、真似もしやすく、自社らしさが残りにくいからです。
サジェスト網羅は続く価値になりにくい
誰でも思いつくキーワードは、結局みんなが同じ土俵に立ちます。大きなサイトやマーケティングが強い会社と真正面からぶつかれば、後発が勝ち切るのは簡単ではありません。似たような比較記事やランキングが並びやすく、読まれても印象が残りにくいのも弱点です。
営業や商談の現場に、出すべきネタが眠っている
むしろ掘り起こすべきなのは、問い合わせ前に知っておいてもらえたら話が早いこと、電話やメールの前に理解しておいてほしいこと、出した資料の中で反応がよかったことです。営業や現場が持っている知見を吸い上げ、それを先回りしてコンテンツにする。このやり方なら、自社らしい情報になりやすく、他社にも真似されにくい。文字と画像だけでなく、動画、インタビュー、社内に眠っているデータも素材になります。
タイトルや細かなキーワードは後から整えられても、肝心の中身は社内からしか出てきません。だからこそ、この時期は外の流行語を追うより、自社の中にある材料を形にする方が価値が残ります。
ホームページは新陳代謝で育つ
ここで重要なのが、ホームページを公開して終わりの置き物にしないことです。情報を出して終わりではなく、反応を受け取り、また直す。その循環がないと、ホームページはすぐに弱くなります。
フィードバックの流れを作る
本当は商談や対話の中で「どこが気になったか」を拾うのが理想ですが、今はそれが難しい場面もあります。だから社内資料、電話口の声、担当者の違和感、部署ごとの気づきでもいい。そこから「こういう説明が足りない」「ここは見られているらしい」「この情報があれば話が早い」といった材料を集め、ページや記事に反映していくことが大切です。
データだけでは足りない
アクセス解析ももちろん参考になりますが、中小企業のサイトは母数がそこまで大きくないことも多く、数字だけで判断しきれない場面が出てきます。人気があるように見えても、それが見込み客の反応とは限りません。だからこそ、現場の実感とホームページ改善をつなぐ仕組みを持つことが、今後の強さになります。
余白がある今こそ、コンセプトまで見直す
もし少し余力があるなら、コンテンツ制作だけで終わらせず、さらに一段上まで考えたいところです。つまり、自分たちは何を世の中に提供したい会社なのか、数年後にどうありたいのか、というコンセプトの見直しです。
5年後から逆算すると、出すべき内容が変わる
今の延長線だけで考えるのではなく、1年後、3年後、5年後にどんな価値を出す会社でいたいのかを置く。そこから逆算すると、本来どんなコンテンツを増やすべきか、どんな見せ方に変えるべきか、普段使っている資料まで含めて見直す方向が見えてきます。
忙しい平時にはやりにくいことを進める
こうした整理は、普段の業務がボトルネックになっている時ほど後回しになりがちです。だから今は、単に空いた時間を埋めるのではなく、平常時にやりたくてもやれなかった土台づくりに使う価値があります。コンテンツを作る力も、会社の考えを言語化する力も、この先ずっと残る資産です。
まとめ:今は当てにいくより、積み上げる時期
身動きが取りづらい時に向いているのは、その場しのぎの打ち手ではなく、あとで効くコンテンツとその制作体制を育てることです。ネタは外の流行語ではなく、自社の現場や顧客接点の中にあります。そしてホームページは、出して終わりではなく、反応を拾って育てるものです。できればその一歩先として、自社のコンセプトまで見直す。今の種まきが、動けるようになった時の飛び出し方を変えてくれるんです。
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